【タミル料理】 バナナの葉のミールス   クアラルンプール | 世界の食卓  グルメ探求の旅

世界の食卓  グルメ探求の旅

エアラインスタッフの食べ歩き日記

ミールス(南インドの定食)


多民族国家マレーシアでは食文化も多様です。

ちなみに人種構成はマレー系(先住民族を含む)62.4%、中国系26.6%、インド系7.5%*

(*2000年 外務省データ)となっており、インド料理も本場と変わらないものが食べ

られます。


ということで、2日目のランチはクアラルンプール最大のヒンドゥー教寺院である

スリ・マハマリアマンの裏にある南インド・タミル料理を提供する

大衆食堂を訪れました。


参拝を終えたインド人客でごった返す店内で食べる庶民的なミールスは極上!!

テーブルの上に敷かれたバナナの葉の上に店員さんがどんどん盛っていく

スタイルです。


もちろん本国と同じくミールスは時間無制限の食べ放題

ビュッフェではなく、その日のメニューが決まっていて、カレーやご飯が

なくなると店員さんがテーブルに来て足してくれる形式です。

(バナナの葉を閉じるまで追加にやってきます。満腹になったら葉を閉じましょう)


m1
ご飯にかけられたマラバル・フィッシュカレー


まずは「ベジタリアン? ノン・ベジタリアン?」と聞かれます。

せっかくなので私はノンベジ、奥さんはベジタリアンにしました。


そしてご飯にかけるメインを聞かれます。私はフィッシュカレー、奥さんはダールカレー

を注文。フィッシュカレーは南インド独特の爽快さっぱりの汁っぽいカレーに魚のダシが

効いてとっても奥深い味。タマリンドの酸味やココナッツの甘みが南インドのカレーの

特徴の一つです。オイルも控えめで実にヘルシー!


m2 m3

(左)バナナの葉に店員さんがおかずを盛っていくところ

   自分のテーブルで盛り付けてくれるところが楽しい!


(右)奥さんの注文したダールカレー(豆カレー)

m4 m5
(左)オクラのポリヤル   付け合せではこれが一番美味でした。


(右)もやしの香辛料炒めと酸っぱいマンゴーのアチャール(漬物)

   

m6 m7
(左)ラッシースイートソルティーから選べます。今日は二人ともスイートで。


(右)フライドチキンを追加注文 タンドリーチキンやティッカではなく、普通のフライドチキン

  ですが、味付けは南インド。かなりスパイシーです。


my5
二人のミールス全景。


この食堂はミールス以外にもいろんな南インド料理メニューがあり、他の人が食べている

のをそっと観察してみるのも楽しいです。ドーサなどの軽食類も注文できます。

m8 m9
(左)右手の指先で食べるのが基本。この食堂ではスプーンなどは出てきません。

(右)パパド(豆で作ったインドの煎餅風のもの)

この後、サンバルをご飯にかけてもらいました。


食べ終わったらバナナの葉を半分に畳むとウエイターがお会計に来ます。

食べ放題ミールスにラッシーやチキンをつけて一人約240円という安さ!



ビュッフェやアラカルトもあります



m10 m11
(左)ノンベジ・ビュッフェ  マトンやチキン、フィッシュのカレーや焼き物系が豊富です。

                 皆さん食べきれないほどの山盛り。。。


(右)インドの揚げ物系スイーツも豊富です。


m12 m13
(左)英語とタミル語が併記された店の看板

(右)サンバルをお代わりするところ。


m14 m15
ヒンドゥー教寺院 スリ・マハマリアマンでの礼拝風景


*****************************
VINNI JEYAA BANANA LEAF CURRY HOUSE

(南インド・タミル料理)


No,80 GrD Fir, Hang Kasturi 50000, Kuala Lumpur

セントラル・マーケットから徒歩5分