仕事が忙しく恒例となってしまった半期ごとのマイベスト・ワースト


◎小説 マイベスト(順不同)

『黄金の樹』(新潮社 黒井千次)

 →再読(3回目?)だが、小説(特に恋愛小説)のお手本といえる小説。変な文体をユニークと勘違いしている作家にこそ読んでほしい。

 


『ヒトでなし』(新潮社 京極夏彦) 

 →キレイごとなしの本音。哲学者永井均はくだらないと言うだろうか・・・


『ナオミとカナコ』(幻冬舎 奥田秀朗)

 →ストーリーはありふれているが、ハラハラドキドキ。TVドラマは観ていないが(観るヒマはなかった)、原作のほうが面白いに決まっている。


◎ノンフィクション マイベスト(順不同)

『性風俗のいびつな現場』(ちくま新書 坂爪真吾)

 →必要悪では済まされぬ。(労働福祉)行政が現実に追いついていかないという話は、少し責任を感じる(というのはウソ)


『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』(ちくま新書 浅羽通明)

 →これもあまり指摘する人がいない本音。デモ好き、ボランティア好きは熟読せよ(エセ左翼も)


『傭兵の誇り』(小学館 高部正樹)

 →こういう生き方もありだろう。これもエセ左翼必読


『誰が殺した? 日本国憲法』(講談社 倉山満) 

 →前にも書いた。9条に関していえば、憲法学者や弁護士が扱える問題ではない。


『英語と日本人(NHKブックス 江利川春雄)

 →やみくもに読み書き中心の(受験)英語を批判するな


◎マイワースト

『異類婚姻譚』(本谷有希子)

『死んでいない者』(滝口悠生)

 →なんでこんなクソつまらん小説もどきが芥川賞なんだ!?



◎奇書

『「キモい」の解剖室』(イーストプレス 春日武彦)

 →著者の本に登場する同級生はどの本でも重複しないのはなぜなのか。著者の創作で、実際は存在しないのではないか。


ではまた年末

 集団的自衛権を巡って騒がしい。新聞でも憲法に関する記事が多く目につく。

これまで憲法学者の本をいろいろ読んだが、9条に関しては何を言っているのかよくわからないものが多い。憲法、特に9条は国際法や歴史を踏まえなければ、字面を追っているだけでは絶対に理解できない。憲法学者の本はどれも駄作といっても過言ではない。


 憲法に関する本では次の2冊が必読だ。

  小室直樹『痛快 憲法学』

  倉山満『誰が殺した!?日本国憲法』

 直接憲法に関係ないが、最近読んだなかでは(図書館から借りた)、高部正樹『傭兵の誇り』(小学館)が、戦争や憲法を理解するのに役立つ。

 やられたらやりかえすのは当たり前。やられそうだったらやられる前にやっつけるのも当たり前。9条があるから平和かもしれないが、9条があるせいで隣国から島を占拠されたり人をさらわれたりナメられているのも事実。

 大学への数学5月号の学力コンテスト1~3は簡単すぎないか。

1はABの座標を具体的にわからなくても、底辺×高さ÷2で答えが出てくるし、2は初歩の問題で、一定値になる(2/9)。3は無限に存在するわけがなくa=b=c=3 になる。


 なんでこんな問題なのかと思って調べたら、行列、一次変換、複素数が高校の履修範囲ではなくなっていた! 私が高校生の時は、文系でも必須だったのに、理系の人は大学に行って苦労するんじゃないだろうか。確率なんかより、代数・幾何、基礎解析の方が大切だと思うのだが。大数の日日の演習も昔は微分と積分は確か、11月と12月に分けていたはずだ。

 

 そういえば、鉄則の寺田文行先生がお亡くなりになられたとか。ラ講でxを「エッキス」と聞こえたのは私だけだろうか・・・。

平成27年7~12月のマイベスト、マイワースト


【マイベスト】順不同

◎フィクション

 『神の子』(光文社)薬丸岳

 『飢餓海峡』(新潮文庫)水上勉


 どちらも図書館で借りたものだが読みごたえがあった。はやく薬丸岳の少年Aの話も読みたい。


◎ノンフィクション

 『タモリと戦後ニッポン』(講談社現代新書)近藤正高

 似非学者が書くのより断然面白い。

 『大放言』(新潮新書)百田尚樹

 マスコミは反省せよ。

 『ニッポン超越マニア大全』(文庫ぎんが堂)北尾トロ

 ああ趣味中心に生きたい。仕事は二の次!?

 『捏造の科学者』(毎日新聞社)須田桃子

 本人が思い込んでいるんだからスタップ細胞はありまあす!?

 『癒しとイヤラシ』(筑摩書房)田中雅一

 奇書


【マイワースト】時間の無駄

 『火花』(又吉直樹)

 全然面白くない。ギャグも笑えない。掲載された「文藝春秋」を同僚に貸しているが、3か月経っても返却されない。

 『その女、アレックス』

 日本の推理小説が一番だ

 『キケン』(新潮社)有川浩

 わざとらしい。受け狙いはやめろ。


それではよいお年を!

 昨年4月に異動したが、本年4月にまた異動した。1年で異動したのは初めてである。現職場のシマには8名(男4女4)いるが、昼休みに読書しているのは、私だけである。女性2人は理系で(高専卒と中高の理科の教員免許所有者)、本は読まないという。ということで、私は職場で本の話は一切しない。

 今年も忙しく、今日現在で47冊しか読了していないが、上半期マイベスト・ワーストを挙げておく。

<マイベスト>

◎小説

 『そして奔流へ』(幻冬舎)白川道

 これが!?と思われるかもしれないが、著者死去により続きが読めないということで。合掌

◎ノンフィクション

 『戦争論理学』(二見書房)三浦俊彦

 日本に原爆が投下されたことの正当性を論理的に論証するもの。バカ左翼だけでなく、自民党のセンセイにも読んでほしい。



<マイワースト>

◎小説

 『やや暴力的に』(文藝春秋)石原慎太郎

 他人の小説を貶しておきながら、お前の小説こそ全然面白くない!!



<奇書>

 『下半身の論理学』(青土社)三浦俊彦

 下ネタのなかで最も嫌がれる「処女」についての論理的考察。

 タブーなものこそ研究の対象とせねばならない。自称社会学者(上野某、橋爪某その他)は恥を知れ。



 読書だけでなく、大学への数学4月号の学力コンテスト(Aコース)にも応募したが、82点で名前が掲載されなかった。

 明日からは、読書は中断して、昨日発売の「地獄のギター アニソン」を練習しまくる予定である。



 ではまた年末に