3冊目。

 

第一話 マリーナ

マリーナに恋したジョゼはマリーナに見立てたピンクのバラを育てる。マリーナもジョゼに恋するけど花に嫉妬して思ってもいない悪口を言っちゃって、それを聞いたジョゼはショツクを受ける。ジョゼに謝りに行くマリーナ。そんな時ジョゼの弟がバラの植木鉢を落としてしまい、バラが折れてしまった。そしてマリーナは鉄材の下敷きになってしまったのでした。

きゃー! いつの間にやらジョゼのバラがマリーナと繋がってしまっておりましたよ。

 

第二話 危険なつぼみ

バラの下で話したことは誰にも行ってはいけないそうで、友達同士で秘密の話をすることに。教師と恋愛してる〜とか、火事の原因は自分がこっそり吸ってたタバコかも〜とか、ママがパパじゃない男性とキスしてた〜とか、グラスを割ったけど親は弟が壊したと思ってる〜とか。最後にエルシーが「パパを殺した」と発言。みんなは嘘だと相手にしなかったけど、実際に乱暴で酒臭かった父親を階段から突き落としてました。理由が、近所に住む今の父の方が良いパパになってくれそうだから〜だって。でも思っていたほど素敵なパパじゃないし、いなくなったらママは新しいパパを見つけるかしら? だって。

エルシーが怖い。今のパパは殺さないでね。

 

第三話 白ばら伝説

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なぜそこまで白バラに執着するのか理解不能。こんな王様でこの国大丈夫?

 

第四話 ばら館の夜

妻を亡くした夫が恋人を連れて別荘にいる息子の元へ。息子は以前にも父親の恋人を湖に突き落としたことがあり、今度も恋人を殺そうとして嫌がらせをする。それも全部8年前に亡くなった母のためでした。息子には母が見えているんですね。

恋人は良い人で、息子も改心してハッピーエンドかと思いきや。夫と息子に未練たっぷりの幽霊となった母親が恋人の命を狙うのでした。果たして恋人の命はいかに?

母親の幽霊は息子の想像ではなく実際に居たんですねぇ。怖いですねぇ。

 

第五話 騎士とあおいばら

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わがままなお姫様が自分に恋する騎士に「愛しているなら取ってきて」と銀のバラ、金のバラ、青いバラを請求。騎士は危険を乗り越えてバラをお姫様に渡して、ようやくお姫様は結婚を了承。しかし騎士はすでに死んでいて、お姫様の心臓を抉り取って姿を消すのでした。

うんうん、騎士の気持ち分かる。

 

風の墓標

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アルビンが不憫です。