10月31日~11月4日に訪れた大阪から奈良と京都の旅の

第一の目的は サムハラ神社にお参りすることでした

 

新しい神社に行く前には 産土神社にお参りしてから

行くようにアドバイスしてくださる人がいたので

時間を見つけて 10日ほど前にお参りに行きました

 

そして無事に帰ってきたので

これは 産土神社にご報告のお参りにも

行った方がいいと思い 

11月9日のお昼ごろお参りに行きました

 

ちょうど七五三のお参りの時期で

何組かのお参りがあっていました

 

始めて報告のお参りに行きましたが

行く前のお参りには やはり報告のお参りも

必要な気がしました

 

 

 

 

御朱印帳は 産土神社の阿蘇神社の御朱印帳を使っていました

金色の御朱印帳がとても気に入っていました

2冊目も 同じものを使っていました

なんなら ずっとこれを使っていたいと思っていました

 

そして 今年のお正月 阿蘇神社にお参りに行った時

熊本地震で倒れた楼門の古材を使った

御朱印帳が販売されていました

でも 1冊8000円です

とても欲しかったのですが

手持ちのお金がなくて 泣く泣く断念

次に3月にお参りした時は すでに売り切れていました

 

そして いよいよ 2冊目の御朱印帳がなくなりそうだったので

同じ金色の御朱印帳を買おうとおもいましたが

新しい御朱印帳に変わっていて

それは あまり好きな色ではなかったので買いませんでした

 

そして サムハラ神社に行く前に2冊目の御朱印帳が終わったので

サムハラ神社で11月1日に新しい御朱印帳を買うことになりました

 

 

 

 

ちょうど36年前の辰年の11月1日に

私は二女を出産しました

そんな日に サムハラ神社から新しい御朱印がスタートしました

 

 

 

 

11月4日は 3連休最後の日で

4泊5日の関西の旅の最終日です

 

新大阪発12:47の新幹線さくらなので

午前中 少し時間があります

今回の旅の一番の目的は サムハラ神社だったので

最後にもう一度 お参りに行きました

今回3度目のサムハラ神社です

 

もう3回も行くのでマンションからの道も慣れたものです

お参りが終わって帰る時 何気なく歩いていたら

なんと道に迷っていました

 

高速道路が見えるので そちらに歩いて行ったのですが

あれ?なんだか違うなあ~と

キョロキョロしていると

目の前に なんと以前 夫は働いていた会社の看板が見えました!

 

社名も会社のマークも看板の色も当時のままです

なんだか懐かしくし しばらく立ち止まり

家族LINEに送ろうと 写真を撮ったりしました


結婚して子ども達が小学生高学年になるまで

この会社のお給料で生活していました

 

当時から大阪支店はあったのは知っていましたが

まさか 友達の家からもサムハラ神社からも近い所で

なんとも言えないご縁を感じました

 

道に迷ったと思っていましたが

その会社は 阿波座駅のすぐ近くにありました

でも なぜ サムハラ神社からこの通りに出たのかは謎です

神様のいたずらだったのかもしれません

 

マンションに戻って 時間まで友達と話して

新大阪に向かいました

お土産を買いたかったのですが

レジまですごい行列です

 

めげそうになりましたが 並びながら

目に付くものを籠に入れていきました

かさばるものは買いたくないし

崩れる物も避けたいです

 

そして レジ近くに置いてある

これも友達が薦めてくれた とん蝶を買いました

 

とん蝶は もち米を蒸した大きなおにぎりみたいな形で

中に 柔らかい大豆と塩コブと小梅が2個入っていて

なんとも素朴であっさりとしたお味で

1個ぺろりと食べてしまいました

新幹線の中で ビールととん蝶は美味しかったです

 

でも さすがに連休最後の日だったので

隣の席は空くことはありませんでした

 

16時過ぎには熊本駅に付き

豊肥線に乗り換えて 水前寺駅まで乗り

駅からはバスで帰りました

 

行きも帰りも天気に恵まれ

台風もありましたが 半日だけ土砂降りで

前日は小雨は降りましたが

奈良の吉野は快晴だったし

お天気の神様からも守られた道中でした

 

昔ながらの素朴な味にもたくさん出会えたし

ビールもたくさん飲んだし

美味しい旅でもありました

 

懐かしい人にも何人も会い

懐かしい会社にも見つけたし

始めてのサムハラ神社はお気に入りになり

また大阪の阿波座立売堀(いたちぼり)に行くことになるでしょう

 

素敵な関西の旅でした

奈良2日目は 昨日の雨はどこへやら

台風が過ぎ去り 朝から快晴

さすが11月3日の特異日

統計上晴れの日が多い日

前日が台風でも 晴れわたっていました

 

民宿の朝食をいただき

曾爾(そに)高原のお水も お食事も美味しかったです

食堂から見える とんがった高い山は 兜山

曽爾高原からは こんな風には見えないそうです

 

食事の後 すぐに出発して吉野を目指します

金峯山寺(きんぷせんじ)は 大河ドラマ『光る君へ』で

道長たちがお経を持って命がけで登った山です

 

関西に住んでいた時 吉野の桜は知っていましたが

その吉野が金峯山寺とは知りませんでした

 

駐車場に車を停めて 山沿いを歩いて上ります

金峯山寺の蔵王堂には 蔵王権現立像3体がまつられ

こちらも ちょうど秋の秘仏ご本尊特別御開帳だったので

中に入り 間近で青いご本尊を拝見することができました

こちらは 特別拝観料が1600円でしたが

靴を入れる袋が お持ち帰りのエコバックで

パンフレットと一緒にお守りもいただきました

 

 

金峯山寺から 石段を450段降りた所に

脳天大神龍王院があります

首から上の部位にご利益があるそうです

 

両親とも脳の病気で亡くなったので

行ってみることにしました

 

石段を少し降りたところで 下から登ってきた女性が

顔をゆがめて登って来られたので

これは そうとうハードなのだろうと思いました

 

ところどころに 一休みする場所があり

友だちと2人で話しながら下りたので

割と早く降りることができました

降りるのは簡単だけど 登るのが大変なのでしょう

 

脳天大神にお参りをして

御朱印をお願いすると

「少し時間がかかるので 休憩所でお待ちください」と

茹で卵を友達の分と2個もらいました

 

お茶をいただきながら 茹で卵をいただきます

お皿もお塩も用意してあります

お供えに 10個の卵のパックが500円で置いてあり

お供えされた卵が 茹で卵になって

こうやっておさがりでいただけるようです

私たちも 卵をお供えさせていただきました

 

 

そこから 下る山道もありましたが

注意書きに 450段を登る方が近いと書かれていました

この石段をまた登るより 

平坦な道を歩きたいと思う人が多いのでしょう

 

覚悟して450段を上りましたが

茹で卵のパワーのおかげか 割と普通に登ることができました

翌日や翌々日の筋肉痛を心配しましたが

前日の温泉が効いたのか 筋肉痛もありませんでした

 

金峯山寺の境内に戻り 来た道を駐車場まで歩きました

駐車場の近くにある 葛の元祖八十吉の花山店に入りました

 

本物の葛切りを食べたいと思い 

私は葛切りを 友達はあったかい葛餅を

580円のホットコーヒーと一緒に頼みました

 

ところが 貼り紙が目に留まり

生ビール600円と書いてあります

コーヒーと20円しか違いません

私は迷わず コーヒーを生ビールにかえてもらいました

 

美味しいビールを 

全面ガラス張りの吉野のお山が見渡せる席でいただきました 

そして 運ばれてきた葛切りは 薄く透き通る平たい葛切りで

黒蜜につけて食べます

つるんとした喉ごしに 黒蜜が絡んで絶妙なおいしさです

友だちが頼んだ 温かい葛餅も きなこと黒蜜の味でいただきました

 

どちらも とっても美味しかったのですが

さすがに ビールと黒蜜の相性はいまいちで

別々のおいしさとしていただきました

 

そして 奈良の最後は 丹生川上神社の中社にお参りしました

拝殿に 龍の玉が売ってあり

その玉に願い事を唱えて穴に3度息を吹きかけ

神社の前の道を渡り 川沿いの道を少し歩いて橋を渡り

龍神が棲むといわれている瀧に行きます

神社のHPの画像では ふたつの川が注ぐ場所なので

2本の滝になっていますが

前日の台風の大雨の影響で かなりの水量になっていて

かなり勢いのある瀧になっていました

 

その滝つぼに 龍の玉を投げると

あっという間に瀧に消えていきました

 

 

入川上神社を後にして 奈良の中心地を通り

京都の宇治に向かって帰ります

 

夕方4時台には 平等院の近くに車を停めることができたので

しばらく宇治川のほとりを散策しました

さすがに平等院は 連休中ということもあり

入口が長蛇の列だったので 諦めました

 

大阪のお友達が薦めてくれた

能登椽 稲房安兼 の茶の団子を買いに行きました

「のとのじょう いなふさやすかね」という名前の

昔ながらの茶団子です 

聞かなけれは 絶対に入らない感じで

やっと見つけて 中に入ると

人通りの多い 平等院表参道を真っ赤な車が近づいてきて

グーッとお店の中に突っ込んできて

もう少しで 軒先のガラスケースに当たりそうで

友だちと2人で「危ない!」と止めて

数センチの所で ぶつからずに済みました

 

中から若い男性が下りて来て お礼を言われ

大きな茶団を買って帰られました

知る人ぞ知る茶団子やさんなのでしょう

 

一番小さいのを 大阪の友だちのお土産に買いました

そして 京阪宇治駅から大阪に向かました

奈良の吉野まで案内してくれた京都のお友達とは

ここでお別れとなりました

 

6時ごろ 阿波座の友だちの所に戻り

関西の旅の最後の夜になりました

 

宇治で朝を迎えました

朝食は 大人気のパン屋さんに買い出し

 

 

7時からの開店にすでに行列ができている

雨なのに どこから人が来るのか

そして お店を出ていく人は 大きな紙袋を持っている

みんな大量買い

 

中に入ると 作ってる所も見えるし

動線がよく考えられている

サンドイッチと

おひとり様2本までと書かれたクニャーネは

その場で中にクリームを詰めてくれる

そして 定番のクロワッサン

特にクニャーネのほどけて砕ける触感は忘れられない

 

 

朝食を済ませて 8時奈良に向けて出発

最初の予定では2人に共通のお友達が大原野にいるので

貴船神社で会うことになっていた

 

だけど台風で大雨の予報だったので

貴船は行かないことになった

そして 石山寺も最初の予定にはあったけど

石山寺も行かないことになり

最初から奈良に向けて出発

 

 

目指すは 大神(おおみわ)神社ですが

途中で友達が ナビに法華寺を入れると

すぐだったので まずは法華寺に行きました

十一面観音立像の特別開扉の時期だったので

間近に見ることができました

 

そのお姿は光明皇后が蓮池を渡られる姿だそうで

背面には珍しい蓮の蕾や葉が後光のように配されていました

静かなお寺でゆっくりお参りすることができました

 

次は大神神社です

大きな鳥居をくぐり 駐車場から少し歩きます

ご神体は三輪山だそうです

 

お参りの後 お昼に三輪そうめんをいただきました

私は 冷そうめんと柿の葉寿司

友だちは にゅう麺とむかごご飯

本場三輪そうめんのお味はとっても美味しかったです

https://www.morishomiwa.net/

 

大神神社を出て 次は長谷寺に向かいます

長谷寺は 平安時代に造られた 石段の上に屋根のある

登廊(のぼりろう)で上がります

 

ちょうど秋の特別拝観中で

入山料500円 拝観料1000円を支払い

入口で 塗香(ずこう)を手の平に塗り身を清め

五色の紐を手首に巻いてもらい 中に入ります

 

国宝の本堂の中は 10mを超える巨大な観音様の

おみ足に直接触れてお参りすることができます

3連休初日でしたが 台風の影響か参拝客はそれほど多くなく

右足も左足も両方とも長い時間触ってお参りすることができました

 

長谷寺にいる時から 雨が降り出しました

車に戻ると 急に土砂降りになり

次にお参りする予定だった室生寺と

その途中にあった 室生龍穴神社は行けませんでした

 

朝から断念した所は 

貴船神社・石山寺・室生寺・室生龍穴神社 

ご縁がなかったのかもしれません

 

さすが台風の雨 駐車場から降りて歩くだけでも

全身がずぶ濡れになりそうな土砂降りです

仕方がないので 予約してある曽爾(そに)の民宿の近くの

温泉【お亀の湯】に移動して 

1時間ぐらいのんびり温泉に入っていました

お肌がぬるぬるする お湯でした

 

 

民宿に着く頃には 雨も上がり

地元のクラフトビールを飲みながら

話が弾みました

 

さて 次の日は吉野に行く予定ですが

お天気はどうでしょうか