【日程】 2018年11月11日(日)
【天候】 晴れ
【山域/山名】 三浦丘陵 鷹取山
【分類】 セルフレスキュー(都岳連プロガイド研修)
【CT】 自宅(5:50)-橋本駅(6:30)-追浜駅(7:53-8:10)・・・鷹取山公園(8:45-9:00)・・・鷹取山の岩場(9:00-16:00)・・・追浜駅(16:30)
都岳連の研修で鷹取山。今回のテーマはレスキュー。鷹取山でレスキューの練習やるのは、会の岩教室で来て以来2年ぶりだ。
追浜駅から歩いて30分ほどで、集合場所の鷹取山公園へ。
この日は神奈川労山救助隊の講習とも重なっていたようで公園は大賑わい。よく知った顔も発見。
東屋で装備を整えて、僕らの班はガイドの先生らとともに、公園に入る手前右手の岩場近くへ移動。
1. レスキューに必要なロープの結びと使い方
・ムンターヒッチ
・仮固定(ミュールノット+オーバーハンドノット)
・固定結び(オーバーハンドノット、エイトノット、クローブヒッチ)
・フリクションヒッチ(マッシャー、クレイムハイスト、プルージック)
・フリクションヒッチ回収技術(シャント、中田システム)
・ダブルデミキャブスタン
・シープシャンク
ムンターは先輪、カラビナに通してから作る方法の他、カラビナをひねって作る方法も覚えるようとのこと。
ダブルデミキャブスタンは初めて知った。仮固定もカラビナの上部および下部への固定、どちらもスムーズに出来るように。
2. 懸垂下降中の結び目通過技術
(ムンターヒッチおよびビレイデバスでの懸垂両方)
・マッシャーバックアップで停止
・アッセンダー(またはフリクションノット)とスリングを繋ぎビレイループにカラビナをかけて、ムンターヒッチ+ミュールノットで仮固定
・アッセンダーの上に回収用のスリングをセット。
・仮固定に過重が移るまで下降
・結び目の下にマッシャーとビレイデバイスを掛け替え
・仮固定を解除してメインロープに過重が移るまで下降
・アッセンダー回収
システムを理解するだけでいっぱいいっぱい。実際に岩場に上がりバックアップを取りながら実践。
3. ムンターヒッチでの吊り降ろし時に支点での結び目通過技術
もうアップアップ。何回も反復しないと絶対忘れる。
4. 1/3引き上げシステム
・フリクションヒッチ使用
・シンプルアッセンダー使用
・セルフジャミングプーリー使用
それぞれのやり方を試す。
支点ビレイ中にセカンドが上がれなくなった想定で。重り役もやったが、ぐいぐい上がる。
・1/3組んだ後、折り返して下に引くより上に引くほうが効率よい。
・最後は要救助者のビレイループ持って引き上げる。セルフ取るまでビレイループは離さない。
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