先週に続いてモンテカルロ・フィル 。
兵庫公演があることを知らずに、12月に先にチケットを手配してしまったのでした。結果オーライ👌先週とは全く違うオールフレンチプログラムです。
【出演】
山田和樹 (指揮/モンテカルロ・フィル芸術監督兼音楽監督)
藤田真央 (ピアノ)
室住素子 (オルガン)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
【曲目】
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 [ピアノ独奏:藤田真央]
サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 Op. 78, R. 176 「オルガン付」
いつも通り、全く予習なしで聴いてきました。
プレトークの後、一曲目は大好きなドビュッシー。
光のカーテンがそよそよ揺れるような煌めく旋律。牧神の夢うつつの微睡の世界がとっても美しい。コンマス(David Lefevreさんだと思う)のヴァイオリンソロの音色が素晴らしかったです。有名な方なのかしら。ものすごーく好みの音でした🎻
藤田真央さんのピアノ協奏曲はラヴェル。
なんともjazzyなラヴェル!楽しい♫
音の粒がはっきりしたラヴェルしか聴いたことがなかったけど、まぁるいラヴェルも素敵でした。丸い音がコロコロ転がって楽しい!そしてよく響きます。藤田真央さんのピアノは小さな音が何故あんなに響くんだろう。魔法みたいだなぁ、なんて思いながら聴きました。
山田和樹さんとのコンビネーションも最高で、今回の席では二人のアイコンタクトもばっちり見ることができて大満足です。
アンコールはグリーグ。もっと聴きたいなぁ、と思ううちに終わってしまいました。
休憩を挟んでサン=サーンス。
聴いたことはないはず、だったけど聴いたことありました。超有名曲みたいなので、どこかで耳に挟んだことがあるのかも。
#クラシックあるある
始まってすぐに、この曲好きー💓ってなりました。冒頭のざわめきのような弦楽器の旋律にゾクゾク。途中ピアノが入るのも楽しい。オルガンが入ると荘厳な雰囲気になりますね。
弦がつややかに響き、木管・金管楽器が次々に出てきて、多彩なパレット🎨から絵が描かれるよう。特にオーボエの音色が美しかったです✨ 色々な演奏会のメインプログラムになっているのも納得、華やかで美しい曲でした。次はパイプオルガンのあるシンフォニーホールで聴いてみたいな。
今回の席は三階席でしたが正面だったので、指揮がよく見えました。前回は見えなかったので、嬉しい。踊るような、時には突き上げるような指揮にオーケストラがぴたっとついてきているのが見ていて快感でした。
アンコールは初めて聴いたシュレッカーと前回と同じファランドール。今回は客席から打楽器が登場、大盛り上がりでした。
終演後はダッシュで帰宅したので、アンコール曲の掲示は見つけられず。
楽しかったです!来年には山田和樹さんxバーミンガム市交響楽団の演奏会があるそう。ぜひ行きたいと思っています。
<アンコール曲>
グリーグ:叙情小品集 第3集「愛の歌」op.43-5
F.シュレーカー:舞踏劇(ロココ)より第3番”マドリガル”
ビゼー:「アルルの女」第2組曲より第4曲 “ファランドール”