久々にチェロ・上野通明さんの公演🎻 しかもヴァイオリンとの協奏曲。珍しいですよね。声楽もありの豪華プログラムで、母とワクワクしながらコンサートへ向かいました。
[指揮] 阪哲朗
[ヴァイオリン] 辻彩奈
[チェロ] 上野通明
[ソプラノ] 老田裕子
[アルト]在原泉
[テノール]鏡貴之
[バリトン]井上雅人
[管弦楽] 山形交響楽団
[合唱]山響アマデウスコア、びわ湖ホール声楽アンサンブル、パナソニック合唱団
[プログラム]
モーツァルト:
歌劇 「魔笛」K.620 序曲
ミサ曲 ハ長調「戴冠式ミサ」K.317
ニキシュ:ファンタジー(オペラ 「ゼッキンゲンのトランペット吹き」 のモチーフによる)
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 op.102
コンサートはモーツァルトからスタート。軽やかで楽しい♫
山形交響楽団では、古い作品では古楽器を使用しているそうで、そのせいか響きが柔らかい気がしました。
#全く的外れだったらどうしよう、と思いながら書いてみます🙈
「戴冠式ミサ」良かったです。合唱付きのミサ曲はスケールが大きい✨
ソプラノの老田裕子さんの歌声が美しく、聞き惚れました。歌い方の細やかさが素敵。好きな声楽家の方が増えました💓
ただ、予想外だったのが歌手の配置。歌手はオーケストラの前だろう、と思い込んでいたのですが、蓋を開けてみると、オーケストラの後ろ、舞台最後方の合唱団の前。
前方の客席だったので、オーケストラが壁になり、歌っている姿が見えない、ということに💦これは残念でした。次回から席選びは気をつけなければ。
休憩を挟んで、ニキシュの作品。
初めて聴いた作曲家です。ハンガリー生まれのドイツの有名な指揮者なのだとか。森鴎外がドイツ留学中に見て感動したオペラなのだそうです。タイトル通りトランペットが主役の叙情的な曲でした。楽団員の方かな?と思うのですが、素敵な演奏でした🎺
最後にいよいよブラームス「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」。
上野さんの演奏、小気味好い音や小さな音こそ美しく鳴り響いてるところとか、やっぱり素敵な演奏だなぁと思いました。ヴァイオリンの辻さんとの息が本当にぴったりで、お二人のやり取りがよく見えて楽しかった💓
ソリストアンコールは再び「魔笛」より。これも良かったです!チェロとヴァイオリンの掛け合いが楽しくて、もっと見ていたかったなぁ。。
あと、オーケストラの楽器配置が見慣れたものと違っていて、弦は客席から見て左から、1stヴァイオリン・コントラバス・チェロ・ヴィオラ・2ndヴァイオリンでした。また、合唱が入るためだと思うのですが、打楽器は右手後方でした。こんな形もあるのですね。
カーテンコール、撮影OKでした✨
このコンサートにはなんとさくらんぼ🍒と飴のお土産付き。追加のさくらんぼは当たりませんでしたが、お土産嬉しかったです。
オペラ、ミサ曲、協奏曲と盛りだくさん。とっても楽しい演奏会でした🤭