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演劇人生

今日を生きる!

秋を感じた瞬間 ブログネタ:秋を感じた瞬間 参加中
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春夏秋冬・・・
四季の春や秋もあれば、
これを人生に喩えてもつかう。

街を歩いていて、
何処からか漂う金木犀の香りに、
「秋ねェ」
・・・と呟く人がいた。

或いは、
フッと見上げた視線の先に、
紫に色づいた桑の実を見て、
「秋ねェ」
・・・と笑顔を見せる人がいた。

こうして秋の訪れを感じる言葉を耳にしながら、
ぼくは、
日暮西山(じつぼせいざん)なる
言葉を頭に浮かべる。

いよいよ人生の秋、
葉の落ちた枝樹を過ぎる風の
身に滲みる年である。

・・・にも関わらず、
日暮途遠(にちぼとえん)である。
頂上を目指して延々と歩いて来た。
・・・が、気付くと、
いまだ山麓なのである。
劇団生活 さとうみちこ画
劇団の稽古前に身体を動かしていた。
「若いのに身体が固い」
・・・と、模範を示そうとして驚いたビックリマーク
えッ・・・動けない!?ビックリマーク
途端に、人生の秋を実感することとなった。

若者よ・・・君達にも、
いずれは秋・・・そして冬が来る。
折角の、春と夏を漫然と過ごさない方がいい。
ぼくにも、これだけは、声を大にして、
言えそうな気がする。むっあせる

上空を見上げた。

月が出ていたように思ったからだ。


「・・・・??」

雲に入ったのだ。


・・・そして、

そろッ・・・と、また顔を出した。


「あら~ッ、半減の月だ!」

驚いたなァ。


つい数日前、満月だったのに・・・

その姿は、

通り過ぎる雲に時々さえぎられて

見え隠れしている。


時の流れは速いものだと思う。

時は刻々と過ぎて行く・・・むっあせる

同じ過ちをくり返していてはならない。

前車之鑑・・・

荀子の言葉を思いだした。

喫茶店での出来事でした。


「あらァ、久しぶり!」


・・・の挨拶を受けた。


「どのくらいになるかしらね」

ぼくには、ちょっと思いつかない。


「・・・はい、どうも」

曖昧な返事しか出来ない。


「ね、その後元気でいたの?」

「えゝ、まあ、何とか・・・」

エヘヘヘ・・・などと誤魔化し笑いも

失礼なので、神妙に受け答えを続けた。


「ちょっと待って?」

カウンターの方に行きながら

こちらを振り返り、

「ここにあるブルーベリーのタルト

 食べませんか?」


・・・ここまで言われては、

はっきりしなくてはならないと思ったが、

「食べますが、ぼくが・・・」

と立ち上がると、

「いいのよ。座っていて・・・」


さて、この後に何が起こるか・・・むっあせるあせる

あゝj、最初から「どちら様」とか

言っておけば、こんな風にはならなかった・・・

と悔やまれてならない。


彼女は、ご自分のコーヒーと

ブルーベリータルト二皿をトレーに載せて

ぼくの目の前に座った。


そして、ケラケラとひとしきり笑い、

「見も知らない人に声をかけられて・・・」

困っているでしょう・・・というのだ。

むっ!?

「ややッ・・・見破られたビックリマーク

彼女も、間違えていたのだ。

「思い出したの。日本文化センターの・・・」

声をかけた後に気付いたという。

通販の、特にぼくのファン(ご本人の言)で、

箪笥も買ったし、血圧計も、

膝サポーターも買ったので、

顔見知りだと思ってしまったのだと・・・


ぼくの言を待つまでもなく、

ご夫人の方から一括して話をまとめてもらった。

「どうも申しわけありません」

自分の優柔不断を詫びた。

それからは、和やかに(?)話が進み、

ケーキをご馳走になって店を出た。


ぼくは、特に女性の顔を覚えられない。

以前、キャスターをしていたぼくの

アシスタントを2年間していた女性から

銀座のデパートで声をかけられ、

「・・・・??」

これが、後日、

「伊藤さんは冷たい人だ」

3年間(2年だ)も横に並んで出演していた

人を忘れるなんて・・・と怒っていたという。


そんなこんなで、

街中で「久しぶり!」と声をかけられると

口から心臓が飛び出すほど叫びあせる

ドキンッとするのである。  /ビックリマークDASH!

                 UFO

タレント養成の教室を作るので、

講師を・・・という問い合わせがあった。


かなり前になるが、

某専門学校の演技術講師を頼まれ、

5年くらいの間、

週1回の講座を持った経験がある。


最初は、シェクスピア研究で始まったが、

生徒達に興味を持たせるまでには行かず、

映像研究に切り替えてもらった。

生徒と一緒にシナリオを作り、

カメラやレフ(明かりを反射させる板)を

生徒に持たせ、外へ出てのロケーションが

中心だったので、彼らには遊び感覚も

あったのかもしれない。


アングルを決めてカチンコを鳴らす。

これには殆どの生徒がのってきて、

「オー・脳」なる作品を仕上げたりした。


さて、今度の依頼は、

「発声訓練やちょっとした小品の芝居を」

週1回、5時間かけてやればいいという。

生徒数の予定は、これからの募集だが、

20人程度だという。講師料も問題ない。


が・・・断わった。


ここまで書いた内容なら断わる理由がない。

書いていない部分に納得いかなかった。

生徒から徴収している金額だ。

ここには書かないが、比較すると・・・

わが劇団のワークショップの額は、

子どもたちの「おままごと代」じゃないか。

友人に電話すると、

「そりゃ、お前たちの時代感覚が・・・」

可笑しいというのだ。

安価すぎると「可笑しな養成所」だと

疑いの目を向けられるという。


そういえば、こんな料金では、

「いい加減で、いんちき劇団だと思った」

という受講者がいた。

受講者の方から、

「もっととっていいですよ」と言われる。


「タレント養成!」

「テレビや映画にあなたの才能を!」

・・・等のうたい文句で、

養成講座を受ければ直ぐにでも

ライトを浴びられるような誘い文句に

期待してしまう若者は多いはずだ。


今回の話で、いっそう強くむっ

劇団の若手養成の大切さを考えさせられた。

大型の台風が列島を縦断した。

被害に遭った方々に、

心からお見舞いを申し上げます。


東京も直撃を受けるだろうと、

窓を締め切り就眠したが、

起きてみると・・・?

台風に襲われたらしい様子がない。

テレビをつけると、

和歌山や三重辺りの様子が

映し出され、その被害の酷さを

報じていた。


この時間は、

東北地方に向かっているようだ。


被害の少ないことを祈っている。