maborosi 35 | 嵐さんに寄せる想い~ここママの妄想小説

嵐さんに寄せる想い~ここママの妄想小説

嵐さんが大好き。
メンバー全員大好きですが、
特にも相葉くんに惹かれてやまない櫻葉erです。

ストーカー?




ストーカーって何だよ。




なんで雅紀さんが……








気づいた時には、俺は教室を飛び出して3年教室に向かっていた。









「あれ、潤くん」




ちょうど廊下に出ていた雅紀さんが、俺に気づいて笑顔を見せてくれる。






こんなに綺麗に笑う人を追い回すなんて、いったい何考えてんだよ。






「雅紀さん、
ストーカーに遭ったってホント?」

「潤くん……」

「大丈夫なの?
ソイツに何もされなかった?
なんなら俺が……」



「潤!!」





雅紀さんに詰め寄る俺を制するように発せられた声。





振り向いた先にいたのは






「兄貴……」




冷たい眼差しに思わず怯んでしまった俺。






「1年生のお前が部活にも行かずに
こんな所で何してるんだ」

「お……俺は……雅紀さんのことが心配で……」




居ても立ってもいられなかっただけ。






「お前が言ったことはとっくに解決してる。
今更騒ぎ立てることも心配する必要もない。
分かったら、さっさと部活に行け」

「翔ちゃん……」





一方的に話しを終了させられ、それ以上何も聞けなかった俺は





その場から離れるしかなかった。








つづく