「加藤智大 個展 ”binary”」
「鈴木雅明 個展 Follow the Reflections」
加藤智大さんの作品が気になってギャラリーへ。
歩き慣れない南堀江のエリアを若干緊張しながら歩き、ドキドキしながら階段を昇って、二階のドアを開けました。
#大阪キタに慣れている方はこの感覚、分かっていただけるのでは😅
#ミナミはいまだに緊張する
まずは 加藤智大 さんの作品。加藤さんは1981年東京生まれ。鉄という素材を足がかりにいくつかのシリーズを制作されているそう。
なんといってもカッコいい!
頭部の立体作品、大きいです。鉄の素材感がぐっと迫ってくる。影の生み出す表情が素敵でした。錆びの出し方が違うのか、二点の色が違いました。
壁にかかった絵はぱっと見た感じ、鉄板に彫刻したように見えました。実際はそうではなく、絵の具に鉄を混ぜ込んで描かれているそうです。頭ではなるほど、と思うんだけど、固そうという感覚が抜けなくて不思議な気分になりました。
立体作品は空いている部分を脳が補完して繋がってみえる感覚が楽しい。もっとたくさんの作品を見てみたいです。
続いて 鈴木雅明 さんの作品。鈴木さんは1981年愛知県生まれ。人工の光をテーマにされているそうです。
あれ、写真なのかな?と思って近づきました。で、絵なんだと気づく。
雨の夜に車の中から見るような不思議な感覚。近いような、遠いような。特定の場所を描いているようで、そうではない、という感じがしました。
この二枚は同じ場所を描いたものだそう。左が20年前、右が今。
右の方の青白い光はLEDなんだとか。新作にはこの青白い光が多く描かれていました。人工の光にも移り変わりはあるんですね。そんなことを考えつつ。
不慣れな私に要所要所で解説をしてくださったギャラリーの方に感謝です。
初ギャラリー、行ってみて良かったです!