他県と比較できる実質公債費比率について | かしのたかひとマインドマップ

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かもめ地域創生研究所
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樫野孝人のブログ

財政指標のひとつの実質公債費比率。

 

実質公債費比率とは、自治体の実質的な借金が財政規模に占める割合のことです。

 

数値が高いほど返済の負担が重いことを示し、

25%を超えると早期の健全化を求められる。

35%を超えると、国が財政再建を管理する「財政再生団体」となります。

 

兵庫県は、県関係団体の基金を上乗せして指数を出しているので

他府県と比較できない状態になっています。

 

なので、まずは、県関係団体の基金などを除いた上で求められた

2015年度の実質公債費比率を単年度と3か年平均の両方について質問しました。

 

単年度は19.5%で全国45位(下から3番目)、

3か年平均は21.9%で全国最下位でした。

 

やはり、しっかり財政再建をしていかねばなりません。