逃げちゃだめだ(61~64鞍目) | うっちー@馬なり生活

うっちー@馬なり生活

NO HORSE, NO LIFE.
馬のことメインに日々の出来事を気の向くままに・・・
2019年4月16日よりゴールドコーストへ馬修行
2020年9月8日に帰国し、新たなステージへ!!

前日に全頭運動してみようかねとボソッと言っているのを聞いてしまったので、長丁場になるのを覚悟して出勤

1鞍目はCeline
Fが乗り終わって歩いているところで馬場に入っていった
Celineは他の馬とすれ違おうとすると凄い勢いでぶっ飛びますから気を付けてくださいねニヤリ
Atlantisの比じゃないです
ガチで立ち上がりますからね
一時期は馴らそうしてみたこともあるけど、結局は性格の問題だから止めました
怖いもんは怖いですからね

いやいや、やべーって滝汗
常歩なら大丈夫かなとは思いつつも、すれ違わないように気を付けながら歩く
2回目ともなると前日の緊張もなく、落ち着いている自分がいる
20分歩いたところで手綱を軽く持つように言われる
Caesarに乗るときみたいにするように指示されるのかな?と思いながら歩かせていると、速歩~

え?マジっすか??滝汗
調馬索やるんちゃうのびっくり

いや、走ってみたいなとか思ってたけどさ、常歩だと思ってたから心の準備出来てないよ笑い泣き
とはいえワクワクドキドキ
Celine乗るときは特に脚を使うと言っていたので、しっかり脚を使いながら軽速歩
少しでもバランスが前にかかると止まろうとする
うわー、めっちゃバランスに敏感やん…
いかに自分が安定していないかが良く分かる
駈歩したら絶対にヤバイって…そう思いながら速歩をしていた
蹴るとぶっ飛ぶから蹴らないでくださいね
気、気を付けます…
もっと下に馬銜をとらせるように、内方脚しっかり使って
緊張している自分がいるので、呼吸を意識して固くならないよう心がけながら
次の隅角から駈歩~
うわー、きたー滝汗

ドキドキしながら駈歩
ヤバイ、走る馬DASH!
走るから手綱を短く持ち直してしまう
けど引っ張ると余計に走ってしまうから引いちゃダメ
脚とバランスで馬をコントロール
分かっちゃいるけど上手くいかないあせる
手綱を持たないでも自分のバランスだけで乗るように
脚が馬体から離れて前に逃げてますよ
離れた脚がポンと馬体に当たるからそれが行けになってる
脚はちゃんと馬体につけたまま
マジ難しい滝汗
どこかで常歩と言われないかなと弱気になっている自分がいる
端から無理と諦めている自分がいる
気持ちで完全に負けとるやんねショボーン
そんな感情を感じつつも、なんとかしないといつまでも走られたままだ

落ち着け自分、焦っても上手くいかないから
緊張して固くなってるから馬の動きを邪魔するんだ
とにかく言われたことをやるんだ!
続けていく内に所々収まるところがあることに気付く
(もちろんそこにいくまでにヤバイ加速を体感してますあせる)
これをなんとか維持せねば…と思うのだけど、なぜか出入口側から遠ざかる方向に向くと走る馬DASH!
出入口に向かうと収まるの繰り返しに
(普通は逆じゃね?笑い泣き)
隅角から準備するも走られる
私がバランスを崩しているのか?良くわからんえー?
最後、右駈歩で少しいい感じに収めることが出来た笑い泣き

なんとか撃沈で終わらずに済んだけど、久し振りにこういうタイプの馬に乗りましたわ
Terryさんが乗せたがらないのが良くわかりました
乗り方間違えるともっと手に終えない馬になるのが容易に想像できる
彼女はめちゃめちゃセンシティブな馬ですね
普段の彼女を見ていたらそれは分かってはいたのですが(日頃から彼女はかなり気を使ってます)、乗るとそれ以上だわ
いやー、難しい
けど、乗りがいがある
まだまだ乗れるレベルではないけれど、彼女に乗ることで自分の何がダメなのかが良く分かる1鞍でした
継続してやってみましょうと言ってくれたので、今後もチャレンジさせてくれるみたい

Terryさんは先日の駆虫薬のときもそうだけと、チャレンジさせてくれる
難しい馬だったら、『自分がやるから』というタイプの人と、『難しいけど頑張ってみな』というタイプの人
Terryさんは後者ですね
それがどれだけ私の糧になるか
本当に有難いですね照れ
チャンスをくれるということは、少なからず出来る可能性があるってことだよね?
せっかくチャンスをくれるんだから、自身をもって逃げ腰にならないでもっと積極的にチャレンジしないと!
どうも諦め癖があるっぽい…
要注意だなぼけー

2鞍目は病み上がりのCeres
やっと元気になりました
飼付けの時も見事なキャンターでやって来ます
これが彼のバロメーターになってる笑い泣き

軽めに運動ということですが、求めるところはしっかりと求めます
(私だったらフワッと速歩、駈歩して終わりだよ…)
後半、正反撞をするように言われます
それを見ながらFに何やら話しています
うっちーの拳の位置は悪くない
一見拳が動いていないように見えるけど、手綱に掴まっている
重心がまだ上体にあるから、手綱で掴まらざるを得ない
下半身が安定してくれば、手綱も軽くなる

そんなようなことを説明していたそうです
そう、拳にめっちゃ掴まってます笑い泣き
前に行こうとするパワーを拳で抑えちゃってるんですよね
だから腕と肩がパンパンあせる
さらに馬が動き始めると下半身で支えられないから後傾して逃げようとしてしまう
そこでもっと脚を使わないといけないのだけど、その脚がまだまだ足りてないということだショボーン
障害鞍だとまだ安定するんだけど、馬場鞍だと下半身がまだまだ不安定
それでもこの1週間色んな馬に乗ったことで、ちょっぴり成長している自分に気付く
ほんの少しだけど、Ceresの攻略法が見えた気がしますウインク
Ceresに乗るときは下半身の安定が課題ですね

3鞍目はCarassino
彼はガンガン動かすというよりも、健康のために継続して動かしたいという感じなので軽めの運動
彼は何でも出来る優等生タイプ
他の馬とは全くタイプが違います
だから、勝手にやってしまうところがある
輪乗りや斜め手前変換の時に内に刺さるところがあるので、それをやらせないように
フラットワークでそれをやっておけば、障害でもスムーズにいけるようになる
フライングチェンジも勝手にやるので、延びた状態でやらせるのではなくトモからスパーンといけるようにしっかりと脚を使って一歩一歩力強く走らせられるように

次回はそういうところを気を付けながら頑張りますグー
(ここら辺でだいぶ疲れが見えてきてる…)

4鞍目はChicago
ウォーターフォードビットからダブルジョイントに馬銜を変えたことにより右への突っかかりが凄いですよねと話したら、ちょっと馬銜を変えてみるかということでこちらの馬銜に変えてみた
※画像はBORO RIDING SHOPさんからお借りしました

速歩まではいい感じ
左駈歩も悪くない
しかし、右駈歩になったら物凄くかかってくる
ひどくなると左向いて走ってるし…
ふと見ると、左に馬銜がずれてる
真ん中に直してもう一度常歩、速歩から
悪くない
左駈歩も悪くない
やはり右駈歩になるとなかなかに厳しくなる
頑張って右内方脚を使ってみるも求めるところまで譲ってこない
(これは私の技量不足ショボーン)
そしてまた馬銜がズレてくる…
もう一度速歩でしっかり内方姿勢をとらせ、右脚の反応が良くなってきたところでもう一度チャレンジ
少し良くなった
最後は速歩で整えて終了

乗ってるときはTerryさん不在だったので、後日馬銜について報告
ウォーターフォードだと軸がないから、右にかかろうにもかかれなくて感じにくかっただけだろう
あの馬銜だと馬銜に乗れないから、からっ馬銜みたいになるときがあるんですよね
(ヨッシーで体感済みグッ)
ウォーターフォードの時は馬が頭を上げることが多かった(障害での感想ね)
ダブルジョイントにしたことで確かに右への馬銜への突っかかりは強く感じるけど、頭を上げることはなくなった
先日のトレーニングデイで、右内方脚でしっかり馬の姿勢をとらせたら少し左に乗って右が軽くなるときもあって悪くなかった
結局、馬銜が問題なのではなく、馬がまだそこまで出来てないってことだから、それを教えていかないといけないってことですよね
ということで、馬銜はダブルジョイントに戻りましたニコニコ

タイプの違う馬たちばかりなので、どの馬も本当に勉強になりますね
それぞれに求められる課題が違うので、実に面白い照れ

次回、CelineAtlantisに乗るのはまだ緊張するけど、逃げないで頑張ろう
エヴァンゲリオンの碇シンジの台詞、逃げちゃだめだ』って台詞が脳内でこだまするうっちーでした爆笑