某激辛グループ主催の飲み会に参加してきた。お店は数か月前に「マツコの知らない世界:唐辛子の世界」で唐辛子愛をマツコにぶつけていた星野さんのお店「一匠」。場所は神奈川県のJR淵野辺駅から徒歩約6分または矢部駅から徒歩約5分。かなり辺鄙な所にあります。参加者は総勢16名だったかな? 当然誰もが辛い物を好む人たちでした。
カウンターに置かれた本日使用される唐辛子達。星野さんの拘りは乾燥したものではなくて‟生”唐辛子の風味を料理に活かすこと。
こちらが本日の特別メニューのお品書き。ワクワクします。
入店すると既に準備されていた先付と前菜。
お店の詳細がこちら。
先付①は‟古種八房唐辛子と木綿豆腐の塩づけ”。生唐辛子の歯ごたえは新鮮なパプリカのようにシャキシャキで、ピリッと来る唐辛子は辛くて美味しい野菜だ。豆腐は非常に塩味が強い。星野さんは「お酒が進むように」と言っていたが、高血圧の自分にこの塩味はきついな。(;´Д`A ```
先付②は‟朝天麻辣葱塩胡瓜”。程よい辛さで美味しかった。旨味もしっかり在り。
先付③は‟乙女鯛昆布〆レッドサビナラディッシュ添え”。大根にレッドサビナ(最も辛いハバネロ)の辛味がしっかり浸みていて結構辛い、けど美味しい。底にある鯛の刺身は辛味は無く美味しく味付けされていた。
前菜の‟町田農家竹村さんのとれたてバーニャカウダ”。こちらは非辛で大変美味しゅうございました。
続いて逸品は‟ハラペーニョのチーズ焼き”。ハラペーニョは唐辛子というよりはむしろピーマンに近いので、辛味はほとんど無し。添えられた唐辛子と共に頂くと非常に辛旨でした。
続いて旬菜‟秋茄子麻婆”。見た目は油が多そうだが食べると全く気にならない。四川風の辛味と旨味で非常に美味しかった。
続いて揚物の‟伊達鶏唐辛子唐揚”。何気なく食べたら普通に美味しい唐揚げだが、良く味わって食べると衣にジョロキアの風味を感じる。辛さはほとんど無かったが、良質の鶏肉と微かなジョロキアの風味で美味しかった。
ここで店主の星野さんが生リーパー(世界一辛い唐辛子)をチョップし始める。そして出て来たのは・・・
食事の”ジャージャー麺”。赤いのがリーパーではありません。では混ぜましょう!
細麺にたれが良く絡む。オイスターソース仕立てで美味しい。が、リーパーの辛味が後から来る! なかなか辛い! そこに・・・
星野さんが勧めて来た特製スパイス! スコーピオンもブレンドされたものらしい。
それを少々追加して・・・
頂くと中々の激辛に! ゆっくり食べ進めました。
美味しい、けど辛い! 辛い、けど美味しい! 糖尿が怖いけど、この日はビールが進んだ~!
美味しく完食。ご馳走様でした。甘未のレモンシャーベットは撮影し忘れ。こちらも美味しかった。唐辛子を愛する料理人が造る料理はどれも絶品だった。ちゃんと味見して辛味と旨味を確かめているので間違いない。辛い物が苦手な店主が味見もせず作る美味しくない激辛料理とは雲泥の差がある。感動さえ覚えるコース料理でした。星野さん、本当にありがとうございました。
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辛:★★★★★ 旨:★★★★★ 喜:★★★★★
P.S.
参加者の有志(7名)で行った2次会は同じく星野さんプロデュースのラーメン屋「麺屋 一匠 Dead Or Alive」@淵野辺駅から徒歩約3分。
激辛ラーメンも提供している。
魅力的な収穫祭実施中でした。
メニューで一番辛いと思われるラーメンを皆でシェアすることに。
8分ほどで配膳された‟朝天麻辣白湯麺のワイヤデ(1298円)の太麺”。細麺も選択可能。
それほど辛くなさそうな。
太麺はまるできしめん。
小皿に分けて頂きます。おー、旨い! このスープはしっかり旨味がある。辛味はまずまず。「中本」の辛さ7~8程度かな。辛くて非常に美味しいラーメンです。
余裕で食べられました。
辛:★★★☆ 旨:★★★★ 喜:★★★
で、「これが本当に一番辛いのか?」と疑問が浮上し、店員さんに確認するとそれではないと。
メニューのこっちはつけ麺だと思いきや、右の‟HADES”が最辛のラーメンだとか! 見落としていた! 更にそれを追加注文! もうお腹一杯なのに!
約8分待って配膳された‟HADES(1628円)の太麺”。こちらも細麺選択可。
唐辛子パウダーの山!
山!
全体を良く混ぜると予想通りこのようにドロドロに。
小皿に分ける。
恐る々々口に運ぶ。嗚呼ー、唐辛子の味しかしないよ。辛味と苦味ばかりでスープに在る筈の旨味が完全に相殺されている。これは無理だわ。我慢大会のように食べ進めて腹痛になりたいくない!
2人帰って5人で分けて残してしまいました。これはとても1人では食べきれないでしょう。食べきれる人は本物の激辛強者ですね。‟ワイヤデ”までが美味しく頂ける辛さだと思った。
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辛:★★★★★★ 旨:★ 喜:★