ツアー参加者のみんなと別れる際、Uさんから地球の歩き方のほとんどを

もらった。(Uさんは、次の日にはモロッコを離れる為、必要なところは

破ってもらって)


モロッコ滞在中、これが本当に役に立った。

紙ベースでの資料があるとないとでは、全然違う。


Uさん、本当にありがとうございました。




フェズまでの道のりは、約7時間。


途中、昼食にと行ったのは、牛の頭や足や内臓、その他の肉が

吊るされているのを横目に食べるところだった。


1ヶ月前だったら、耐えられないなーと思いつつ、タジンを頂く。(タジン何回目だ??)


『冬季』世界一周旅行日記-飯屋


車の中は特にすることがなかったので、寝たり起きたりの

繰り返しだった。


しかし、この短い時間の中で、モロッコの様々な風景(というか季節)を

見ることができた。



まずは、もや。

10mも離れると前の車が見えなくなる。

起きた瞬間は、一面真っ白だった為、黒部アルペンルートかと思った。

『冬季』世界一周旅行日記-モヤ


次に目が覚めると、外には雪。


まさか、モロッコでこんな近くで雪を見れるとは思わなかった。

『冬季』世界一周旅行日記-雪


そして、モロッコというよりは、ヨーロッパを感じる街へ。


どうも、別荘地で、軽井沢みたいなところらしい。

『冬季』世界一周旅行日記-モロッコ?


と、そんなわけで、なんとかフェズに到着。

なかなか楽しめた移動だった。



ただ、よくわからないのが、目的地のホテルを通り越して、

タクシー乗り場に連れて行かれ、そこでプチタクシーに乗れ

と言われたこと。


余計に払わされるようで、イヤだったが、なぜか、長距離タクシーの

金額が、プチタクシーの金額を入れても、最初に言われていた

金額よりも安くなった。


まぁ、安い分にはいいかと思い、ホテルへ。

やっと、寒さを気にせず寝れる。


朝7時の集合時間に何とか間に合い、いざ砂漠ツアーのスタート。


メンバーはドライバーさん1人とうちら含め5人。

特にドライバーさんがガイドをしてくれるわけでもなく、

写真スポットに到着すると「フォト!」と車を降ろされる。


そしてこのドライバーさんの運転がかなり荒い。

急なカーブばかりの山道を100km近くでとばしまくる・・。


対向車とすれ違うときなんか、何度も死ぬかと思った・・。

まぁ、時間通りに運行しないといけないからしようがないんだけど。


小さなジープで左右に揺られながらどんどん山を登っていき、

お昼近くになると、ここで30分フリータイムと下ろされる。

相変わらず、説明も何もない。


歩いていくと、圧巻の小高い丘。

よく見ると人も住んでるようだ。

まるでラピュタやナウシカの世界。


『冬季』世界一周旅行日記-アイト・ベン・ハッドゥ

細い川を渡っていざ、中に入ってみる。

迷路のように入り組んだつくり。

ついつい登って見たくなる階段がいたるところに続いている。

『冬季』世界一周旅行日記-アイト・ベン・ハッドゥの中

30分しかないから、

息をきらしてどんどん登っていくとすごく良い景色。
これでも頂上まではまだある様子。

『冬季』世界一周旅行日記-アイト・ベン・ハッドゥの中


散策終了後、「ここすごかったね~でも何ていうとこなんだろ!?」と話していると、

同じツアーの日本人Uさんが地球の歩き方を見て『アイト・ベン・ハツドゥ』っていう世界遺産らしいですよ。

と教えてくれた。


あぁ~やっぱり!!


っていうか、うちら何も知らなすぎだし・・。

砂漠に行けることで満足して、他の日程はよく見てなかった。


そんな感じでうちら同様、何となくでこのツアーに参加してたのが、

後ろの席のこの二人。


パドラのカイル?(だった気がする)

二人ともとても陽気でお似合いカップル

だと思って1日過ごしていたら、実はただのお友達だという・・。


ホテルの部屋も一緒なのに!?

日本人にはなかなか理解できない感覚。

『冬季』世界一周旅行日記-パドラとカイルの石


ちなみにこの手に持ってる石は中が光っている変わったもの。

最初ただのさつまいもかと思った。

パドラは反対したのに、カイルが勢いで買っちゃったんだって。



『冬季』世界一周旅行日記-岩山


途中、こんな岩山があったり、

夕日に染まる赤茶色の大地はなかなか日本では見れないものだった。



『冬季』世界一周旅行日記-1泊目のホテル


そして1泊目。

泊まったのは川沿いの水音聞こえる部屋。

暖房がなくとても寒かったけど、夏なら気持ちよさそうだった。



2日目は少しモロッコの先住民族ベルベル人の文化に触れた。

機械で織られるのが一般的になった今でも、

手作りで色染めから編みこみまでやっているという。


表が冬用で裏が夏用と使い分けることもできるらしい。


『冬季』世界一周旅行日記-ベルベル絨毯

このおじさんが説明して、お茶まで出してくれた。

モロッコのお茶は全般的に甘い。

『冬季』世界一周旅行日記-ベルベル絨毯おじさん

その後も土色で模型のようにも見える家々を見ながら、移動。

 

『冬季』世界一周旅行日記-住まい



そしてこれがトドラ渓谷。

大迫力の大きさ。写真で伝わりきるかな。

モロッコのグランドキャニオンと呼ばれるのも納得!

『冬季』世界一周旅行日記-トドラ


これがツアーメンバー全員集合。
『冬季』世界一周旅行日記-ツアーメンバー


こんなピンクの家々も立ち並ぶ。

色んなトーンのピンクがあった。


『冬季』世界一周旅行日記-ピンクの家いっぱい


そしてついに砂漠に到着。

いざサンセットに合わせて、らくだでGO。


お気づきに方もいらっしゃると思いますが、

この旅で2度目のらくだになります。


1ヶ月以内で2度も違う国でらくだにお世話になるのもなんとも不思議な感じ。


そして頭に巻いてるターバンらしきもの。

砂嵐に備えて・・と全員買わされましたが、まったく必要なかったなぁ。

まぁ、雰囲気味わえたから良いとする。

『冬季』世界一周旅行日記-砂漠


定番だけど、ついつい撮りたくなっちゃうこの写真。

ほんとにみんな連なって歩く。

『冬季』世界一周旅行日記-砂漠

暗くなってきたころに宿泊する予定のテントに到着。

が、らくだを降りると、そこはフンの海。

一見、石に見えるけど全てらくだのフン。どんだけするんだ・・。

『冬季』世界一周旅行日記-らくだとふん

夕食は他のツアーのオランダ人夫婦も一緒にタジンとチキン。

これがかなり美味しい。

『冬季』世界一周旅行日記-ディナー


夕食後はベルベル人のガイドさんと一緒に太鼓でセッション。

なかなか難しいが、楽しく歌ってみたりして過ごす。

『冬季』世界一周旅行日記-太鼓

寝る前に少し散歩。

砂漠にそのまま寝転んで、じっくり夜空を眺めてみた。

この日は満月で月の光がこれでもかっていうくらい明るかった。

懐中電灯がいらないくらい。


月の明るさで星の見え方もこんなに変わるんだなぁと改めて実感。

でも、かろうじて流れ星も見れ良かったかな。


そして夜明け。

テントでの寒さも想像してたよりは何とかなった。

このテントで5人で雑魚寝。


『冬季』世界一周旅行日記-砂漠

まだ月が出てるうちに太陽が登ってきた。

砂漠に来て良かったなぁと思う瞬間。


記念に甲子園のように砂をジップロックで持ち帰り。

『冬季』世界一周旅行日記-おじさん


帰りもらくだに乗って約1時間。

そんな中、オランダ人のお父さんが「写真を撮りたいから、ラクダに乗らず歩いて帰る」と言い出す。


マジで!?

かなり歩くのもしんどそうなのに!?


一眼レフとビデオカメラとフル活用でお父さんはうちらを撮っている。

と、同時にどんどん遠くなっていく。


走るお父さん。

なんて元気なんだ。


『冬季』世界一周旅行日記-おじさん

お父さんのもゼイゼイ言いながら、ホテルに到着。

ホテルで朝食を取り、そのまま帰路へ。


うちらはみんなの帰るマラケシュではなく、フェズに向かうため、

途中で降ろしてもらい、グランタクシーでフェズに向かいました。


充実した2泊3日だった。

モロッコ、2個目の都市、マラケシュ。

二日分を一度にアップするので時系列はごちゃごちゃになります。



カサブランカから電車で移動。

約3時間の道のり。

2等車両でひとり90DH(約1,000円ちょっと)


8席1室の個室タイプ。

自分たちの他に3人乗客がいた。

大きい荷物もあるからちょっとせまい・・・


発車するとすぐ外の景色が変わり、乾燥した大地が広がる。


『冬季』世界一周旅行日記-車窓

ガイドブックには、決して寝てはいけないと、無茶な表記があったが、

特に問題はなかった。


ただ、ひとつ気になったのが、他の乗客の荷物。

途中、網棚に乗せていたダンボールが、いきなりガサガサっと動き出した。

1回ではない、かなり頻繁に。
明らかに、何かいる。

他の乗客は特に動じない。


到着が近づき、一枚の羽が落ちてきて、やっとそれが鳥だと判明。
これが、一般的なんだろう。

これぐらいで動じてはいけない。


『冬季』世界一周旅行日記-マラケシュ駅

マラケシュ駅。

けっこう新しくて、近代的。

ここから、タクシーで旧市街へ。

フナ広場の手前で降ろしてもらい、この旅初めての現地宿探し。


最初は、明後日からの砂漠ツアーをやっているホテルを目指したが、見つからず、

客引きについて行ったりして吟味。


自分たちの要望は、お湯が24時間しっかり出ること、中庭があること、無線LANが

使えること、できれば屋上テラスで朝食を食べたい等ここではかなり贅沢なこと

ばかりなのでなかなか、いいところがない。


4,5件目で、全部当てはまるところがあり、2泊することで、100DHまけて貰い、

一泊あたり400DH(約4,600円)で決める。


『冬季』世界一周旅行日記-中庭


迷路のようなメディナのリヤド(宿)は中庭が特徴で、ここから空も見える。


部屋の中はというと、歴史を感じるつくり。

結構広いから荷物も十分広げられる。


ベットには天蓋もある。

新婚旅行のモルディブ以来だ。                                                


『冬季』世界一周旅行日記-ベット


朝食は屋上テラスで。

屋根も付いている。


ただ、メニューがクレープ2枚だけというのには、少々驚いた。

これが一般的なのか、いまだ不明。

『冬季』世界一周旅行日記-屋上テラス


入口は、こんな感じ。

夜、帰ると、鍵が閉まっていて、なかなか入れなかった。

他の観光客にインターホンがあることを教えてもらい、なんとか入れた。

『冬季』世界一周旅行日記-扉


1日目、2日目と、旧市街しかまわらなかった。


道は迷路のように入り組み、その細い路地の先に不思議と

足を踏み入れたくなる。

『冬季』世界一周旅行日記-路地


旧市街では、まず、砂漠ツアーの申し込みに行く。

ここは有名な代理店で、友達も過去参加して、値段も分かっている。


話を聞くと、砂漠だけでなく、途中いろいろとまわるもののようだ。


金額は、2泊3日でひとり950DH(約11,000円)

事前に聞いていた通りだ。


が、これは、ちゃんと人数が5人以上集まったときで、人が少ないと高くなる。

あーなるほど。まぁそうだろうな。


で、肝心の今の集まり具合は・・・えっ、ゼロ。


! しまった、これは予想外だ。

2人だと倍近い金額になってしまう。

ここ最近の人数をみると、なんとか集まっているようなので、前金払って、

翌日もう一度、確認に来ることに。


翌日、ドキドキしながら、オフィスに行くと、自分たちを入れて、ちょうど5人。

よかったー。





旧市街の楽しみ。

フナ広場とスーク(市場)


フナ広場では、夕方くらいから、露店が開店し始め、かなり遅くまで、

賑わう。



ペットボトル釣り。釣竿の先に輪っかを付けて、ペットボトルを吊り上げる。

昼間から、客がいっぱいいる。


店員がやると、簡単に吊り上げるのに、客はなかなか吊り上げられない。


『冬季』世界一周旅行日記-フナ広場1



貝屋さん。


貝を煮込んだだけのものだがだしがきいていて、かなりうまい。
1杯、120円くらい。


『冬季』世界一周旅行日記-フナ広場2


生絞りジュースのお店。


1杯30円ちょっと。

絞りたてだから当然うまい。

『冬季』世界一周旅行日記-フナ広場3


フナ広場全体。


同じ系統の店が一列に並ぶ。

観光客への呼び込みは結構激しい。

自分たちは、現地の人で賑わっているところをあえて選び、

あれと同じものと言って注文。


現地の人で賑わっているところは、安くてうまい。

食べるのに多少、戸惑うものもあるが、ハズレはない。


『冬季』世界一周旅行日記-フナ広場4


スークはトルコのバザールと少し似ていて、

ジャンルごと固まっているところが多い。

ただ、細長く、最後までたどりつけなかった。



ここで、旅も1ヶ月近くなり、不思議と荷物も多くなった為、

ボストンバックと小さい斜めがけのバックを購入。

いろいろ、店を見てまわったが、デザインが今っぽかったのと、

皮の質が良く感じた(素人目だが)ことで、ここにした。



『冬季』世界一周旅行日記-革製品売場

半額近くまで値引いてもらったのに
長さ調整もその場でササッとしてくれたり、ボストンバックに鍵が掛けられるよう

ジッパーの金具をひとつ追加してくれたりと、対応がすごいよかった。


マラケシュ、かなり充実して終了。


モロッコ4日目からは、旅中盤の見所、砂漠ツアー。