おっといけない・・・
どうも、現状に集中できない。
・・・というより、飽きてきました。
犬をテーマにしたインプロなんて無理なのです。
そりゃ、主人に連れられて来たには違いないが、
期待はしていないものの、興味はありました。
しかし、劇団員たちがしていることは真似事です。
悪く言えば、おままごとです。
典型的な犬を見せてもらわないと面白みがありません。
これは演じることと何等無関係です。
真っ赤なウソでしかありません。
犬は「ワンワン」と吠えていません。
喉に息を当てると「Wu~」という音声が出ますが、
母音の「あ」を出そうとして「Wa」になる。
最初から「Wa」の音ではないのです。
「Wu~」が長引くと「う~ワン」になります。
「Wu」を短めにして「A」を出そうとすれば、
「Wuは無声化してワンになります。
四つんばいになって、
「ワンワン」
を言えば犬だというのは幼稚すぎます。
いや、5~6歳の子どもたちのほうが正確な音声を出すかもしれません。
「クンクン」
もそう。
安易過ぎます。
一人など、お手をしたりチンチンをしたりして、
こともあろうに、片足を上げて、立ちション便の真似までしました。
失礼ですよ。
匂いを嗅ぐのは何故か、片足をあげるのは何故か・・・
「片足ション便をして満足顔をするな」
残尿感を残したままのション便に満足感なんてある訳ないでしょう。
「不満だなァ」
それに、目線が違うね。
みんな上から目線じゃないですか。
犬の目線は、もっともっと低いのに気付いてないのかなァ。
役者なんていい加減な生き方をしているんですね。
役者に大切な「観察」とか、してんのかなァ。
感性不足といおうか、何をどのように感じるか・・・
これは役者に限ったことではない、
どんな人間にも必要じゃないのかね。
第一、感じちゃいない・・・
ちょっとカッカし過ぎでしょか。
だめだこりゃ・・・
あ、ごめんなさい。
我輩のご主人様はちょっと質が違うかなァ。
いや、身内だからいうわけじゃなくてですね、
けっこう感性豊かで、茫洋としているようですがデリケートなんです。
だから、きっと我輩と同じような思いで見ているはずです。
そりゃわかりますよ。
貧乏ゆすりをしたり、足指の運動をしたりしています。
続く・・・



