Chandler Diary

Chandler Diary

Route 66 に魅せられて通ううちに、とうとう沿線に住む事に。
アメリカと言っても Oklahoma 州のど田舎で、憧れのアメリカとはちょっと違うが、
それなりに楽しく、そんな田舎生活をお届け。

近くのお宅の増築が始まったのに気がついたのが、約 1 年前。
その時はもう屋根も出来上がっていたので、
多分半年前くらいから始まっていたのでは?と思う。
それから時々気になって見ていたが、最近やっと出来上がったようで。

どうもご主人がいわゆる日曜大工で建てていたようで、
時間はかかったけれど、いやあ立派!
多分素人の方だと思うけど。


日本ではど素人が家を建てるなんて、考えられないと思うが、
アメリカでは D.I.Y. と言って良いかどうかわからないけれど、
普通の人が家を建てたり、リフォームする。
日本のホームセンターのような Lowes や Home Depot があり、
そこにはプロから素人まで、あらゆる人向けの商品が並んでいて、
日本と比べると、種類も量も桁違い。
普通の主婦なんかが、大きなペンキの缶を買っていたり、材木を買っていたりするし、
TV や You Tube で家の建て方とか、修理方法などの映像がたくさん流れている。
そんなのを見ていると、こんな私でも家 1 軒位建てられるんじゃないかな?と思える。
 

いつか友達の S さんの家に行った時、見せたいものがある、と言って裏庭に連れて行ってくれた。
そこに可愛いお家があった。
中に入ると、手芸用品から大工道具などがたくさん。
そこが自分の隠れ家で、ここで好きなことをやるそうだが、

「この家、私が建てたの。」と言われてびっくり。
しっかりした家で、とても女性が建てたなんて思えない。
 

友達の J さんも、自宅を自分で建てたし、ゲストハウスに倉庫、仕事用の家まで自分で建てた。
日本では考えられない。


2020 年と 2021 年に、
Arizona の Painted Desert Trading Post の修復作業にボランテイアとして参加した。
毎日 20 人近くの人たちが働いたが、みんなボランテイアの素人。
なのに、その道具のすごいこと。
何人もプロ並みの道具を持ってきていたので、それにびっくり。
多分、日常的にリフォームや修繕をなさっているのだろう。


D.I.Y.  も一つのアメリカの文化と言えるかもしれない。

思うに、ヨーロッパからの移民で、国ができて行ったアメリカ。
ほとんど身一つで移住してきた人たち、
何も無いところから家を建て、土地を耕し、収穫して生きてきた。
多分家を建てたり、作物を収穫したりする技術もなく、来た人たちが多かったのでは。
そんな所から必要に迫られて、建てる技術を習得し、食料を収穫してきた。
D.I.Y. が始まったのでは?


日本は移民できたような人たちではなく、長い歴史の中で、
それなりの分業が行われ、大工や左官などの専門職ができてきて、
普通の人たちが家を建てたりすることもなかったのかも。
日本とアメリカの歴史、文化を考えたときに、そう思えた。

何かの折に、そんな技術を身につけていれば、良い訳で、
これは習得していて、損は無い。

 

好きな資材で好きな家を建ててみたい。
出来上がりがどうであれ、その工程が楽しいと思うのだが。
それも夢の一つにして。

 

今日お宅を見たら、またまた資材が届いていて、
これから更に D.I.Y. なさるようで、それも目が離せない。