シンフォニーホール「山形交響楽団特別演奏会 さくらんぼコンサート2024 大阪公演」 | 美術館大好き!大阪・兵庫・京都・奈良へのお出かけ日記

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🎻コンサート記録



久々にチェロ・上野通明さんの公演🎻 しかもヴァイオリンとの協奏曲。珍しいですよね。声楽もありの豪華プログラムで、母とワクワクしながらコンサートへ向かいました。


[指揮] 阪哲朗

[ヴァイオリン] 辻彩奈

[チェロ] 上野通明

[ソプラノ] 老田裕子

[アルト]在原

[テノール]鏡貴之

[バリトン]井上雅人

[管弦楽] 山形交響楽団

[合唱]山響アマデウスコア、びわ湖ホール声楽アンサンブル、パナソニック合唱団


[プログラム]

モーツァルト:

 歌劇 「魔笛」K.620 序曲

 ミサ曲 ハ長調「戴冠式ミサ」K.317

ニキシュ:ファンタジー(オペラ 「ゼッキンゲンのトランペット吹き」 のモチーフによる)

ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 op.102


コンサートはモーツァルトからスタート。軽やかで楽しい♫ 

山形交響楽団では、古い作品では古楽器を使用しているそうで、そのせいか響きが柔らかい気がしました。

#全く的外れだったらどうしよう、と思いながら書いてみます🙈

 

「戴冠式ミサ」良かったです。合唱付きのミサ曲はスケールが大きい

ソプラノの老田裕子さんの歌声が美しく、聞き惚れました。歌い方の細やかさが素敵。好きな声楽家の方が増えました💓


ただ、予想外だったのが歌手の配置。歌手はオーケストラの前だろう、と思い込んでいたのですが、蓋を開けてみると、オーケストラの後ろ、舞台最後方の合唱団の前。

前方の客席だったので、オーケストラが壁になり、歌っている姿が見えない、ということに💦これは残念でした。次回から席選びは気をつけなければ。


休憩を挟んで、ニキシュの作品。

初めて聴いた作曲家です。ハンガリー生まれのドイツの有名な指揮者なのだとか。森鴎外がドイツ留学中に見て感動したオペラなのだそうです。タイトル通りトランペットが主役の叙情的な曲でした。楽団員の方かな?と思うのですが、素敵な演奏でした🎺


最後にいよいよブラームス「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」。

上野さんの演奏、小気味好い音や小さな音こそ美しく鳴り響いてるところとか、やっぱり素敵な演奏だなぁと思いました。ヴァイオリンの辻さんとの息が本当にぴったりで、お二人のやり取りがよく見えて楽しかった💓



ソリストアンコールは再び「魔笛」より。これも良かったです!チェロとヴァイオリンの掛け合いが楽しくて、もっと見ていたかったなぁ。。


あと、オーケストラの楽器配置が見慣れたものと違っていて、弦は客席から見て左から、1stヴァイオリン・コントラバス・チェロ・ヴィオラ・2ndヴァイオリンでした。また、合唱が入るためだと思うのですが、打楽器は右手後方でした。こんな形もあるのですね。


カーテンコール、撮影OKでした


このコンサートにはなんとさくらんぼ🍒と飴のお土産付き。追加のさくらんぼは当たりませんでしたが、お土産嬉しかったです。

オペラ、ミサ曲、協奏曲と盛りだくさん。とっても楽しい演奏会でした🤭