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「君って悩みがないのか?」
・・・こんな質問を受けることしばしばである。
この世に生まれ、
何年か生きていながら、
悩みを持たない人間なんていたらお目にかかりたい。
ぼくは赤ちゃんの時から
顔を覗き込んだ人には、
どんなにぐずっている時でも、
愛想を崩して笑顔を返したと聞く。
「お前は人の顔を見さえすれば
ニコニコする子だった」
のだそうだ。
しかし成長するに従い
悩みのない人生だけを生きられるわけがない。
試験に悩み、
もてずに悩み、
借金に悩み、
頭の悪さに悩んだ。
が、どう悩むかが問題だ。
大海原に漂い悩んでも、
いずれは陸地に行き着く。
何故なら陸地があるからだ。
地球を飛び出して宇宙を飛行しても
いずれは地球に戻ってくる。
借金を重ねても、
いずれは返せる時が来る・・・
「あゝ、もう駄目だ」
・・・と口にする時もある。
「だが、ひょっとすると・・・」
という考えが頭をもたげてくる。
このテーマであるプラス思考とは
この
「ひょっとすると」
の考えをつまみ出す回路を
脳内の何処かに持つことだ。
これは「賭け」ではない。
為したいは成したいなのである。
プラス思考があるから
マイナス思考があるようにおもうだろうが、
そんなものは学者的考えで、
本来、マイナス思考などはない。
そのように考えさせられてしまう
周囲・・・状況が存在するだけだ。
ぼくはマンガを読まないし
アニメも見ないので詳しくないが、
何でも思いのまま出てくるポケットを
ドラえもんが持っているらしいが、
誰でもそれを持っているということだ。
ただ違うものを出したりすることも
ないとはいえない。
何か問題にぶつかったら、
「いいですねェ・・・」
を頭につけて考えましょう。
ただしこれは、
自分の心の中でですよ。
だからぼくは常にプラス思考で
「いいですねェ・・・」で
生(行)きたいと思っている。
(注)
他人の不幸を見て、
「いいですねェ・・・」
コレだけは絶対駄目だけれど・・・
