今年の五山の送り火 | 中村薫の京都暮らし

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『はんなり京女』目指してます。

五山の送り火は、お盆に迎えた先祖の霊を見送る伝統行事ですが、今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、規模を大幅に縮小して行われました。
午後8時に、「大文字」の「大の字」が浮かび上がりました照れ


夜の撮影がはじめてのスマホで、操作が上手くいかずで、ぼやけた写真でごめんなさい🙏
とても残念ですショボーン


「大の字」中心部と頂点、端の計6カ所に点火されました。

上賀茂橋からは「船形」も見えました照れ


頂点1カ所、炎の点のようです。
寂し気でした。

去年もこの場所から見ましたが、今年は人も少なく、静かに見られている印象でした。


「ちゃんと手を合わせなあかんねんで」と言いながら祈るように手を合わせていた小さな女の子、長い間その場から動かず手を合わせ続けていたおばあちゃんの姿が、印象に残りました。
「今年はなんか寂しいなぁ」「今年は特別やけど、見送る気持ちはおんなじやもんなぁ。」
いろんな呟きが、聞こえてきました。

今年の五山の送り火は、「妙」「法」中心1カ所、「左大文字」は「大の字」の中心1カ所、鳥居形は上部2ヶ所だけの点火となったそうです。

来年は、コロナが収束し、例年通りの五山の送り火となることを祈るばかりです星空