https://x.com/masarusese/status/2054698723939410221
名前は出せませんが、ある元競走馬の話です。
— 瀬瀬賢 (@masarusese) 2026年5月13日
競走馬を引退したあと、乗馬として余生を過ごしていました。
ところが事故により前膝を脱臼・骨折。
オーナーさんから「なんとか助けられないか」と懇願されました。
多くの先輩獣医師にも相談しましたが、意見の多くは否定的でした。… pic.twitter.com/dK9NMFaU8E
FacebookやThreadsでも同じ投稿をされているので、既に目にした方もいらっしゃるかもしれません
とある元競走馬のお話![]()
事故により右前膝の脱臼と複雑骨折
ほとんどの獣医師が安楽死の判断をするなか、少しでも望みがあるのならばとオペを選択したオーナー
長距離輸送のリスク、術後のリスク等、様々なリスクのあるオペ
オペは無事に終わり、今は蹄葉炎にならないことを祈るばかり
何故獣医師たちはオペを勧めないのか
それは、関節固定手術した馬のほとんどが蹄葉炎を発症し予後が悪いから
成功例がないというのはそういうこと
ましてや、膝関節を完全に固定されているので、脚が曲げられない
曲げられないということは、寝られない、寝たら起き上がれない
これがポニーや小型の中間種であれば、根性で何とかなりそうだが、こちらは脚の長いサラブレッド
馬を生業としている人たちならば、複雑骨折&脱臼の時点で無理でしょと言うでしょう
そりゃ、オペは現実的じゃないと言われるよね
それらのリスクを分かった上で、それでも助けたいと行動されたオーナー
ここまでやって貰えるこの馬は、本当に幸せ者だと思う
では自分だったらどうなのか?
私は安楽死を選ぶだろう
というか、経済的な問題で、安楽死しか選択できない
じゃあ、有り余るほどお金があればオペを選択するのか??
その答えを出すのは難しい
苦しむことが分かっているが、元気ではある
この馬はたくさんのリスクを背負って、長距離輸送を乗り越えてオペまで出来た
これが、輸送中に転倒して安楽死となったら、間違いなく後悔するだろう
『苦しませずに楽にしてやれば良かった』と
結局、どう選択しても後悔は残りそうな気はする
じゃあ、無事に退院して暮らすとして、管理する側はかなりの神経を使うだろう
蹄葉炎のリスクはずっとつきまとってくる
横になれないことで、休めず、そう長生きも出来ないだろう
苦しむ姿を間近で見るのは、管理するスタッフ
それを見るのは本当に辛い
何とかしてやりたいと足掻くスタッフ
それでも日々弱っていく馬
大きな生き物を養うということは、とても大変なことなのだ
養老の方が預託料が安いのもどうなの??と思うよ
健康な馬はいいけど、そうではない馬は本当にケアが大変なのだ
大型犬を飼う人なら、介護となったときに大変さが分かるだろう
何はともあれ、この馬はオペを乗り越えた
ここまで来たら、数年かもしれないが、予後を楽しく過ごしてほしい
だから頑張れ!
事故は不運だったけど、それ以外の運を味方にしてるのだから、元気な姿を見せてくれ!!
まずは無事に退院することを願う![]()
Xではオペまでの経緯や詳細、術後の経過もアップされているので、気になる方はXをチェックして、元気玉を送りましょう![]()








