昨年、出産した人だけラッキー? | かしのたかひとマインドマップ

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かもめ地域創生研究所
理事
樫野孝人のブログ

平成27年度に実施した「乳児子育て支援事業」。

 

子育て世帯の経済的な負担を軽減するとともに、

安心して乳児を育てられる環境づくりに寄与するため、

第1子、第2子には1万円相当、

第3子以降は3万円のベビー用ギフトカタログの配布をしました。

 

受け取った方々からは好評で・・・って、

そりゃ、ギフトをもらった人は嬉しいに決まっています。

 

問題は、そのコストに6億1000万円もかけて、

本当に、人口の自然減対策に有効なのかということ。

 

当局は、「子育ての機運醸成になった」と言いますが、

出産後のプレゼントで機運が醸成できるとは思えませんし、

何より昨年一年間だけのギフトですから、あまりに公平性に欠ける!

 

6億円あったら、もっと違う施策が打てたかと思うと、

もったいなくて、思わず決算特別委員会での発言の声が大きくなってしましました。