37歳で医者になった僕 ~ 研修医純情物語 ~
今日のテーマは、
医者と患者が向き合うことの意味について描かれていた。
研修医の下田先生(八乙女 光)と、患者の伊達(竜 雷太)の様子を
観てまたも思い出す時間だった。
モンスターペイシェントと言われていた患者の伊達さんのように
怒鳴り散らしていたわけではないが、
扱いにくい患者だった私。
共通点は…
自分の想い・正直な感情を医師に伝えず、
違う形でぶつけていた点だ。
入院中、患者と研修医との時間は、
研修医にとって貴重な時間。
そして、患者にとってもありがたい時間。
看護師や、研修医以外の医師とは
なかなかゆっくり時間がとれないため、
というか、患者としては忙しそうな医療者に遠慮。
そこで、
研修中の医師にとっての貴重な時間は、
患者にとっても貴重な時間。
とはいえ、
なかなか患者が抱えている深い部分のことまでを
研修医にオープンにできない場合もある。
それは研修医だけの責任ではなく、
患者の責任でもある。
今日の患者、伊達さんも自分の命が切羽詰った状態となり
慌てた…。
現実をつきつけられ、これまでの自分を悔やんだ。
そして、最期を迎えた。
ドラマでは背景があるようで、
医療者側の問題が今後暴かれそうだが、
検査を拒否し続けた事実は、伊達さんご自身の責任。
拒否したにも理由はあるが…。
研修医とのやりとりで、
頑固な患者が本来の自分を取り戻していく様子が描かれた
第8話だった。
あの時、自分の本当の気持ちを伝えられていたら…
あの時、もっとこうしていたら…
私も後悔は尽きなかった。
しかし、伊達さんと違い私は今日を迎えることができた。
今、生きているということは、
私の命が生きているということ。
生かされているということ。
そして、命には必ず終わりが訪れる。
残念だけど訪れる。
そして、いつ訪れるかはわからない。
だからこそ精一杯、
今日の私の命を輝かせたい!
自分で納得のいく時を刻みたい。
そう想いながらの毎日…。
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