5話見て思ったのは、原作3巻を6話でやるのはやっぱり足りないですね。


せめて全8話なら、後半の展開がもう少し自然だったかも。


今回は、最終回前の言わばため回。


当たり前のようにお約束で別れますので、とりあえず、今回は宮田の受としての素晴らしさを語りたいと思います。


大抵BLドラマで人気出やすいのは、どうしたって攻めのほう。

 

攻めの俳優のほうが長身でイケメンの子がキャスティングされやすいのと、ストーリー的にも少し有利というか。かっこよく口説いて落とそうとするし、受を守ってくれること多し。


「美しい彼」の清居みたいに、受が圧倒的な美貌でぶん殴ってきて人気爆発する作品は、わりと珍しいです。


ですが、この恋二度。


の宮田が瞳孔ひらくレベルで素晴らしい。


ありがとう、ランペ!


長谷川慎氏を世に送り出してくれて感謝。


BLドラマを見続けていると直面する、「受が女の子みたいな可愛さで萌えられない問題」(長い)。


いや確かに、BL漫画でも華奢で可愛い受、多いですよ。流行りなのか、もはや定番なのか。


西田東みたいな男臭いBLは、もうあんまり読まれないのか…?私はいつでもwelcomeだけどね!


可愛いのが駄目なのではなく、女の子の代替に見えるのが物足りないという話です。BとBがLOVEするBLなら、より対等さが欲しい。


そこへきて、この宮田くんですよ。


体格良いし、口悪いし、腕の筋肉が明らかに職業的に鍛えている人のそれ。でも可愛い。


キャイキャイ絡んでくる当て馬にはビシッとキレて、仕事は副編に昇格するくらいこなす。そして可愛い。


苛ついてようが、機嫌悪かろうが、浮かれていようが可愛い。なお、女優より美肌。


……理想の受じゃね??


男として女子から惚れられそうなイケメン部分がちゃんとありつつ、受としての透明感と可愛さを常にキープ。このバランス難しいですよ。


しかもこの方、「主人公」で圧倒的な攻め感のある勇次郎役やってますからね。相手役の小野寺さんが細かったから、余計に妙な生々しさあって良かった。


攻めから受への華麗なる転換。


BLの才能ありすぎ。


あっさりめの美形なのに、わかりやすいスイーツドラマにはあまり出ないで「シガテラ」とかBLを2回やらせているあたり、事務所の売り方の方向性が正しいと言わざるを得ない。LDH有能。


こういうイケメンは、スイーツ系で二軍感ある女子と絡んだところで、意外とハマらないんだよ!覚えておこうな!


令和の今、「ライチ☆光クラブ」が実写化されたら、おそらくキャスティングされるに違いない。いや、古川雄輝の映画も結構好きだけど。



 

 



それはそうと、宮田の後輩の編集者、どこかで見た顔だなと思ったら、ドラマ版hisの亜子ちゃんだった。すっかり大人になってる!


hisは映画より、青春の1ページを切り取ったドラマのほうが好きでした。あの淡い海辺の景色と共に、たまに見返したくなる作品。


宮田のナヨッとしていない気の強さとがっしり体型、なおかつ攻めに溺愛されるのも納得の意固地な可愛さが絶妙で、久々にスマッシュヒットな受です。


相手役の呂敏さんが、これまた良い攻めで。


1話で脱落したNetflixのオオカミちゃん、ちゃんと見てみようかな。


もっとアラサーの俳優、BLに呼び込んで欲しい。こういうBLで一気に輝く俳優を見ると、嬉しいものです。


椙本はあれだな、昔のBL漫画によくいた、全身から自信みなぎる金持ち男の匂いがして、なっつい…てなりましたよ。


いよいよ来週は最終回。


ドラマイズム、もうちょい話数くれ。



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