神秘体験 ー 神との出会い | Talking with Angels 天使像と石棺仏と古典文献: 写真家、作家 岩谷薫

神秘体験 ー 神との出会い

 1週間ほど前、関東の方へ打ち合わせに行きました。
 その会社からほど経た所に私がとても気になる神社があるのですが、時間的に考えて、遠方の日帰りなので98%はとても神社には行く余裕など無い… でも、とてもとても気になる神社なのでとりあえず住所だけをチェックして、打ち合わせ。

 仕事の話が終わったのが午後4時半。
 私は「では、さようなら…」と帰ろうと思った矢先、会社の社長さんの方から
 「岩谷さん、これからどこか行きたいところありますか?」ととても意外な質問をくらったので、思わず「○○神社へ行きたいのですが…」と返事すると、なんと社長さんは快く承諾! 驚
 会社からも微妙に遠く13kmの場所で車でしか行けない場所なのです。
 聞けば、社長さんもこうした歴史的、民俗学的、スピリチュアル的なものがお好きだそうです。
 4時半でまさか13kmもあるところを車で一緒に行ってくれるとは夢にも思わなかったので、 ビックリしました!

 私は、その瞬間「あぁ…、私は「完全に」この神社に呼ばれている…」と確信し、興奮したものです。

 途中、渋滞もあり、海の見える海岸線を1時間ほど走り、来ましたよぉ~~~
 この神社です! 午後5時半。黄昏時です。


 神社のお名前は現状、ここでは非公開で。いつかまとめて紹介したいので。
 (この写真を見て、御存知の方は、立派なスピリチュアリストですね! …御存知の方はコメント欄に神社の名前、書き込まないでね! 笑)

 私自身、かなり思い入れが強かった神社なので、もう感動の極致 !!!
 ガイド役の社長さんが、着いてすぐ、「私は、おトイレに行きたいので、岩谷さん、先に行ってて」とまで言っていただいたので、奇しくも、私は神社と一対一で御対面することができました!
 「一人じゃないと降りてこない」のです。これは絶対!

 「いやぁ~、すごい!!!!」
 神社に近づくと、急に空気が廩として、気温も若干下がります。
 心の中で「あなたに御会いできるとは夢にも思っておりませんでした…涙… 呼んでくだすったんですね…ありがとうございます…」と思わず呟いてしまいましたよ…
 横の小さな祠は何だろうと確認すると、なんとお稲荷さん!

 そこで合点がいきました! 桜大明神の仕業です!
 この記事、一生懸命書きましたが、私のブログアクセスランキングは全然下位で「世の人はみんな、判っちゃいねぇな…」と思っていたものです。笑 これがどれだけスゴカッタことか…
 桜大明神(桜稲荷大明神)と○○神社が、お稲荷さんネットワークで、私をここへ連れて来てくれたのです!
 私の中の「その証拠に」家に留守番をしてもらっている母の為に、私は、桜大明神と出会った時と同じ、因縁のある、豚筋肉と大根、厚揚げの煮物を作っていたのです。

 でも、そんな証拠を示すまでも無く、私は目の前のお稲荷さんを見た瞬間、ピピッと桜大明神の力に気付きましたよ… 神社ネットワークなのです。

 私はこうして「呼んで」くれた事が、ありがたくて、ありがたくて、膝がガクガク震えるくらいでした。
 これほどの感動は、ロンドンの天使達に出会って以来かもしれません…
 もう時間も空間も炸裂してしまうような時空間でした…

 そして、私は

●『どうして、私が、この場へ来ているのか、深い理由も知っているし、
 どうして、私が、この場へ呼ばれているのかの理由も充分知っている』
 ので、感慨無量で尚更なのです…

 社長(以下、もうガイド(スピリットガイド)と呼びますが。笑)が後から合流。
 勿論、ガイドのトイレ休憩も、神社側、神側が仕組んだこと!

 私はもう、この経験だけで充分過ぎるくらい充分で、5時半だし、薄暗いし、帰ろう…と思ったのです。
 するとガイドさんが、私にかまうことなくズンズンズンズン、海の方へ歩き出すではありませんか!? (ガイドさんにとって、この神社は初見ですし、詳しいことは御本人自身、御存知ないのですヨ)
 すると、この海の光景です!

 この海、「本で読んだ、600年前の光景と全く同じじゃん!」驚!!!!!
 と再び痛く感動!!!!
 もう既視体験 !!!!  私が立っている、この場所は 600年前なのか現在なのか、ここが、現世なのかあの世が、もう解らなくなってしまった空間に !!!!!
 現場では「ワぁぁ~、すげェェ~」としか言いようがない………
 体が震えるような感動…

 ガイドさんのその歴史好きの知識により、遠くにみえる、この神社ゆかりの史跡の位置まで特定していただけました。
 さすが、スピリットガイド!
 するともう、眼下に600年前の光景か、あるいは霊界しか見えません!!!!

 もう、これでもう、充分なのに、
 なにかに取り憑かれたようなガイドさんは、これでは済みませんヨ!

 私一人だったら、危険で絶対踏破しないような、岩の崖をズンズン、進みだすのです! 驚!
 私は思わず
 「ここ危険ですよ~、大丈夫ですかぁ?」と聞くと、「砂岩だから滑らない」のだそうです。笑
 仕方なしに、身の危険を感じながら、ガイドさんの推進力に導かれ付いて行くと、この光景ですよ!


 もうあの世!! 夕日と右は富士山です。
 この光景にも感動!!!! 「黄昏れ時」「誰そ彼」とはよく言ったものです…
 (そうそう。映画「きみの名は」も黄昏時でしたね…)
 なにかが繋がっていました………

 私は、感動のあまり、足元の貝殻を拾ってしまいましたよぉ…
 『この感動を忘れない為に…』
 かの澁澤龍彦さんも、サド侯爵の城跡で、感動のあまり周りの野の花を黙々と摘んでいたそうですが、そのシーンとオーバーラップするものがあった…

 この経験を機に何かが変わる気がしました………
 少なくとも、間違いなく、私には何か意味があるはずです……
 神はいるよ。
 人間より、よほど高い意識は実際に存在すると、思えた貴重な体験でした…

 こんな強烈な体験はロンドンの天使達に出会って以来だろう…
 勿論、イタリアやコート・ダジュールでも経験しているが…

 帰りは神社の香りの強い、早咲きの桜がお出迎え。
 やはり桜大明神しかり、桜さ………
 あたりに良い香りがただよって、天使だったことを思い出す。


 (この数日後、私はモノスゴイ鬱に襲われるのですが、笑、(だからブログ更新ができなかった)そのことまでここに記すと、さらに長文になるので、本日はキレイな体験だけで、終わりにしておきます。
 おそらく、このトンデモナイ鬱も、私の試練の一つだったのかも…(なんとなくその理由も今では理解できる)この鬱も書き記す意味はあると思うので、また後日。現在はその鬱からも回復していますので、御心配なくで。)


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