テキサスボートワールド社事業譲渡その3 | 柏健工場 工場長ブログ

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SDG昭和電機グループC.E.O
SDG Marine代表
アメリカ↔︎日本→タイランドで活動中

兄貴分の宮崎友輔さんとタッグを組む形になったテキサスボートワールド社事業譲渡案件

以下TBW社と表記

やることは色々とありました
その一部をご紹介しときます

①事業譲渡費用
これは企業としての価値を算出してオーナーさんから事業譲渡していただく費用、つまり買収金額の事

②経営状態の把握
もちろん上記①の算出にも経営状態は大きく関係して影響も与えます、赤字or黒字か?銀行からの仮入れの有無、あと日本ではあり得ないけど在庫ボートの仕入れや支払いはどうなってるのか?

③既存の従業員について
もちろん個人のパフォーマンスは大前提なのですが、勤務年数や勤務体系、専門分野は?などなど

④事業譲渡の契約書作成
これは訴訟大国アメリカですから、弁護士さんにお願いすることになるのですが・・・極論弁護士さんのパフォーマンスが非常に重要になってきます

⑤運営形態をどうするか?
昭和電機日本→TBW社を傘下
昭和電機日本→昭和電機米国→TBW社を参加
その他選択肢がまーそれなりにあるんです

とにかく一番ここで注意しないとダメなのは
『継続した営業が出来て将来が見込めるか?』です

企業買収=投資
ですから・・・

正直日本のマリンだけの売り上げも1億円規模になってきたにも関わらず外野では社長の趣味やろ?みたいな声も実際にありました

でも確実にマリン関係が起点で本業のビジネスに繋がり出してきたので、ここはなんとか一気に拡大にもっていきたい

でも一番気になるのは
『最終的に予算なんぼや?』
なんですよね

正直オーナー企業といえども、トップが勝手に予算を回せない仕組みにしてますからここはキチンと現状の営業内容を精査して事業譲渡金額を交渉しなくてはいけません

そこでやはり腕の良い弁護士さん探しからスタート

ここのホーン弁護士が日本に住われていた事と日本人スタッフも常駐されていて、日本にも事務所があるなどの理由からまずはアタックしてきました


ダラス中心部にある事務所

なんと44階なんですよね

正直このバスを見て一安心できました(笑)

しかし、出てきたアメリカ人弁護士を見てびっくり
松葉杖で出てくるんですよ

よくよく聞くと靭帯を痛めたらしいですが、めちゃくちゃ格闘家みたいな筋肉質バリバリ

たしか空手か日本拳法?忘れましたが、それ系の使い手だっだんです

写真元:大橋アンドホーン法律事務所より

この人がホーン弁護士さん

早速名刺交換して、さらにびっくり


      そ
      れ
      は
      ・
      ・
      ・


Super Lawyer 
なんて書いてあるんです

普通なら恥ずかしくて書けないですよ
日本の感覚の話ですが(笑)

自分で自分のことをSuper Lowyerとは
よほど自信があるかナ○シ○トでしかないですよ

しかしホーン弁護士とこれから色々とやっていくうちに解ってくるんですよ


だてに
Super Lawyer
名乗って無いなと(笑)

それから私の教訓に追加がありました

雇うなら
スーパー弁護士
一択やなと


まーそこまでスーパーにして貰わなくてもええですやん!なんて私も宮崎友輔さんも最初は思いました

でも事業譲渡してほぼ一年経過
今となっては間違いない選択肢だったと思えます

そこで我々も一般ピーポーから変身せなあかんな!
となってきてるんですよね・・・


その3に続く