森羅万象から学ぶ人生羅針盤「心の声の優先順位が上がる」
確固たる自信は心の声の大きさに比例し、その声が大きければ大きいほど外部の騒がしい雑音がかき消され、内なる心の声だけを聞くことができます。
そしてこの心の声は非常に機能的で、自分にとって有益な声が聞こえた時に自然と雑音が消され、その声だけをきちんと聞き取ることができるのです。
そんな心の声は訓練によって大きくすることができます。まず実際に言葉に出して唱えてみましょう。その声は骨伝導と自分の耳から脳に伝わります。これを毎日繰り返すことで、その言葉のイメージが占める脳内の場所が広くなり、余計な言葉が入る隙が無くなるのです。
さらに紙に書き出してみましょう。ノート一冊に、小学1、2年生が書くような大きな文字で心の声をしたためるのです。そうすることでその文字を見つめる目と文字を書き出す腕によって言葉のイメージが脳内に刻み込まれるのです。
これを続けることで、心の声の優先順位が次第に上がっていきます。「今日は友達から飲みに誘われているが、それを断って心の声にあることを実践しよう」「見たいテレビ番組があっても録画することすら止めよう。結局その視聴に時間をとらえ心の声が命じる課題に充てる時間を削られる」と考えるのです。
こうなればしめたものです。飲食を含めた娯楽に対しても「確かにその間は楽しいと思うが、終わってみればやってもやらなくても同じだった」ということに気付きます。そして、心の声が示す重要な事柄に関することのみが聞こえてくるようになるのです。やってみてください。