さて大型魚探NBT社さんのモニター
少し話題になってきてますので個人的な意見を
JB TOP50 開幕戦七色ダムでは、福島選手のを16インチから22インチにアップグレード実施
22インチは大迫力モニター
16インチ搭載写真
写真元:福島健選手SNSより
さてこのNBTを運用するに際しては注意ポイントも見えてきました
まず「強度」と「スペース」です
取付艇の強度は物凄く大切
あと一般的にモニター→魚探架台→魚探マウント→船体の順に繋がりますが魚探マウントは非常に重要
16インチ:4.5kg
22インチ:7.5kg
当たり前ですが、そこそこ重いです
NBTマリンの純正架台も板厚みあるので、そこそこの重さがあります
ましてや高さ方向が上がるので、単にモニターの重さ以上に「持ち重り感」があるので、魚探マウントにも強度と「船体への固定方法」に注意が必要です
魚探マウント
船体へタッピングスクリューで固定が多いですが、そこは場合によりナットを使える仕様を推奨します
また船体側への負担もあるので、裏板当てたりなどの配慮も無いと船体側に大きなダメージが起こる可能性もあります
あと1番大切なこと
前方の視界確保
私的にはこんな感じでいつも高さ測定
大凡フロント部分から何センチ以内なら、まーなんとかOK合格かな!な、数値を個人的に決めてます
これは沢山のボードを走らせている経験からきた数値なんですが、アメリカでも立木や鳥を交わすためです
実は霞ヶ浦でテストしてると鳥とボラが危険です
高速走行で跳ねたボラがフロント魚探に直撃したら、どうなるか?を想定した取付必要だな!でした
避けたいけど経験したら理解できます(笑)
鳥も危険です・・・
この辺りを考慮した取付をして是非大型画面を導入もすれば、良いかと思ってます
ここからは超私的な意見
バスボートは基本的にFRPとよばれる樹脂材料で製造されています
・どのクラスのレジンを採用してるか?
・製造方法は?積層式、真空引式など
・設計構想段階で魚探仕様をどの程度想定してるか?
これにより、物理的に装着できる?できない?ではなく「実用できる?できない?」の話しとなります
これはコンソールに大型魚探を2枚搭載したコンソール取付部分の写真です
コンソールがガタガタになり、その修理で入庫した船にて撮影しましたが、ここまで来ると強度がどうとかこうとか以上に負担をかけすぎているって事があります
フロントに3枚搭載すると波感覚や形状が見えにくいから、操船をミスると波の谷間に落ちたり刺さったりします
単に視界が、遮られてる場合と
バウが重すぎてリアが軽すぎる事が起因してる事が多いです
バウ→いわゆる全部乗せ
リア→リチウム複数で軽量化の傾向あり
大型魚探搭載&リチウム複数乗せは、全体バランスを考慮した仕様が大切です
あと実際船体に穴開けすると、この船硬いな!この場所硬いな!は、あります
真空引き仕様の船は基本的に硬い事が多いです
積層式はそれと比較すると柔らかいです
メーカーにより積層式と真空引き仕様をミックスそている船もあります
積層式はタワむ?のか、乗り心地は私的には好きです
特に荒れ天候時にはドライビングフィールとしては個人的にかなり好きです
でも間違いなく大型魚探を複数台搭載するには、積層式よりは真空引き仕様の方が強度でる事が多いので安心です
だだし硬い分、穴開け作業でズボラすると後々変なダメージが発生してきたりとか・・・
とにかく大型魚探搭載の船を実際に自分保有してる船に自分でリギングして走らせてるメカニックさんやボードディーラーのスタッフさんが実際にほとんどいないか、作業場で綺麗に見えて納艇しても、のちのち起こる事を想定はできても「経験」できないのが実情
わたしの場合は、よくもわるくも契約選手艇に色々と装着して実用や同乗操船を数多く経験できる環境にいてるので、多少はアドバンテージあるかと思ってます
実際にこうやってNBTマリンの16インチを搭載作業をして、使いやすいや見やすいを決めています
想定外の荷重や衝撃が加わるので、ほんと壊す前に念には念を入れるレベルで取付作業をする必要があります
ですので、装着したい!は、実艇を実際に見て装着できるできないではなく「実用性」を重視が大切です
いつでもSDG Marineだと数名魚探取付は、私が直々にレクチャーしたスタッフが、常駐してますのでお任せください