season 41 | 嵐さんに寄せる想い~ここママの妄想小説

嵐さんに寄せる想い~ここママの妄想小説

嵐さんが大好き。
メンバー全員大好きですが、
特にも相葉くんに惹かれてやまない櫻葉erです。

「櫻井さん…」




厨房から顔を出した相葉くんが、一瞬驚いた顔をして



でも、すぐに口許を綻ばせた。






相変わらず知らない男に睨まれたままだったけど、時間がない俺は相葉くんに声を掛けた。





「あの…この間はわざわざ来てくれてありがとう。メシもすごく旨くて、作り置きしてくれた惣菜も…ホントに助かったよ」

「いいえ、オレの方こそ…突然押しかけちゃってすみませんでした」

「ううん、そんなことないよ。
俺、料理とかからきしダメだから…ホントに助かった。
でさ、そん時のお礼…っていうか
相葉くん、今度の日曜日空いてるかな?」

「えっ?」

「もしよかったら、俺と一緒に……」

「その日は無理だよ」






俺の言葉を冷たく遮ったのは、相葉くんの隣りに立つ男だった。





「その日、雅紀は予定があるからアンタとなんか出掛けねぇよ」
  
「ちょっ…潤!何言って…」

「だから、サッサと帰れよ。
さっきから仕事の邪魔なんだよ」

「潤!!」





潤と呼ばれた男は、相葉くんの声にフッと顔を逸らした。





「そっか…予定があるなら、仕方ないな…
こっちこそ、色々ごめん…」

「櫻井さん…」

「じゃあ……」





俺は相葉くんたちにくるりと背を向け、その場を立ち去った。






つづく