寸止め
その名が示すように
攻撃部位に対して
寸止めで技を決め、
勝敗を争うもので、
四大流派系の大会で
主に用いられ、
伝統空手の統合組織、
全空連の
正式採用ルールで、
国体などでも
用いられているだけに、
社会体育的な認知度と
いう意味では
もっとも定着している
ルールです。
格闘技としては
画期的にも、
ダメージの概念を
取り去ることにより、
老若男女が無理せずに
ゲーム感覚から
始められる点も
武道として
意義深いものが
あります。
なお各流派や
会派によって
多少の差異は
ありますが、
特に防具に
ついての違いがあり、
同じ寸止めルールでも
松濤館野口会のように
拳サポーターや
メンホーなどの使用を
素面・素手で
行なうところもあるため、
同じルールであるにも
かかわらず、
見た目は防具ありと
防具無しとでかなり
変わってきます。
このルールの特徴は、
ダメージ性ではなく
当てたもの勝ち
(実際には触れないが)
なので、
踏み込みと技の
スピードの速さが非常に
要求されます。
しかし、
空手の基本的な技を
試合に使用しなければならず、
雑な技ではポイントを
取ることはできないため、
基本技術の正確さも
求められ、ただ手足が
素早いだけでは
勝ち抜くことはできません。
また、寸止めだからこそ
実現できるのが、
肘や手刀、投げから
決めなどで、これらの技は、
他のルールでは
判定基準の難しさ、
危険度の高さゆえに
禁じられていますが、
寸止めルールでは
初めから当てないルールで
あるために使用が可能です。
総じて「伝統空手」とは、
伝統派の名が示すように
空手の伝統的な
技術体系の伝承、
保存を大事にするルール
であるといえます。
「伝統空手」を
始めてみませんか。
Karate Class
全日本空手道松涛館野口会
Karate Class
等々力教室練習生募集
A place in Todoroki for those seeking practice
★ 武道で心と体を鍛えよ
Training for body and spirit
★ いつまでも若さを保とう
Maintain your health and youth
★ 老若男女どなたでもどうぞ
Open to all ages - both male and female
稽古日:毎週(木曜日・日曜日)8回/月 予定
Classes: Every Thursday and Sunday (approx. 8 times per month)
日曜日 Sunday
時 間 : 10:00~12:00
Time: 10:00 ~ 12:00
木曜日 Thursday
時 間:18:30~20:30
Time: 18:30 ~ 20:30
会 費:
Fee:
日曜日または木曜日
Sunday or Thursday
3,000円/月 ・入会金 2,000円
3,000yen per/month ( registration fee 2,000yen)
Admission fee
日曜日と木曜日の両日
Both days Sunday and Thursday
5,000円/月 ・入会金 2,000円
5,000yen per/month ( registration fee 2,000yen)
指 導:松濤館野口会 師範 鈴木 伊一郎
指導員 :菊池 宏
高橋 達也
砂川 貴洋
会 場:尾山台地区会館・その他の施設
連絡先 : 090-2241-1078(佐々木 実雄)
Organizer Contact Number (Japanese only): 090-2241-1078 (Sasaki)
E-mail (Japanese or English): f.sasaki@ab.auone-net.jp
等々力道場Net http://ameblo.jp/karate-n/
Todoroki-dojo Website http://ameblo.jp/karate-n
空手道の父 船越義珍翁
松濤館野口会とは
空手道の父船越義珍翁
(1868年11月~1957年4月)に
昭和4年から師事した
野口宏師範が形を継承し、
後世に伝承することを
目的として
昭和62年9月に
結成された会である。
船越先生は沖縄首里で生まれ
11歳頃より糸洲安恒と
安里安恒両先生に
唐手の指導を受けた。
大正12年、東京に
唐手を広めようと
小石川水道町の「明正塾」で
指導を始められた。
その後、
唐手を空手と改め
近代空手の始祖となる。
伝統空手の
四大流派は
松濤館流(船越義珍)
剛柔流(宮城長順)
糸東流(摩文仁賢和)
和道流(大塚博紀)
と各開祖によって
名乗られたが、
船越先生は、
『空手には流派はありません』
と常におっしゃって
おられたそうです。
つまり、空手道は、
流派を問わず
『求める所は一つである』
と言われているのでしょう。
松濤館野口会師範 鈴木 伊一郎
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