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『銀座 漢方Kaonブログ』へようこそ
健康と美容に役立つ"漢方の力"をご紹介
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漢方Kaonかんぽちゃんです
いつもお読みいただきありがとうございます
今日の東京、かなりの雨が降っています
こういう日は眩暈や関節痛、偏頭痛などの症状を
感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか
私も更年期で様々な症状を体験してきたので
似たような症状の方からお話をお聞きすると
辛いですよね・・・と自分のことのように感じることがあります。
いつまでこの状態が続くんだろう・・と思い悩むこともありました。
そこで
今日は、そんな更年期の症状が緩和して楽になった
ずっと続くわけではないんだぁと実感したことをシェアしていきたいと思います。
私の場合、
特に閉経前の2年間は腰痛がひどく、歩くのもつらい時がありました。
腰痛や関節痛も更年期に症状がひどくなりやすいということを後から知りました。
日頃の姿勢や生活習慣が症状の引き金になっているようです。
更年期は女性ホルモンの減少によって代謝が悪くなったり、血流が滞りやすくなったりするので
更年期に症状を強く感じる方が多くなるとのこと。
女性ホルモンが減少し自律神経が不安定になることで、痛みに対して敏感になるんですね。
自分の生活を振り返ると車通勤で骨盤を後傾させて座っていたことや
全く運動していなかったことが原因だったなぁと思いました。
腰痛を感じていらっしゃる方で思い当たる項目ありますか?
前かがみでスマートフォンを見ている
猫背ぎみでパソコンを行っている
反り腰で立っている
骨盤を後傾させて座っている
腰回り、お腹周りが冷えている
胃腸が弱っている、胃が張りやすい
当時の私の場合は、全て当てはまっていました
では、ここ2年くらいどんなケアをしてきたかというと・・・
痛みが出やすい冬だけにスポットを当てるのではなく年間を通してケアに心がけてみました
冬が過ぎ、春になったら少しずつ体を動かし始めます。
じわ~っと汗をかくくらいの散歩やストレッチ、簡単なヨガが丁度良かったです。
夏は猛暑でしたから、エアコンの中で過ごすことが増えます。
そんな時こそ、腹巻をしてお腹周り、腰回りを温めることを意識しました。
毎晩シャワーではなく、湯船につかることで体の芯から温める。
冷たい飲み物や食べものを控え、温かいものや常温のものを飲むようにしました。
秋になると少しずつ氣温も下がってきます。
3つの首、手首・首・足首を温めるのがポイントです。
レッグウォーマーなどを活用しました。
寒さ本番の冬。
夜は必ず湯たんぽを足のところと腰またはお腹にあてて寝ます。
時々コンニャクシップもしました。
(ジップロックに入れたコンニャクを電子レンジまたは湯銭で温めてタオルを巻いて体にあてる)
寒い中を外出するときはイヤーマフもかかせません。
「耳」は「腎」とつながってるので耳を温めることは腎ケアにもなります
「表裏一体」と言いますが、胃腸が元氣になると腰痛もなくなってきました。
そして自分が冷えていることに氣づき温めること。
これがとても大切だなぁと思いました。
漢方薬では私の場合、
痛みがひどかった時に助けてくれたのが「桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)」でした。
冷えからくる腰痛の時に大変助けられました。
桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
体力がなく、手足が冷えてこわばる方の関節痛、神経痛を改善します。水分の代謝を調整し、痛みを鎮める働きがあります。冷え症で特に寒冷により症状が増悪する方に適しています。
更年期真っ只中
女性ホルモンが減少し閉経でガクっとくる前に
底上げする漢方薬などでケアしておくことは大切よ~と
樫出先生がよくお話してくださいます。
底上げしてくれる漢方薬と言えば「双参(そうじん)」
更年期を幸年期で過ごせるように漢方の力で寄り添っていけたら嬉しく思います
本日も最後までお読みいただきありがとうございました
他にも更年期の症状は様々です。
何が一番つらいのか、根本原因は何なのか、その方お一人お一人に合った漢方薬がありますので
我慢せずに小さなストレスをなくすことから始めてみませんか?
一人で抱え込まずに漢方カウンセリングでお話してみませんか?