キランソウ、ジゴクノカマノフタ? | Chandler Diary

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Route 66 に魅せられて通ううちに、とうとう沿線に住む事に。
アメリカと言っても Oklahoma 州のど田舎で、憧れのアメリカとはちょっと違うが、
それなりに楽しく、そんな田舎生活をお届け。

午前中は曇っていたが、午後から良いお天気になった日曜日の今日。
少し伸びてきた雑草をチョコチョコハサミで剪定。
こんな日は外でのんびり作業が気持ち良い。

 

入り口の横を見たら、小さな青紫色の花が咲いている。
昨日は咲いていなかったのに。

 

これは 1 昨年、お花屋さんで苗を見つけ、買ってきて植えたもの。
日本と同じ花が少ない中、
この花は母が大好きだったので、
花を見たら、母を思い出し、すぐに買ってしまった。

母が実家の裏庭に数株植えたら、
どんどん広がって、ほんの数年で裏庭中がこの花になった。


結構強いようで、他の雑草が蔓延ることもなく、
青紫の花が結構長い期間咲いて綺麗だったので、
ここでも広がって長いこと咲いてくれたら、と思って植えた。

 

春先に買って、その年はどうにか越したが、
去年の夏の暑さに、そして冬の低温にやられ、
葉が全部茶色になって、全滅したか、と思っていたが、
かなり小さいけれど、ちゃんと花を咲かせてくれた。
なんかほったらかしだったのが申し訳ない気持ちになったが、
ちゃんと咲いてくれたことに感謝。

 

花の名前を知らなかったが、
去年の暮れに変えた今のスマホはすごくて、写真を撮るとその名前が出てくる。
キランソウ  ( 英語名 Ajuga decumbens  ) だそうで、
調べてみたら、別名ジゴクノカマノフタ、
薬草としての効能から「医者がいらず」 とも、言われるのだそう。

 

開花期の全草をそのまま生薬で、もしくは乾燥したり、煎じたりして使うのだそうだが、

高血圧、鎮咳、解熱、下痢止め、切り傷などに効果あり、とされ、
火傷、切り傷、虫刺されや打撲などにも効果ありだとか。

 

それに漆かぶれに煎じた液を塗ると良いそうで、
数年前に Poison-Ivy にやられた時は痒みが止まらず、大変な思いをしたが、
万が一再度かぶれたら、これが役立つかも。

 

ともかくこの花を見ると、
母とのいろいろな思い出が蘇ってくる。
それを大切にするためにも、
今年の暑さと寒さにはしっかりと対策をして、
大事にそだてなければ!