今日も何かが…〇周年!! -71ページ目

11月29日 は何の日?

2014年11月29日は…


       『ポートピア連続殺人事件』   発売  29周年!


     

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【今日の紹介ジャンル】

GW-8  FC-120  GB-40 SFC-48 VB-4  N64-22  PP-4 

PM-5  GBA-30 NGC-25  NDS-37  Wii-22 3DS-5 WiiU-1  

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今日も何かが…〇周年!!-FC   ファミリーコンピュータ用ソフト
     『ポートピア連続殺人事件』



1985年11月29日(金)発売  エニックス  5500円



●パソコンから移植された、ファミコン初のアドベンチャーゲームです。「アドベンチャーゲーム=ミステリー」の印象が市場には根強くあったのは、このゲームのインパクトが強かったこともあるのかもしれませんね。ともあれ、ファミコン発売から2年たらずで、このジャンルのゲームが出ことに驚かされます。少ない容量、記録方法がない、など今となっては考えられない状況の中発売されたゲームです。まだゲーム中にひらがなが出てくること自体が珍しかったですね。


開発は堀井雄二さんとチュンソフト。このゲームの開発が「ドラクエ」制作に関わっていることは有名な話です。また、犯人が当時驚きだったことは有名ですので割愛しますが…これまたこのゲームのインパクトが強すぎて、その後の同種のゲームでも、自分の…を疑ったものです。



パソコン版『オホーツクに消ゆ』から受け継がれてファミコン版にも導入された「コマンド選択方式」は、キーボード入力のできないゲーム機でもアドベンチャーゲームができることを証明してくれました。タッチスクリーンを備えたDSのアドベンチャーゲームでさえ、この方式であること(アイコンになったとはいえ)から考えても、素晴らしいシステムだといえます。パソコン版の『ポートピア』にはなかった要素は他にもいくつかあります。そのうちの一つに地下迷路があります。初の3Dダンジョン経験が『ウィザードリィ』ではなく、『ポートピア』だという人も少なくないのではないでしょうか…。




●このゲームを取り巻く状況は、当時のゲーム&おもちゃ業界をよく表しているので、そちらのことを書きたいと思います。まず、当時はゲーム雑誌(まだほとんどありませんでしたが)を読んでいる人はまれでした。事前の情報がなく店頭に買いに来る人がほとんで、箱の絵を見て決めていたのです。


たとえば『スーパーマリオ』なら箱絵を見たら「ジャンプしたりして冒険するんだろう」と簡単想像できます。『スターフォース』なら「戦闘機で撃って敵を倒すゲームだ」とわかります。しかしタイトルが『ポートピア連続殺人事件』で、箱の絵がこれ(下図参照)ですので、全くもって「どういうゲームかわからない」状況でした。パソコンやアーケードでのゲーム体験がほとんどなく、「ゲーム=ファミコン」の人は、アドベンチャーゲームなどというジャンルを知る由もなかったのです。


そんなわけで、このゲームは店頭でお客さんに内容を説明することが本当に多かったです。そしてなぜか店頭デモを出している店舗が多かった!このゲームは動きもしなければ音楽もない、試遊台があっても短い時間では楽しめない、にもかかわらず、です。




●もう一つ特徴的だったのは、コストパフォーマンスを気にするお客さんがとても多いソフトだったことです。当時のゲームは「エンディングがない」もしくは「クリア後も1面から繰り返す」というゲームがほとんどでした。つまりずっと遊べる状態だったのです。ですから、店頭でこういうゲームです、と説明すると「犯人がわかったらおしまいなの?」、「終わりがあるの?」、「1回しか遊べないの?」とよく、いや必ず聞かれたものですそれに対して「でも、解決までがとても楽しいので…」と頑張って説明していました…。ゲーム自体が面白くても、理解してもらうのは難しいものです。


★懐かしさメインになりますが、バーチャルコンソールで出ないかなあ…。今の時代じゃこのグラフィックは…とかそういう問題じゃないんだよなあ…。



ポートピア連続殺人事件
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…こんな11月29日でした!

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明日は…永谷園。
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≪つれづれ。≫
●ゲームをやらない理由のはなし(1)。 以前、岩田社長が「コアユーザーも必ずはじめはライトユーザーだったわけで」というニュアンスの発言をしていました。確かにそうです。これを読んでくださっている方は、いつがライトユーザーの始まり…つまり「ゲームをやらない人」の卒業だったのでしょうか。昔は「ゲーム」が一般的でなかったから「やらない」というか「やるチャンスもない」状況がありました。それが明らかに解消されたのは、やっぱりファミコンが登場したからですね。(つづきます)