実況・解説 日本とイギリスの違い
相づちをうつということは、実況者と解説者が会話をしていることです。つまり、視聴者は両者がコミュニケーションしているのを聞きながら試合を見ているわけです。
僕はスカパーでプレミアリーグを見るとき、よく副音声にしています。英語の実況・解説では相づちをうつ場面はほとんどありません。その点で、会話が行われることはあまりないと言えると思います(英語のネイティブには、そんなことはないよと言われるかも知れませんが)。
どちらが良いのかは一概には言えませんが、僕個人としては後者が好みです。理由は、こちらのほうがシンプルで試合がうまく伝わってくる気がするからです。「試合を楽しみたい」僕には、実況・解説が繰り返されるこのやり方が性に合うようです。
そんなこともあって、最近は副音声ばかりです。これで英語のリスニングがもっと出来るようになれば、言うことないんですが(笑)。
旅行記 マンチェスター編④
気が付けばもうイギリスに旅行してから約2ヶ月が経ちます。
初めての海外だったこともあってか、行く前の準備にやたらと手間取り、その割には行ってからその日の計画を立てるというあわただしい旅でした。まあ、なんだかんだ言いつつ全体的に楽しむことができました。ホテルから外に出て、ただ歩いているだけなのになんだかワクワクするという不思議な日々でした。
さて、ずいぶん更新に時間がかかりましたが、旅行記は今回が最後となります。
最後に、オールド・トラッフォードを離れた後に歩いた、The Quaysの様子を紹介します。
そもそもThe Quays(ザ・キーズと読むようです)とは何なのか、詳しくは分かりません。英語の辞書によれば、quayは埠頭、波止場、河岸となっています。地図にはManchester Ship Canalという運河が通っているのでこれが関係あるのかと思います。
ここではオールド・トラッフォードからLowry Outlet Mallまで歩いたときの様子を紹介します。
遠くにオールド・トラッフォードが見えます。
The Lowryです(アウトレットモールのほうは写真撮るのを忘れました)。
Imperial War Museum North
以上で今回の旅行のレポートは終わりです。あまり計画性がなかったせいもあって、歩いてばかりの旅行でした。また、もっと色々な名所などを巡ったり、パブに入ってお酒を飲んだりして楽しむこともできたと思います。
この辺は次回の宿題としたいと思います。
日本に帰ってからの話ですが、思った以上に時差ぼけが続いて驚きました。
イギリスでは特になかったのですが、日本では本当にひどくて、しばらく昼夜逆転の生活になってしまいました。
とはいえ、全体的に言えば本当に行って良かったと思いました。マンチェスターの町はとても性に合うような気がしました。今度はもっと長く滞在して、現地の人と交流してみたいですね。
ただ、日本が恋しくなったのも事実です。マンチェスターはオランダ経由で往復したのですが、帰りの飛行機でオランダ旅行に団体で来ていた方とお話をして、ほっとしました。
(おいしいブッセありがとうございました!)
今回の旅行でかなり体力、精神力を使いましたが、多くのものを得ることもできたと思います。
いつかまた、彼の地でサッカーを見たいと強く思いました。
Man.C v Sunderland ゴールシーンでの実況
この試合の実況・解説について不満があったことを前回書きました。
ここでは、この試合(5-0でマンチェスター・シティーの勝利)の最初のゴールについて実況者が何を話していたかを見ていきます。
この試合の最初のゴールは前半9分、Man.Cの右サイドでのA.ジョンソンとY.トゥレのパス交換から生まれました。トゥレが右サイドに開いたジョンソンにボールを預けて前に飛び出し、ジョンソンがそこへパス。パスを受けたトゥレは中央に走りこんでいたジョンソンにダイレクトでパスを返し、ジョンソンはトラップしてシュート。それがゴール右に決まってMan.C先制という場面です。
映像を見てもらえば分かりますが、最初にトゥレがパスを出してからジョンソンのシュートまでの時間はおよそ10秒。チャンスメイクからゴールまで一瞬にして起きる、サッカーの特徴的な場面であると言えます。
これだけ短い時間ですから、伝えるほう(実況者)が話せることは非常に限られ、せいぜい選手の名前を呼ぶくらいではないかと思います。では実際の実況はどのように行われたのでしょうか。
状況:試合時間で前半の8分37秒のときに解説者が話を終え、実況者が話し始めます。画面にはジョンソンが右サイドライン際でボールをキープしているところが映っています。
実況:サンダーランドはあの3月20日にリバプール戦、メンサーはスアレスを倒したとしてこれ一発退場って言うのがありました。あぁー!いいシュートですね~。先制ゴールになりました。9分です。今の巻き込むようなシュートどうですか?アダム・ジョンソンの先制ゴールで1対0、マンチェスター・シティーです。
実況者が「サンダーランドは」から「ありました」まで話す間に、トゥレとジョンソンがパス交換をし、それをゴールに結び付けました。目の前で行われているプレーとはまったく関係のない話をしていることが分かります。
なぜゴールシーンの実況を紹介したかというと、ゴールこそがサッカーの試合で最も盛り上がる場面であると考えるからです。観客や視聴者が最も興奮するであろう場面において何をどう話すか、ここが実況者、解説者への評価に最も影響を与えると思います。
この例ではどうでしょうか。テレビ画面にはシティーがチャンスメイクしている場面が映っているにもかかわらず、実況者はサンダーランドの選手に関する話(しかもこの試合についてではない)をしています。そしてゴール。
誰がどういうプレーをした結果ゴールが生まれたのかよりも、先日の試合である選手が退場になったことを伝えることのほうが大切なのでしょうか。
確かに、ここで取り上げた場面の直前に解説者とメンサーの退場処分についての話をしていますから、話をひと段落させたい気持ちは分かります。
しかし、伝えるべきことの優先順位を誤ってはいけません。最も伝えなければならないのは今見ているプレーです。実況者はどのようなプレーが行われているかを伝えるという役割を担っています。上の場面では、いくら話に続きがあったとしても、それを途中でやめて実況に戻る必要があったはずです。
僕はシティーのファンでも何でもありませんが、そうはいってもこの場面での実況には非常にがっかりしました。もし自分の応援しているチームのゴールシーンでこういうこと起きたら、相当イライラしたのではないかと思います(まあゴールを喜ぶあまりそんなこと気にしないかもしれませんが)。
いずれにしても、実況者が実況しないという非常に残念な場面でした。





