都立高校と空手道部 | 松涛館流空手道哲空会

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大事な進学説明会の出欠用紙をなんと説明会の前夜に親に出すという(勿論、提出期限オーバー→欠席ショック!)子供の愚行にキレてライデインした代表者です(笑えない…)


今日のはホントにホントのひとりごと。
誰にあたることも出来ない現状に対する愚痴も含まれてますのでスルーしていただいて結構です(^^;)


本題…

空手道部がある都立高校が非常に少ない!

当会のある江戸川区を含む東京東部地域の都立高校に特に少ない(>_<)


ちなみに今年度の東京都高体連空手道専門部加盟校(わかりやすく言うと高体連に加盟してる空手道部がある高校)は36校。

東京都に数多くある高校で都立・私立合わせて僅かに36校のみ…というのも寂しいもんであるが、更に都立に絞れば15校。

少ないなりにも15校と聞くと、まずまずありそうではあるが新宿以西の西部・多摩地区に多く集中しており東部には非常に少ない。

墨東5区(墨田・江東・江戸川・葛飾・足立)に限れば葛飾区に中堅校(※)が1校、足立区に中堅上位校(※)が1校あるのみ。

一般的に東京東部地域に入るであろう荒川区・台東区・千代田区・中央区まで範囲を広げても、台東区に上位校(※)が2校あるのみ。

注)文中の(※)は偏差値レベル


空手道部のある東京東部地域の都立高校は僅かに4校のみ…という現実。

いくらなんでも少な過ぎでしょう!

だから、東京東部在住の中学3年生は本人は勿論、親御さんも空手に非常に熱心で、何より御家庭に余裕があって私立高校に行ける環境の子以外は「高校空手」を諦めてしまう。


公立高校で野球部やサッカー部に入る子達は、みんながみんな甲子園や国立競技場(今は改修中の為、埼玉スタジアム)に行けるとは思っていまい。

それでも、青春の1ページとして“甲子園や国立競技場(同)を目指す戦い(都道府県予選)”には公立だろうが私立だろうが参加することが出来る。

だが、空手道に勤しむ子達は私立に行かないと東京都予選の場にたどり着くことすら困難なくらいのハードルの高さ。(強豪私立は内部での競争がすごいでしょうが…)

中学校に空手道部を普及させて欲しい!という声が上がり久しいですが、都立を含む公立高校にこそ、もっと空手道部を普及させて欲しいと思います。


私自身、地方の県立高校空手道部出身なので、全国レベルの私立強豪校とそのへんの公立高校とでは練習環境、顧問・部員の熱意、その他諸々違いがあるのは充分承知してます。

でも、同じ高校生。
部活で空手をやってる同じ高校生。
勝ち負けは別としても上位大会への出場権をかけた予選…同じ土俵には立たせてあげたいと思います。

誰に言ったらいいのかわかりませんが、都立高校に空手道部が増えることを切に願います。


最後に、かれこれ30年くらい前(私が高校生の頃)の話ですが…
常勝軍団・目黒高校ではなく、都立砧工業高校が男子団体組手の東京の代表となり、そのままインターハイを制したことがあった。

可能性は0ではない。
「都立の夢、再び!」なのだ!