柏健工場 工場長ブログ

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国内外をウロウロ
週末は、琵琶湖バス釣り&バイクレース

いよいよ明日から走行開始となります全日本ロードレース選手権の開幕戦


SDG昭和電機グループがサポートするライダーラインナップリスト


ここから5人が出場予定


巷では、どーすれば全日本ロードレース選手権が盛り上がるのか?なんて、話題を目にする事が多い


そんな話題に敢えて切り込みをしてみます


あくまでオートバイ業界に属していない一般企業でありながらスポンサー活動している企業のトップ

自身もオートバイ乗るしレースも出た事ある


そんな立場から、敢えて以下を発信してみます

あくまで主眼で感じているまんまなので事実かどうか?は、解らない事も含んでますのでご了承をお願いします


【現状での私的な意見(感じてる事)】

全日本ロードレース選手権が盛り上がるとは思えない


その最大の理由がコレ

各サーキットが持ち回りで運営というか主催しており、興行としての営利団体が管轄していないから


これはアジアロードレース選手権だとマレーシアのTwo Wheelが興行元として企業の営利目的で各国を転戦する形でレースを開催している


またアジアロードレース選手権でも当然観客にサーキットに来ていただいて入場料を支払ってくれて利益に繋がるのは狙っているが、それ以上に「Live」中継に目を向けている事


究極だとMoto GPはLiveで閲覧/観戦するには一年間で150€だったかな?それくらいの費用が必要となってくる


アジアロードレース選手権はYouTubeで無料配信している


私がアジアロードレース選手権に実際に行き出してから感じてること


それはイベント開催をしてあくまでもそこはステージであり、そのステージに出ている事実や結果を、あなた方の営業活動に使ってください


主催者側としては、あくまでも皆さんのプロモーションする機会の器として用意しますからね


そんな気がしてならない

あくまでコレは私自身の感じている事


これはアメリカのバスフィッシングトーナメントもある意味同じ感覚です


賞金は確かに大切だけど、それ以上にそこで良い成績をおさめる事ができた既成事実をビジネスに繋げてくださいね!的なイメージです


例えばトーナメントで優勝したら、使用ルアーやタックルを拡販するネタに貴方が使ってください!の意味です


あくまでコレは私自身が感じてることです、全日本ロードレース選手権で走ってるライダーやチームの皆さんには申し訳ないけど、スポンサーがレース参戦の事実や結果を自らの営業活動/企業活動に如何に活かしてるか?活用してるか?ではないでしょうか?


極論的な意見になるけど、スポンサーしてる企業がレースというスポーツを企業活動に使いたい

映像や動画を使いたいから、その使用料としてチームにスポンサー費用を支払いする


これが本来あるべき姿かなと思ってます


今は年間に必要なコストがある程度試算できて、その合計金額を、如何にしてスポンサー費用で賄うか?に意識が行ってると感じてます


だからチームやライダー側が各SNSで発信をしてる数とスポンサー側の発信は断然前者の方が多いのではないでしょうか?


テレビコマーシャルだとどーなんでしょう?

テレビ局サイドがコマーシャルも作って発信してるんかな?普通は企業側がコマーシャル撮影してそれをテレビ局サイドに提供して放送してるはず


こー考えると、前記にあるようにオーガナイザー主催者として営利団体が存在しないとこと、スポンサー側が自らレース媒体を広告や広報、営利活動に使わない限り発展や盛り上がりは望めない状況ではないかな?と感じています


実際にアジアロードレース選手権

YouTubeのライブを閲覧している人数は表記されてますが、それ相応の数の人が見てます


そんな人はサーキットに行かない


全日本ロードレース選手権もサーキットに観客として行かない


同じでしょ


ではLiveを閲覧してるか?


してないでしょ


SDG昭和電機グループは、スポンサーしてる企業として企業活動にオートバイレースを多数/多方面で取り込んでます


その使用料的な観点でスポンサー費用を投資としてお支払いしています


決してハルクプロさんのレース参戦費用を負担しているわけではありません


結果的にはお支払いしたスポンサー費用がレース活動の予算に使われていると思いますが、私的には究極言えばこんな感じ


レース参戦費用

ハルクプロ社が全額負担


レース参戦時の映像などの使用料

SDG昭和電機グループがハルクプロ社にお支払い


これが本来のスポンサー契約の本質ではないかと私個人は考えています


レースシーンを企業活動に取り込む理由は簡単

カッコイイから


SDG昭和電機グループが運営してるマリンビジネス

SDG Marineも目指しているのはカッコイイ集団や存在でありたいから


だから、広報や発信も選手側に依頼やしてもらうではなくSDG昭和電機グループが主体となってバスフィッシングトーナメントの映像などを企業活動に活用/取り込みしているわけです


全日本ロードレース選手権をどうすれば盛り上がるのか?盛り上げられるのか?


それはまずカッコイイな!これを企業活動に使いたいな!と、感じてもらえるかどうか


ここに尽きると感じてます


何度も言いますがあくまで私の現状の立場からしたら、スポンサー企業のトップとして常々このことを意識してSDG昭和電機グループ=カッコイイ企業と感じてもらうための手段としてオートバイレースやバスフィッシングトーナメントに投資をしているのです


実際に先週開催されたアジアロードレース選手権のLiveは YouTubeで閲覧可能です



ぜひ一度見てください


そして、その後全日本ロードレース選手権の昨年分の放送を見てください


見ている側が、どれほど熱くなれるのか?一目瞭然です


だから最初に言ってますが、あくまで私の個人的な意見ですが、全日本ロードレース選手権が盛り上がることは現状ではその要素が何もないに等しいのではないかと


でもSDG昭和電機グループとしては、レースシーンを企業活動に採用できる事が企業を知ってもらうという広報面からその効果を知っているのでスポンサーをしています



もし全日本ロードレース選手権も主催者が各々レース開催のサーキットではなくオーガナイザーとして営利団体が存在してLive中継が充実して、そのLive中にSDG昭和電機グループがやったようなバナーのスポンサーを複数獲得できて、そのスポンサー費用をチームに分配できるレベルにまでなれば、また状況は変わると思いますがそんな風になる要素が現状ではない


残念ながらこれが実情かなと感じてます


もちろん盛り上がってほしいと思いますが、楽観的ではなく現実/現状から冷静に見て感じてる事を書いてみました