患者はすべてを語るわけではない・・・① | 一生一緒に過ごす自分と仲良く…って大切だね♪

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幸せの秘訣は“自分流”☆ミ
 50年の患者人生を活かしながら、100の病気と共に、波乱万丈をシブトク生き続けて学んだ命の育み方&自分づくり…コロナ禍を自分らしく生きるヒントと共に綴ります♪

昨日は、
某医学部附属病院へ行ってきました 病院

久しぶりに院内に入ると
多くの患者さんであふれていました…

再整備で工事中の病院を通り抜け
医学部院生研究棟へ。

その途中の廊下で、
「君たちは?年生ですか?」

少し強い口調が聞こえました。
振り返ると…

「ここは病院の廊下だから、
横に広がって歩かない」

医師が学生に指導していました。

白衣を着て病院内の廊下を歩いていたので、
おそらく高学年の医学部生だと思われるのですが
私の中では少し残念な気持ちが…

そこを指導されないと気がつかない…
というのは…

とはいえ、
このように気がついたら
きちんと伝えるということは大切だと感じました。

その後、
今年採用となった研修医のオリエンテーション。

今回の私のミッションは…
新人医師の診察をうけ
患者として感じた事を医師にフィードバックする
模擬患者です。

オリエンテーションの一環として
医療面接の実習を毎年行っています。

患者さんを呼び込むところからはじまり、
診察をする場面を医療面接というのですが、

以前は「問診」といわれていました。

問診は、医師が一方的に
患者さんから話を聞くという
一種の尋問のようでもありました。

現在では「医療面接」と表現されています。

医療面接で大切なことは、
患者さんと良好な関係を築き
患者さんと対等な立場で、
必要な情報を得て
診断、治療を行うということです。

そのために、
医療コミュニケーション力が重要になります。

昔の医師は、
このような教育は体験していませんでしたが、(^▽^;)
現在の医学部では、臨床実習を開始する前に
医療面接の試験が行われています。
      ⇓
 OSCE=客観的臨床能力試験

OSCE(オスキー)の試験の時は、
とても緊張感あふれるものですが、
今回は、私としてはリラックスして臨むことができるので
この研修医の実習は、毎年楽しみにしています(^-^)

もう10年以上になるでしょうか…

研修医が数名ごとのグループに分かれ、
グループごとの部屋で体験します。
一人の研修医が行っている診察風景を
他の研修医が観察し、
終了後にみんなでディスカッションします。

そしてこの実習では、
単なる患者さんとしてではなく、
対応が難しい患者さんを演じます。

「泣く患者」「とりとめもなく話し続ける患者」
「不信感を抱く患者」「思い込みの強い患者」
「状態の悪い患者」「あまり話さない患者」
「怒る患者」などなど

これまですべて演じてきましたが、
今回は再度「怒る患者」を演じました。

「わかってほしい患者」というように今回は表現を変更されたので、
穏やかに怒ることを意識して臨みました。

しかし…

長くなったので今回は《つづく》・・・あせる



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  藤咲里花@奇跡のセラピスト これが私の生きる道♪~過去・現在・未来~