演劇人生 -168ページ目
昨夜11時過ぎに電話がきた。
「遅い時間ですが・・・」
劇団事務所に残っている人がいることに
驚いたのかも知れない。
「留守番電話になっていれば、
メッセージを残そうと思った」
という。
メッセージの内容は、
「アドックとはどのような劇団か」
ということらしい。
この説明は電話ででもそうだが、
このようなブログでの説明も難しい。
いわば、
「曰く言い難し」
・・・なのである。
ホームページを見て貰っても、
会って話したにしても難しいことだ。
とは言え、
「人生は長いのですから、
ま、一緒にやってみて
判断してくれませんか」
等とも言えない。
いろいろなスローガンや
旗をかかげている劇団もある。
それはホームページにも書いてある。
それより何より・・・
こちらからすれば、
「あなたは、どのようなお人ですか?」
・・・と聞いた。
どのような劇団かという内容を聞かれれば、
どのような人かを聞いてもいいだろう。
「それは、ひと言では難しいです」
という答えだった。
「いや、長い話になっても構いません」
と言ったが、
「電話では・・・」
と話を濁してしまった。
これはないだろう・・・
「お目にかかりましょうか?」
「いや、何となく難しい劇団みたいですね」
「それはないでしょう?」
あなたに対して、
「こんな時間に非常識だとか、
わけ分からん人だとか言ってないでしょう?」
それなのに、劇団を、一方的に「難しい」などと
おっしゃるのは間違いではないのか・・・
というと、
「非常識だとか
わけが分からんと言ったじゃないですか」
とのご指摘を受けた。
口は災いの元・・・
「例えばの話です」
等と言っても、もう遅かった・・・
受話器をあげた時から、
「こんな時間に非常識・・・」
という思いがあった証拠・・・
なのであります。
北海道の友人から、
中空に浮かぶ上弦の月を見ながら
仕事先から帰宅中だというメールが届いた。
そして、月見えますか?
・・・と結んであった。
いよいよ秋本番である。
「上弦の月」で、
様々なものが心に浮かんだ。
その一つが、
或る戯曲の一節である。
たとえば 半舷の月のように
年の半ばを冬に蝕まれ
残る半舷を 春と夏と秋とが
慌しく 染め分ける
北日本の四季・・・
(上弦ではないが・・・)
名文だと思う。
そして、もう一つ・・・
やはり北海道の友人の描いた
一枚のイラストである。
(これも上弦の月ではないが・・・)
ミミさん画
上弦の月と聞いて、
何を感じるか、人それぞれだと思う。
ぼくには、
この二つが即座に心に浮かんだ。
呼び覚まされたように・・・
もう一つ・・・
ぼくって幸せな人間だ・・・
という思いだ。
「うん・・・?」
北海道で見えたのならば、
ここからでも見えるはずだ。
窓から覗いてみた。
「・・・ない」
メールを貰ってから8時間近く経つ。
何処かへ回り込んだに違いない。
・・・が、
目をつむると見えるじゃないか。
嬉しいねェ・・・


「・・・・?」
あれッ、
昨日はひと言もしゃべらずに
一日を送っていないか・・・

思い出して・・・みなければならないような
一日だった。
思い出してみよう・・・
1.エレべーターで後から乗って来た人に・・・
「
何階ですか?」
その後、奴は無言で降りて行ったので
声をかけなかった

2.食事に行ってメニューを指差しながら・・・
「
これと、サラダ、ドリンクバー」

3.帰りに・・・
「
ご馳走さま」
4.コンビニのレジで・・・
「
袋はいらない」
5.auショップで席をすすめられて・・・
「
ありがとう」 他に、
「
料金の支払いです」
「
はい、どうも・・・」
5.宅配便に・・・
「
は~い、ちょっと待って」
「
サインでいい?」
「
ご苦労さん」
これ以外は思い出せない。
20時間起きている中で、
10言・・・
これじゃ・・・いけないなァ
もっとしゃべるようでないと・・・


ブログネタ:
プラス思考?マイナス思考?
参加中
本文はここから
「君って悩みがないのか?」
・・・こんな質問を受けることしばしばである。
この世に生まれ、
何年か生きていながら、
悩みを持たない人間なんていたらお目にかかりたい。
ぼくは赤ちゃんの時から
顔を覗き込んだ人には、
どんなにぐずっている時でも、
愛想を崩して笑顔を返したと聞く。
「お前は人の顔を見さえすれば
ニコニコする子だった」
のだそうだ。
しかし成長するに従い
悩みのない人生だけを生きられるわけがない。
試験に悩み、
もてずに悩み、
借金に悩み、
頭の悪さに悩んだ。
が、どう悩むかが問題だ。
大海原に漂い悩んでも、
いずれは陸地に行き着く。
何故なら陸地があるからだ。
地球を飛び出して宇宙を飛行しても
いずれは地球に戻ってくる。
借金を重ねても、
いずれは返せる時が来る・・・
「あゝ、もう駄目だ」
・・・と口にする時もある。
「だが、ひょっとすると・・・」
という考えが頭をもたげてくる。
このテーマであるプラス思考とは
この
「ひょっとすると」
の考えをつまみ出す回路を
脳内の何処かに持つことだ。
これは「賭け」ではない。
為したいは成したいなのである。
プラス思考があるから
マイナス思考があるようにおもうだろうが、
そんなものは学者的考えで、
本来、マイナス思考などはない。
そのように考えさせられてしまう
周囲・・・状況が存在するだけだ。
ぼくはマンガを読まないし
アニメも見ないので詳しくないが、
何でも思いのまま出てくるポケットを
ドラえもんが持っているらしいが、
誰でもそれを持っているということだ。
ただ違うものを出したりすることも
ないとはいえない。
何か問題にぶつかったら、
「いいですねェ・・・」
を頭につけて考えましょう。
ただしこれは、
自分の心の中でですよ。
だからぼくは常にプラス思考で
「いいですねェ・・・」で
生(行)きたいと思っている。
(注)
他人の不幸を見て、
「いいですねェ・・・」
コレだけは絶対駄目だけれど・・・
先日、
横浜開港150年祭参加の
リメーク衣裳のファッションショーで
演出をすることになり、
重ねた稽古は5回・・・
プロのモデルは、
劇団から連れて行った1名だけで、
延べ人数300名のモデル全部が
アマチュアだった。
それだけにプロは目立った。
劇団員のプロモデルは
都合で出演できなかったために、
彼の友人に来てもらったのだ。
190センチ近いスリムな彼の
切れのいいウオーキングは多くの目をひいた。
左が彼である。2人の女性はワークショップの受講者
彼が羽織って気に入っていた
60数万円する留袖をお礼に頂いた。
「どうするの?」
の問いに、
「ぼくが着るんです」
という。
彼がコート代わりに羽織り、
銀座辺りを歩いている姿を想像すると
「格好いいだろう」と思う。
「これぞプロ」
と感心するウオーキングをする。
彼は朝鮮系の中国人で、
日本に来てからモデルの勉強を始めたという。
100万以上の授業料を払ったという。
その彼が、
劇団で演劇の勉強をしたい・・・
と、遠慮がちに言う。
「お金、どのくらいかかるでしょうか」
また、年間100万もとられると思ったのだろうか。
モデルにも演技力がなければ
仕事の幅が拡がらないという。
うんと勉強して欲しい・・・
楽しみだ。
最後の日、
