M&F編集長日記---はるかなる“体育て(からだそだて)”の旅へ -10ページ目

“インフォームドセレクション”の時代

医療の分野で“インフォームドコンセント”ということがいわれ始めてだいぶ時間がたちます。
インフォームドコンセントとは簡単にいえば、医療側から診断や治療方法について患者に説明し、同意(コンセント:consent)してもらうことです。
日本でもかなり広まってきたと思いますが(まだまだ十分ではないでしょうが)、数年前にアメリカの医療関係者が書いた本のなかにこのインフォームドコンセントのことが書かれていて、ハタと膝を打った印象深いことがあります。
それは、これからの医療はインフォームドコンセントではなく、“インフォームドセレクション”であるべきだというのです。
「説明して同意してもらう(させる)」のではなく、「治療の方法、可能性について選択肢を説明し、患者に選んでもらう」のが、“セレクション(選択)”の意味です。
“インフォームドコンセント”と“インフォームドセレクション”には大きな違いがあると、僕は思います。インフォームドコンセントの場合、医療側が決めたことに同意してもらう(させる)感じが強くします。実際に医療の現場でそうなっていることが多いのではないでしょうか。
一方、インフォームドセレクションは患者の側に選ぶ主体がある説明方法です。これからの時代、医療側にまかせっきりにするのではなく、患者側も治療方法などについて調べ、選ぶことが大切です(かけがえのない自分の体なのですから)。
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同じことは、体づくりを中心としたフィットネスの分野にもいえると思います。単にトレーナーの指示どおりにするのではなく、“体育て(からだそだて)”をどのようにしていきたいかを自分で“選び”、それをトレーナーにサポートしてもらう。トレーナーはクライアントに対し、十分な“選択肢”を提供すべきだといえるでしょう。
“体育て(からだそだて)”に関して、さまざまなインフォームドセレクションをさせてくれるのが、いいパーソナルトレーナーだと、僕は思います。

『M&F』誌の発行元になって約1年

今日『マッスル・アンド・フィットネス』2007年12月号 (11月10日発売)の校正を終え、
これで小社が発行元となって12冊を作ったことになります。
早いものでもう1年。
出版社としてやるべき課題はいろいろとありますが、
日本ではまだ根づいていない「体づくりを中心としたフィットネス」の分野を
カバーする専門誌づくりの仕事にやりがいを感じています。

『マッスル・アンド・フィットネス』 の読者の方が
このブログを読んでいただいているとしたら、あらためてこの場でお礼を申し上げます。

今後とも、読者のみなさんの体づくり、
フィットネスに役立つ雑誌づくりに精進していきたいと思っています。

ちなみに、今月の特集は「股関節を活性化させるコンディショニング」です。
パーソナルトレーナーの野口克彦さんに提供していただいたプログラムを紹介していますが、
これはふだん僕が野口さん指導で受けている
パーソナルトレーニングのプログラムとも共通します。
僕が受けてみていいと感じたものを、
せひ多くの方にも活用していただきたいと思い、企画しました。
日常生活に採り入れることのできる効果的なプログラムです。

3カ月の成果

野口克彦さんのパーソナルトレーニングを受け始めて約3カ月が経ちました。
週1回の頻度ですが、着実に体は変わっていると思います(野口さんとのトレーニングセッション以外にも、自分でトレーニングしています)。
体重は、1.5~2kgくらい減りました。体脂肪率は2~3%減。体が引き締まってきた感じです。
人とお酒を飲む機会が多いし、食事面はあまり変えていないので、やはりパーソナルトレーニングによる効果が大きいと思っています。
頼れるパーソナルトレーナーがいることの素晴らしさを実感しています。