「死ぬ気でがんばれ」って言葉が嫌い。っていうか使わない方がよくね？

時々見かける
「死ぬ気でがんばれ」って言葉。
私これ嫌いなんです。
嫌いっていうか
この言葉の意味を悪い意味で
勘違いしちゃう人も多いんじゃないかとか
たとえ話であっても「死ぬ」って
どうなの？読者に配慮ないの？
バカとかアホとかより
ある意味ひどい言葉じゃない？っと。

昔はあんまりそうは思わなかったかも。
なので私も以前は「死ぬ気でやれ」とか
ネットで使っているかもしれないけど
最近はなるべく使わないようにしている。

「死ぬ気でがんばれ」って
使う側の気持ちはよ〜〜くわかるんです。
だってさ、多くの人はぜんぜん
努力してないじゃない！
そのくせ自分のようにほんとに
「死ぬ気」でがんばって結果を出したら
「才能があったからだ」とか
「運が良かったからだ」とか
「あなただからできたんだ」とか
おまえらふざけんなよ！
私がどんだけ死ぬ気でがんばったか
知らねえのかよ！
おまえらラクして短期で
稼げることばっかり考えて
死ぬ気でがんばったことねえから
ダメなんだよバーカ！っていう気持ちから
「死ぬ気でがんばれ」って
使っていると思うのです。

だから使いたくなる気持ちもわかるし
ほんとびっくりするぐらい
世の大勢はろくに努力もしないで
ラクして儲かる方法ばかり考えすぎ。
だから情弱な投資詐欺とかマルチ商法とか
アホみたいな高額セミナーや高額コンサルに
ひっかかるんだよドアホ。
他人に依存しないで自分で死ぬ気で
努力しろよ！ボケカス！って気持ちは
ほんとにほんとによくわかるのです。

ただやっぱり「死ぬ気」っていうのはまずいし
ほんとに死ぬ気でやっちゃダメ。
死ぬ気でがんばれってややもすると
ブラック企業が社員を酷使する
洗脳用語としても使えるわけじゃないですか。
ブラック企業を是ともとらえかねない
昭和的な根性論っぽいこの言葉って
使わない方がいいんじゃないかなと。

それにほんとに額面通り
死ぬ気でがんばっちゃダメなんですよ。
死ぬ気でがんばって
過労死しちゃう人もいるわけで
死なない程度にがんばらないと
人生としては大間違いなわけで
そうするとたとえ比喩だとしても
死ぬ気でって言葉はダメなんじゃないかと。

前段にも書いた通り
多くの人はろくに努力もしない、
工夫もしない、考えもしない、
行動もしないで、
成功者をうらやみ、妬み、
自分に言い訳し続け
ラクして短期で稼げる方法に
騙されるダメダメ思考回路からの
叱咤激励として使いたいのはよくわかる。

でもやっぱり「死ぬ」はダメ。
表現としてダメ。
それはバカとかアホの次元では
ないぐらい使っちゃダメな
言葉なんじゃないかなと。
だって命かけちゃうわけだから。

もちろん使う側はそこまで
考えてはいないのかもしれないけれど
受け止め側として「死ぬ気」って言葉は
場合によってはほんとに
死んでしまいかねない事態を
招きかねないので
死ぬ気でがんばれって言葉は
やめた方がいいんじゃないかと思います。

＊異論は認めます笑