先日、管理していた馬が疝痛で亡くなった
たまたま獣医さんがいらっしゃったのですぐに対応は出来たものの、獣医さんがいてもダメな時はダメなわけで・・・
これまで安楽死を見る機会は何度かあったものの、目の前で息を引き取るさまを見るのは恐らく初めて
命の火が消えていくのを、ただ茫然と眺めていた
獣医が心音を聞きダメだって言ったとき、え?え??と理解が追い付かず、その馬の目をじっと見つめていた
助かる可能性は低いかもしれないけど、数パーセントの望みをかけ、クリニックに運ぶ準備もしてたのだけど、間に合わなかった
その時の馬の目が未だに忘れられず、それと同じ雰囲気の目を見たときにフラッシュバックする
大きく取り乱したりする訳ではないが、心がモヤモヤザワザワ
頭では割り切っているのだけど、心はそうじゃないらしい
苦しむ姿を見たのが辛かったのか、自分でも何故だか分からない
生活に支障をきたす訳でもないので、時間が解決してくれることでしょう
今回を機に、馬の最期について考えるいい機会になったと思う
馬は家畜
死体は産業廃棄物として処理されるのが一般的
土葬は許可がなければ出来ないし、火葬は大型動物のためそう簡単にはいかない
亡くなった時、鬣や尻尾と蹄鉄を手元に置くというのが一般的なイメージなのだが、そういう理由からだろう
(骨が欲しくて、体の一部を切り取って、火葬したという話を聞いたことはある)
私の中では火葬という選択肢はなく、むしろあることを知らなかった
詳しいことは以下のリンクを読んでもらえれば
馬の火葬は行える?大型動物について対処方法の解説 | ペット火葬、葬儀なら厚木市のアニマルパークペット霊園
こちらは対応地域が限られているので、もし自分の愛馬の火葬を望むのであれば、対応してくれる施設が近隣にあるのか、事前に調べて準備しておく必要がある
では土葬はどうか
私は土葬が一番理想の埋葬方法だと思う
自然に還る。この一言に尽きるだろう
しかし、土葬は許可がないと埋められない
土葬を望むのであれば、ことらも事前の準備が必要になる
那須にペット専用の霊園(大型動物の土葬も対応)があるので、こういう施設を利用するのもありかもしれない
自然葬 那須の丘 | 思い出触れ合う自然葬 愛する家族たちが集う虹の橋へ
確か、死んだ家畜は伝染病などの問題から県を跨いではいけないはずなので、
亡くなった後に他県などに移動を考えている場合は、それも可能か事前に調べておく必要があるだろう
馬との別れは突然やってくる
遺体をずっと置いておくわけにはいかないので、自分の愛馬の最期をどうしたいのか、
事前の準備をすることを強くお勧めします!