Dental CheckでDental Officeへ行く。 | Chandler Diary

Chandler Diary

Route 66 に魅せられて通ううちに、とうとう沿線に住む事に。
アメリカと言っても Oklahoma 州のど田舎で、憧れのアメリカとはちょっと違うが、
それなりに楽しく、そんな田舎生活をお届け。

今日は予約していた Dental Check の日。

歯医者はあまり好きではない。
あのキーンと言う音が耳障りで、できれば聞きたくない。
それに行くと、日本ではいろいろチェックされて、
数ヶ月通うように言われることも多々。
歯は大事で、治ることもないし、ちゃんと治療した方が良いに決まっているけれど、
今の所痛むわけでもないので、できるだけ避けて、
必要最低限の治療だけをやってきた。

 

アメリカに来る前に一応チェックしてもらったら、
2 ヶ月は通ってもらわないと、と言われたが、
そんな時間もなく、
まあ、なんとかなるだろう、とやってきた。

 

アメリカでは保険が疾病と歯科に分かれていて、
加入した歯科保険は半年に一度 Dental Check ができる。
それでやってもらっているが、別に悪いところを指摘するわけでもなく、
痛くなったら来なさい、とだけ。

 

Chandler に 1 軒だけの歯医医院はアットホームな感じで、
リラックスでき、スタッフも気さくで、
もちろん治療の時のあの音は聞こえるが、
それが気にならない心地良さ。

そして毎度お世話になっている女性の歯科技工士?さんは、
ゆっくりと丁寧に歯石などを取ってくださる。
彼女のお嬢さんは、千葉の大学に行かれていたそうで、
そんなこともあってか、日本贔屓のようで、
よくいろんなことを話してくださるのも嬉しいこと。

 

それにしても驚くのは治療室のシンプルさ。
日本の歯科医院と比べたら、雲泥の差。
田舎だからかもしれないが、ともかくシンプル。
寝台と引き出しのキャビネットがあるだけのような。
それでも丁寧にやってくれ、問題はない。


日本の歯科医院に通っている人が見たら、
大丈夫?と言いたくなるかもしれない。
最初は私も思ったことがあったが、
今はこれに慣れてしまった。

それに引き換え、日本の歯科医院は、設備もすごければ、インテリアもすごい。
近頃は、日本はどうしてあんなに設置しなければならないのか、と思ってしまう。
まあ患者にしてみれば、
そんなところの方が、治療が上手いように思ってしまうからだろうが。

 

日本の歯科医院は、今やコンビニの店舗数よりも多いそうで、
小規模経営も多いことから、競争の加速化が進んで、倒産も多いとか。

それで多大な設備投資も必要になってくるだろうが、
設備だけで歯科医院を選ぶのもどうかと思う。

 

田舎町の小さな歯科医院だけど、
競争相手もおらず、町の人たちに見守られながらの経営。
見ていただく方も安心かな。

 

アメリカの歯科治療は特に高額で、
飛行機代かけても日本でしたほうがいい、と友達から言われていたが、
今の所、虫歯の治療はなく、
保険料は毎月$ 15 程度だし、Dental Check は無料。
治療が終わると、いろいろなグッズを毎回いただいて、ちょっと得した気分。

でも歯の治療をしなくて済むように、
これからしっかりと歯磨きとケアしなくては。