前回のブログをご覧いただいた方より
数件メールでご連絡をいただきました。
私が痛みの治療をうけていない、
病院に行っていない
とのことから、
それぞれの思いや疑問、お問い合わせでした。
私が素直に感じたこととしては、
「みんな悩んでいるんだなぁ…」
そう感じました。
本当は、かかっているお医者さんや看護師さん、
そしてご家族に想いをぶつけられるといいですよね…。
とはいえ、私も同じでした。
病気を患っての悩みのパターンに限ったことではないと思いますが、
医療者 (相手) に、自分の本当の想いを伝えられず、
家族 (身近な人) には、
「わかってもらえない」という想いや、
「余計な心配をかけたくない」
そんな想いで伝えられず、
一人で悩みを抱え 堂々巡り…
症状や病気の直接的な悩み (悩みそのもの) だけではなく、
そこから関連した様々な悩みが繰り広げられていきます。
病気に関する悩みは本来、
医療機関でトータルでケアできることが大切ではないかと私は思います。
病院、医師の個人差はありますが、
カウンセラーなどの外部の人間や、第三者が介入することに否定的な場合もあります。
患者さんは、どうしたらよいのかわからずに悩み、
そして、「とにかく何とかしてほしい!」 と苦しみご相談にいらっしゃるのですが、
快く思わない医師も多いように感じています。
だったら、主治医として真剣に患者さんの命に寄り添うべき
ではないかと私は想います。
患者さんの命に寄り添っているならば、
「特に気にすることはない」
「痛いと思うから痛いんだ」
「気にしすぎ」
「別に悪いところはないですよ」
なんて言葉は出てこない。
日本の医療は優れている
そう言われているけれど、
病気を診るということに偏りすぎているように私は感じる。
患者さん自身が症状を感じ、不調を感じているのだから
そのこと自体を否定することはありえない。
仮に医学的に異常がないとしても、
症状を感じている以上、
その患者さんの中で異常がおきている。
患者さんの背景には、それぞれ様々なドラマがある。
そのドラマが、体や心に影響し、
症状として現れる。
データ上異常がないとなると、
「どこも悪くないですよ」
そう言って、肝心な症状や不調については知らん顔。
病気に関連したこととして、
家族情報、嗜好、生活習慣などの個人情報は細かく聞くけど、
病気じゃないと判断すると、
どうしてそういう症状を感じているのかまでは診てくれない。
一気に否定に入る。
もちろんすべての医師がそうではないですが、
日本の医療は「病気を診る」ことに重点を置いているし、
そのように教育されているように私は感じる。
病気という枠に入らずとも、
症状を感じて病院に来ているわけだから、
どうしてその症状に耳を傾けてくれないのか…。
家族情報、嗜好、生活習慣…などの質問が
ここでまた重要になってくるのだと思う。
「そこまではできない…」
という声も聞こえてきそうですが、
そもそも医療は患者さんの命を扱う仕事だと
医療者自身も言っているように思う。
命 = 病気 ?
屁理屈だと言われそうですが、
「そこまでできる」医療が真の医療だと私は思うし、
その医師自身が無理なら、
そこを扱える しくみが欲しい。
だから統合医療・ホリスティック医療というように
医療が分類され存在するのでしょうが、
知らない人も多い。
患者にとっては予防医学も統合医療もホリスティック医療もなく、
医療は医療。
すべては、
患者自身が何を選択するのかが 鍵になると思う。
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