いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
恒例により、このブログの11月ひと月の実績を振り返ります。
1.2021年11月の掲載記事の数とその分類
最初に、ブログの月別記事掲載数を昨年、一昨年と対比した表でみておきます。
年∖月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
2021 24 20 21 18 19 16 20 17 15 20 20 210
2020 20 25 22 19 20 7 21 21 20 20 19 23 237
2019 25 25 23 19 16 14 8 14 5 8 18 25 200
11月は20件で、従来の目標達成です。
年間目標の200件も、月内に達成しました。
11月の記事をテーマ別にみると、多い順に次の通りです。
テーマ 記事数
科学ニュース 10
書評 3
文学,芸術,音楽 2
天文・物理・科学一般 1
論理と言語 1
将棋 1
ブログ 2
計 20
「科学ニュース」10件のうち8件は天文で、7件はアストロアーツの引用に、1件はsoraeの記事に、それぞれ私なりの解説を加えたものです。
あとの2件は「NTT基礎数学センタ設立」と「IUT理論でフェルマーの最終定理を証明」で、どちらも数学関連です。
「書評」3件は、「図式と圏論による量子論の本」3回連載です。
久しぶりの書評ですが、もっと書かなくてはいけませんね。
「文学、芸術、音楽」2件はいずれも漢詩で、現代の「皆既月食の漢詩」と古典の「李益の月の漢詩3篇」です。
「天文・物理・科学一般」1件は、「冬の洗濯物から湯気が出る話」。
「論理と言語」1件は、「ロジバンの機能語の全体像6」。このシリーズは掲載してからも書き足しているのですが、同5が長くなりすぎたので、分割したもの。
「将棋」1件は、「藤井聡太竜王誕生!」です。
「ブログ」2件は、「2021年10月の振り返り」と「火鉢とこたつなどの話」。後者は昔の暖房などについて記憶の彼方から手繰り寄せたような話です。
12月は例年その年の科学関連の出来事のまとめを引用していて、それが5件程度にはなるので、トータルで20件程度の記事は書けると思います。
2.アクセス数と訪問者数
それでは恒例の2020年1月~2021年11月のアクセス数と訪問者数の中央値と平均値とを示します。
前回から中央値を先に、平均値をその後に載せています。
訪問者数、アクセス数の中央値
21年\月 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
訪問者数 50 53 48 54 70 72 69 60 53 74 98
アクセス数 67 68 62 72 89 97.5 89 79 68.5 101 129
(注) 中央値は整数か半奇数をとる。
訪問者数、アクセス数などの月平均
21年\月 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
訪問者数 51.5 53.7 46.1 54.9 84.0 71.1 74.9 59.3 53.6 87.5 107.4
アクセス数 67.1 73.6 66.7 77.6 112.8 114.6 104.1 81.3 77.1 118.3 144.1
一人当たり 1.30 1.36 1.42 1.41 1.39 1.64 1.42 1.36 1.41 1.38 1.34
(注) 10月については、10/29のみ多数の訪問者がなかったものとして計算している。前回掲載時は10/29と10/30について同様の処理をしていたため、一致しない。
10月に続き、11月も最高値を更新しました。
10月後半からの勢いが11月前半も続いていましたが、さすがに後半は衰えるかと思っていたところ、まだ続いているように感じます。
全く不満のない数字で、むしろ怖いくらいです。
今回初めて訪問者数、アクセス数がそれぞれ100以上の日の数をカウントしてみます。
訪問者数、アクセス数が100以上の日の数
21年\月 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
訪問者数 - - - - 1 - 1 - - 7 15
アクセス数 - 3 1 5 10 14 9 5 3 17 27
同200以上 - - 1 - 2 3 2 - 1 2 4
訪問者数、アクセス数ともに100以上の日が増えています。
今回は載せませんが、一人当たりアクセス数も1.50未満の日が多く、訪問者の増加によってアクセス数も増えるという健全な増え方となっています。
アメンバーの方に当ブログの紹介をしていただいたので、その効果もあろうかと思います。
あらためて御礼申し上げます。
12月の中央値も11月と同程度、できれば少しだけ増えてくれることを期待します。
3.記事別アクセス数
次は、2021年11月の記事別アクセス数です。
これも、アクセス数10以上の記事の数がさらに増えています。
記事別アクセス数上位(11/1~11/30、アクセス数10以上)
順位 記事名 アクセス数
1 KAGRAは失敗? 829
2 88星座の覚え方1 418
3 △黒体放射って何のこと? 143
4 将棋界と囲碁界の比較1 101
5 8惑星の一日と一年 74
6 △宇宙の曲率とは? 70
7 将棋界と囲碁界の比較2 67
8 88星座の覚え方2 56
9 △ブラックホールの密度は? 42
10 NTT基礎数学研究センタ設立 37*
11 宇宙重力波天文台構想 36
12 藤井聡太竜王誕生! 36*
13 『青の数学』 34
14 力学質量の求め方―ビリアル定理の応用 33
15 藤井聡太三冠の現在(2021/10/31) 32
16 IUT理論でフェルマーの最終定理を証明 29*
17 宇宙という書物は数学という言語で書かれている 27
18 宇宙は12面体空間か? 26
19 図式と圏論による量子論の本3 24*
20 天体の重力収縮とビリアル定理 24
21 有限体再び F8とF9 24
22 これまで掲載した漢詩一覧 23
23 コロナ禍による死亡率の国際比較 22
24 100億年前の宇宙で成長中の銀河団 21*
25 小さな群その他2 20
26 オイラーの多面体定理の証明 20
27 皆既月食の漢詩 19*
28 ケプラーの第3法則と天体の質量 19
29 京大霊長類研究所は解体 19
30 4×4の魔方陣-魔法陣? 18
31 2021年10月の振り返り 17*
32 △輝線や吸収線て何のこと? 17
33 位相の続き3 17
34 △光のドップラー効果って音と同じなの?1 16
35 美星町、国内3か所目の星空保護区に認定 15*
36 3次元球面の作り方と性質 15
37 銀河系外惑星候補を初発見 14*
38 モノとエピを深める3 13
39 火鉢とこたつなどの話 13*
40 銀河団中の銀河が星の材料を失うメカニズム 13*
41 星座と一等星のデータ 12
42 圏論の簡単な入門3 12
43 ロジバンの機能語の全体像6 12*
44 モノとエピを深める4 12
45 超準解析入門の入門6 12
46 岩石型惑星の形成につながる中心星の組成 12*
47 図式と圏論による量子論の本1 12*
48 セーラームーンと惑星の名前 12
49 大マゼラン雲のブラックホール連星 12*
50 『日本列島の下では何が起きているのか』2 11
51 図式と圏論による量子論の本2 11*
52 『圏論の道案内』2 11
53 人工言語ロジバン1 11
54 地球の大気・海水の量は小惑星の大量衝突で決まった 11*
55 探査機ジュノー、木星の大気を立体的にとらえる 11*
56 TVアニメ「ぼくらの」と主題歌「アンインストール」 10
57 圏論の準備としての集合論の初歩1 10
58 関手の性質と随伴1 10
59 デカルトの不足角定理の証明 10
60 漢詩「十五夜望月」ほか 10
61 凸多面体の存在条件 10
62 漢詩「嫦娥」 10
(注) *印は当月掲載した記事。
月ごとの日数の変動の影響を受けないようにするため、Amebloアクセス解析の期間のうち「30日間」をとっています。
11月は、ちょうど11/1(月)~11/30(火)です。
前月までは手間をかけて同率何位という表示をしていたのですが、60件を超すと面倒になってきたので、もう加工はしません。
アクセス数10以上の記事数など
年 2020 2021
. 月 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
記事数 33 29 40 43 33 37 36 26 32 47 49 42 39 37 60 62
20以上 11 13 10 11 8 8 11 7 12 20 19 19 13 17 23 26
30以上 5 7 7 9 5 7 7 6 6 11 15 13 11 10 16 15
100以上 1 1 0 0 0 0 3 2 3 3 3 2 1 1 5 4
*印 9 9 11 7 4 2 3 4 5 9 4 11 10 8 13 18
トップ 174 121 65 72 74 97 122 148 200 592 114 369 117 140 4880 829
(注) 20以上と30以上はそれぞれアクセス数20以上、30以上の記事数。
*印はアクセス数10以上の当月掲載記事数。
トップは1位のアクセス数。
アクセス数10以上の記事数は62と、これまでの最高を更新しています。
他の項目も最高か2位となっており、極めて満足のいく実績です。
今回は、トップから7位までの記事のアクセス数の推移を示します。(8位は56)
上位7位までのアクセス数
年 2020 2021
. 月 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
KAGRA… - - - - - - - - - - - - 207 829
88星座…1 - - - 10 122 111 100 607 114 369 117 140 4880 418
△黒体… 35 60 45 97 43 36 202 196 107 103 64 66 142 143
将棋界…1 - - - - - - - - - 12 - 32 84 101
8惑星の… 22 60 74 28 56 30 32 56 55 38 31 47 36 74
△宇宙の… - - - - - - - 36 66 45 32 47 77 70
将棋界…2 - - - - - - - - - 13 - 13 40 67
各記事の掲載年月日は次の通りです。
KAGRA・・・ 2021/10/23, 88星座の覚え方1 2011/12/12,
△黒体放射・・・ 2019/12/19, 将棋界と囲碁界…1 2021/7/8,
8惑星の一日と一年 2011/7/6, △宇宙の曲率・・・ 2007/6/6,
将棋界と囲碁界…2 2021/7/10
(注) 「△黒体放射・・・」は、以前(2015/2/28)の記事をそのまま再掲したもの。
今回1位の「KAGRA・・・」は前月下旬に掲載した記事です。
「88星座…1」と1位2位が入れ替わりました。
3位の「△黒体放射・・・」は、Yahoo!ブログ時代からの定番記事です。
対になる「△輝線や吸収線・・・」もアクセス数10以上の中に入っています。
「将棋界と囲碁界の比較1」が4位、「将棋界と囲碁界の比較2」が7位です。将棋ファンではなく囲碁ファンが読んでいるのかもしれません。
5位の「8惑星の一日と一年」も定番記事入りしたといってよいと思います。
「△宇宙の曲率とは?」は、宇宙論の記事としては素人にも分かりやすいと思います。
テーマで分類すると、
数学 14件
科学ニュース 12件 *10件
天文・物理・その他自然科学 11件
書評 6件 *3件
文学、芸術、音楽 5件 *1件
将棋 4件 *1件
宇宙論 3件
ブログ 2件 *2件
論理と言語 2件 *1件
ブラックホール・重力波 1件
科学・技術論 1件
試験・検定、一家に1枚 1件
計 62件 *18件
となります。(*印は当月掲載記事)
これも、従来は各記事がどのテーマに該当するかを書き込んでいましたが、今後省略することにします。
各テーマ別にさらに分類すると、
「数学」14件の内訳は、圏論5件、幾何4件、抽象数学4件、その他1となっています。
「科学ニュース」12件は、天文記事が8件、数学記事が2件、その他記事が2件です。
「天文・物理・その他自然科学」11件は、分類しにくいです。
「書評」6件は、「図式と圏論による量子論の本」3件、地球科学関係1件、数学関係1件、数学小説1件です。
「文学、芸術、音楽」5件は、漢詩が4件(うち1件はまとめ)、漫画・アニメ・その原作が1件です。
「将棋」4件は、藤井聡太関係記事が2件、「将棋界と囲碁界の比較」が2件です。
「宇宙論」3件は、英語論文の翻訳1件、Q&A1件、「宇宙重力波天文台構想」です。
「ブログ」2件は、「10月の振り返り」と昔の生活の紹介です。
「論理と言語」2件は、ロジバン関連2件です。
テーマとは別の分類(再掲)で、
△で始まるQ&Aは5件あり、「天文・物理・その他自然科学」が3件、「宇宙論」が1件、「ブラックホール」1件です。
まとめ・一覧は「文学、芸術、音楽」1件(漢詩)で、変わりありません。
前月と比べると、科学ニュース、数学、書評が増えて、「文学、芸術、音楽」と「天文・物理・その他自然科学」が減っています。
全体が良いので、多少の凸凹は許容範囲です。
★ 今日は都心の麹町で久しぶりに飲み会がありました。テレワークが普及したため、都心の飲食店の客足はコロナ禍の前には戻っていないようです。
家に帰ったら、毎年年末にある大学の講義の依頼メールが着いていました。11月22日付のメールなのに、今日見るというのは変ですが、どうなっているのかな? まだ間に合うようなら引き受けると返事しました。
★★ 今日のロジバン 方向 fa’a
fa’a lo cifnu poi klaku co’a lo cerni cu zi co’a cmabratu
「ファハ ロ゚ シㇷヌ ポイ ㇰラ゚ク ショハ ロ゚ シェㇽニ シュ ズィ ショハ ㇱマブラトゥ」
朝から泣く児に霰がふつてきた (山頭火『行乞記(二)』 (霰あられ)
fa’a : ~へ/に/を方向として。間制詞(空間・方向)FAhA4類。
cifnu : 幼児/赤ちゃんだ,x1は x2(生物種)の。-cif-
poi : 直前の体言を直後の節で修飾し、体言の指示対象を選り抜く。関係詞(節・限定)NOI類
klaku : 泣く,x1は x2(涙)・x3(理由)で。-kak-
co’a : 開始。「し始める」。相制詞ZAhO類
cerni : 朝だ,x1は x2(日)・x3(所)の。-cer-
zi : 間制詞(時間・程度・小)ZI類
cmabratu : あられだ。<- cma+bratu, cma<- cmalu
cmalu : 小さい,x1は x2(性質)に関して x3(比較対象)の中で。-cma-
x3は群れでも集合でもよい
bratu : ひょう/あられ/みぞれだ,x1は x2(成分)の
山頭火の自由律俳句のguskantさんによるロジバン訳です。
{ fa’a lo cifnu poi klaku co’a lo cerni } 「朝から泣く児に」は、主述語に掛かる間制句です。
{ co’a lo cerni } が「朝から」。
{ cu zi co’a cmabratu } が主述語で、x1などはありません。
cmabratu は「あられだ/あられが降る/降っている」。
{ co’a cmabratu } で「あられが降り始める」。
それに zi を付けて、方向は明示されていないが当然過去なので、「少し前にあられが降り始めた」となります。
出典は、
ma'oste bau la'o by 日本語 by ji'u la <a href='http://jbovlaste.lojban.org'>jbovlaste</a> de'i li 2016-01-10 (guskant.github.io) co’a, fa’a の項