乗り比べ(36.37鞍目) | うっちー@馬なり生活

うっちー@馬なり生活

NO HORSE, NO LIFE.
馬のことメインに日々の出来事を気の向くままに・・・
2019年4月16日よりゴールドコーストへ馬修行
2020年9月8日に帰国し、新たなステージへ!!

気が付けばオーストラリアに来て1ヶ月が経ちました
早いものですね
そうやってあっという間に1年経つのだろうな…
この1ヶ月でだいぶ変わっては来たものの、合格ラインに到達出来ていません
いつまでも足を引っ張るわけにはいかないのに、思うようにいかないものですショボーン

本日はChicagoからスタート
日曜日の競技会で足を滑らせてちょっと歩様が変だったので、月曜日に一度チェックはしたと言ってましたが気にかけてみます

おや?パドックから繋ぎ場へ行く急坂の歩き方がなんかおかしい
つま先で歩いているんですよ
いつもこんな歩き方だったっけえー?
でも明らかにいつもより歩くのが遅い
まだ疲れが抜けてないのか?
でも2日休んでるしな…
少しでも動かす方がいいのかもしれない
Terryさんがまだ来ていないので、とりあえず常歩長めにして様子見ながら進めることにします

馬装して繋ぎ場から出そうとすると頑なに拒否
いつもは足取り重くても素直に付いてくるのに…
単なるワガママ?
跨がって最初の常歩がいつもと全然違う
いつもはフワフワと上に弾むような変な歩き方をするのにこの日はそれがない
もったりと重たい常歩
(他の馬だったら普通の歩き方なんですけどね)
本来ならこういう歩きをして欲しいのだけど、この馬にとっては普通ではないのだ
とはいえ歩様がおかしいわけではないんですよね
だけど明らかにいつもと違う
やたらと左後肢を落とすし
普段はそんなことないのに…
Terryさんが来たので歩様変じゃないか見てもらったら、左後肢の動きが重いと
腰かな?と言って触ってみる
あー、ズレてますね
どうやら仙骨がかなりズレているようです
(裏堀りするとき右後肢かなり苦戦したのもそのせいか…)
歩様が悪い訳じゃないけど休ませましょう
ということでChicagoは整体に来てもらうまでしばらくお休みになりました
いつもとは違う事が多いときは、やはり何かしら問題があるということですね
普段から乗っていなければ気付けなかったかもしれません

気を取り直してSallyちゃん
前半はなかなか思うように進まない
脚もパタパタ動くし凄く色々と中途半端
後半になりシートがハマったことで脚も馬体につけられるようになりいい感じのところまで持っていけたけかな?
どうですか?と聞かれ、上記のように伝えると、では早くその段階に持ってくるためにはどうすればいいと思います?
私の要求が弱いので中途半端な状態が続いてしまうのかな?と思うのでもう少しハッキリ伝えていけるようにすればいいかなと思います
姿勢とか確かに悪くはないんだけど、要求が弱い
失敗を恐れてご機嫌伺いながら乗っている感じなんですよ
失敗を繰り返して成長するんです
もっとチャレンジしないと
脚を使っているのかもしれませんが、それに対して馬に変化が見えないんですよね
脚が強いとか弱いとかではなくタイミングです
始めの常歩からしっかり脚を馬体につけておいて馬の状態を感じないと
その状態を見て今日はどんな運動をしていこうか考えるんです

後半いい状態と言ってましたが、Sallyの本来の力はまだ出せていないですよね
まだあくまでもそこはスタートラインなんです
そこからさらに冒険をしないと成長はないですよね
Fにしてもうっちーにしても、馬の方がレベルが上なんです
その馬の本来の力を引き出すことができて、初めてそこからトレーニングが始まるんです
初めて乗る馬の場合、始めから調教しようと乗るのではなく、まずはその馬の能力を引き出す事が大事です

自分のことばかりで馬を感じるのを忘れてしまう…
そりゃ上手く行くわけないわなえーん
何をしたいかが見えないと言われたのですが、自分も何をしたいのか分かりません
自分が一番苦手とするのが運動の組み立てなのですショボーン
そこがイマイチ分からん
最終的にどこに持っていけばいいのかサッパリ滝汗

とにかく自分ばかり見ていて余裕がなく、そこそこ手の内に入ってきたところでさて何するべってなってるダメダメライダーですぐすん
うーん、なんか新たな壁にぶち当たってる?
こんなん壁のうちに入らんとか言われそうや笑い泣き
私の脳ミソよ頑張っておくれあせる

終わるとAtlantisのサドルフィッティングをしていました
見た目は可愛い6歳のポニーですが、やんちゃ坊主です笑い泣き
サドルの調整がなかなか思うようにいかないようです
彼は難しい体型をしていてTerryさんを常に悩ませます
マッサージの先生いわく、生まれつき右肩?が側弯みたいになってるらしい…
左右見比べると左肩の方が盛り上がってて右が落ちてる感じに見えます
可動域もちょっと違うっぽい
駈歩の右回転を苦手としているのも骨格が関係しているようです

悩んで悩んでフィッティングし、その鞍で乗るもよろしくない
鞍が右にズレ、軽速歩や駈歩する度に後矯が浮く
とはいえこれ以上前を上げる(綿を詰める)ことは出来ないそう
試しにCelineの鞍に乗せ替えて乗ってみます
さっきよりはだいぶマシだけどまだ少し右にズレる

ちょっと跨がってくださいと言われ乗り替わり
常歩で真っ直ぐ歩いてと言われます
どんな風にズレるのかを見ているようです
すると、軽速歩してください
え?走るの??
マジっすかびっくり

CelineAtlantisは大事な競技馬なのであまり他の人を乗せる感じじゃないんでビックリ
Atlantisはクーリングダウンの常歩は乗ったことあるけど、Celineは常歩でも乗ったことがありません
(頼まれるときは曳き馬です)
それくらい大事にしている2頭なんですね

ドキドキしながら軽速歩
前は楽にしてていいとのことでかなり気は楽あせる
両手前蹄跡で走らせます
バランスとりやすくて乗りやすいルンルン
すると駈歩してください
マジっすかびっくり
パワフルな走り(爆走)のイメージだったのでドキドキだったけどそんなにスピード感も感じず乗りやすいぞ馬

最初の鞍に付け替えてもう一度軽速歩と駈歩で違いを確認
鞍の種類も違うのだけど、綿が少ないのか馬体を身近に感じます
上手く言えないけどなんかしっくり来ない
そしてこの鞍だと確かに右にズレるアセアセ
速歩しても駈歩しても気になるし、右に落ちようとするから自分が左に乗ってます
明らかにさっきの鞍の方がまだズレないですね

いやはや鞍が変わるだけでこんなにも変わるのかってくらい乗り心地も何もかも違いました
それは馬場鞍でも感じていたけど、障害鞍でも体感出来て有難いキラキラ

そんなこんなでAtlantisで一通り走ったので1鞍とカウントします
(そのかわりChicagoはカウントせず)
めっちゃ可愛いお坊ちゃんチューラブラブ

身体の硬い私にはやっぱり馬場鞍より障害鞍の方が脚を下ろさなくていいから乗りやすいな
毎回馬に跨がったときに右の股関節が痛みます
(2鞍目以降はどうだったか思い出せないけど多分痛い…)
ストレッチとか色々悪あがきをしてから跨がっても痛みますショボーン
乗っているうちにほぐれて痛みは無くなるのですが、痛みがなくなって(股関節が柔らかくなって)やっとスムーズに座れるようになるんではないか?とちょっと思ってます
股関節の動きが硬いから、脚が上手く使えない可能性もあるのではないかな?と

どうしたらこの右の股関節の痛みがなくなるんだろうか…
ここ数ヵ月なんですよね、痛みが出るようになったのは
いや、もっと前か…
1年以上経つかな?
馬に乗ってるうちに痛くなくなるので、コンスタントに乗るようになれば股関節の動きが滑かになり痛みも出なくなるだろうと睨んでいたのですが、当てが外れました
うーん、分からんぞー
馬に乗るだけじゃダメなのか?

とりあえずスローランニングを始めてみようかと思ってます
身体が重いんですよね…
馬に乗るだけじゃダメみたいですショボーン
スローランニングで全身を緩く動かすことで、色々と動きも柔らかくなるのではないかと睨んでます
リラックスして身体を動かすということを叩き込むにはちょうどいいかなウインク