生き急ぐ？！人生100年時代に何言ってるの？！と思ったら46歳で亡くなった磯部一郎さん

みなさん「生き急ぐ」と聞いてどう思います？
ネガティブなイメージしかないのでは？

でも！
本当に生き急がなければならないのです。
本日フェイスブックで
亡くなったと投稿があった
「生き急ぐ」著者の磯部一郎さん。
46歳で亡くなりました。

一度しかお会いしたことはないのですが
37歳の時にガンが発覚し
その後、何度も再発、入退院を繰り返し
2020年には余命宣告まで受けたのに
私がお会いした2022年の時は
普通に元気でセミナーをし
その後の飲み会でも
普通に飲み食いしているように見えました。

でも体調は万全ではなく
その後も入退院を繰り返し
46歳で亡くなってしまったのです。

生き急ぐ。
みなさんには関係のないことでしょうか？
磯部さんだけが特別？
人生100年時代なんて
スローガンに騙されたところで
あなたが100歳まで生きられるとは
限らないのです。

生きているかもわからない
遠い未来の老後を心配し
今を生きていない。
生きているかもわからない
老後のために今を我慢し
生きられると思ったら
病気や事故や事件や災害などで
あっさり死んでしまう。
死ななくても
なんでも自由にできる
健康な体でいられるとは限らない。

磯部さんのように
若くしてがんにならなかったとしても
みなさんだって突然
若くして死んでしまうかもしれないのです。

だから磯部さんのいう「生き急ぐ」。
焦って何かをする必要はないけれど
後回しにしている時間はないし
遠い未来のために今を犠牲にする生き方は
間違っているにもかかわらず
老後の心配ばかりしている
生き方ってもったいなくないですか？

2011.3.11東日本大震災があって以来
「明日死んでも悔いのない人生を」
というメッセージを伝えている私も
さすがに「生き急ぐ」とまでは
言い切れなかったけれど
磯部さん、あんなに元気に見えたのに
46歳で亡くなってしまったんだと思うと
「生き急ぐ」ってメッセージは
とっても重要なんじゃないかと。

磯部さんが死ぬ間際と思われるタイミングで
ツイッターでこんなこと書いてます。
「次の世代の若い人達の為に
より良い社会を作る為に
協力して活動出来る組織を作って
広めて貰えたら
お香典やお花やお悔みメッセージよりも
100倍嬉しい」

私は一度しか会ったことのない人で
それほど詳しく磯部さんを
知るわけではないけれど
元気そうにみえても
若くして病気になり
闘病生活を続けて
46歳になって亡くなってしまう方もいて
それは他人事じゃなく
次はあなたかもしれないのです。

だから。
明日死んでも悔いのない人生を。
やりたくないことを我慢して
やりたいことを後回しにしてたら
そのうちできずに人生終わってしまいますよ！

メッセージソング「明日にもなくなる肉体と魂」作詞作曲歌かさこ