読了!
『食べるとはどういうことか』
~世界の見方が変わる三つの質問~
藤原辰史
発達のんびり育児をしている方なら分かってくれると思いますが、
どうしても読書をするときって「答えを見つける」作業になりがち。
この本は、久々に「考える種をまく」読書をした、と思った一冊。
育児とは直接は関係ないですが、
食べることって生きること。
生きていくうえで考えなくちゃいけないこと、
というか、
考えた方が人生面白いな、という議論がこの本の中で交わされています。
「いままで食べた中で一番おいしかったものは?」
という問いかけから始まる、食の哲学の本。
「哲学」と聞くと、難しそうですが、
10代の子たち(12~18歳までの8人)とフジハラ先生による座談会の様子をまとめてあるので、
スラスラ読みやすくって、あっという間に読み終えました。
私が特に面白いと思ったのは、
「食べる」とはどこまで「食べる」なのか、というお話。
飲み込んだらそれでおしまい?
いやいや、胃袋に入ってからも食べ物はまだ存在している。
体内をぐるぐる回って、栄養を吸い取られて、
残ったものはトイレへダイブ!
下水の旅に出た後は、海や土に戻って、そこからまた微生物が発生して…
という循環の中にいる。
つまり…ずっと食べ物ってこと??
いや、ただ私たちの体内を通過しただけであって、「食べてない」んじゃないか?
哲学!!!!て感じですねw
食べることって毎日欠かさずに行っているのに、
深く考えたことなんてなかった。
3食、何を作るか。
子どもになにを食べさせようか。
そんなことばかりに気を取られていたなー。
まずは、
いままで食べた中で一番おいしかったものってなんだろう?って
考えてみようと思います。
みなさんは、
「いままで食べた中で一番おいしかったもの」
なんですか???
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