藤田美術館 | 美術館大好き!大阪・兵庫・京都・奈良へのお出かけ日記

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Instagramの内容とほぼ同じです。

お気に入りの美術館へ。今回はとっても好みのものが多かったです。テーマは「雲」「紫」「土」。



説明部分は美術館の解説サイトを参照しています。

 

●伝 野々村仁清「秋草鶉散紅葉絵共蓋火桶形香炉」 江戸時代、17世紀。

今回の一番のお気に入り。ころんとした形が可愛らしい印象の香炉です。葢と身の部分にあしらわれているのは源氏香の記号らしいのですが、該当するものはないのだとか。遊びで作ったのかな??

 

●「紫式部日記絵詞 第四段・第五段」 国宝。鎌倉時代、13世紀。



美しい〜保存状態が良く、紙の美しさも味わうことができます。国宝を間近で見て写真に残せる幸せ💓


●伝 土佐光起「源氏絵 第二帖 箒木」 江戸時代、17世紀。


絵と文字の配置がオシャレ。他の帖のものも見てみたい。

 

●「三彩駱駝・駱駝俑」 唐時代、7-10世紀。


ムキムキな駱駝🐫 展覧会冒頭にあり、存在感がありました😅

俑は死者と共に埋葬された副葬品。三彩は鉛を使った釉薬で、2色以上で彩られたものを指す。

 

●「人物俑」 唐時代、7-10世紀。

子どもの俑だそうです。佇まいが素敵。


女性の俑。これもいい感じ。


●「雲鶴青磁下蕪花生」 朝鮮時代、17-18世紀

左に傾いているのが気になる!何故?わざと?細工が凝っているけど、素朴な雰囲気。

文様を彫刻した跡に白土と赤土を埋め込み青磁釉を掛けて焼いた象嵌が施されている。象嵌模様は鶴と雲と菊花。「下蕪」は花生の形。


●「端反半使茶碗 銘 横雲」 朝鮮時代、17世紀。

銘がぴったりの柔らかな風合い。

半使茶碗とは、朝鮮通信使の通訳官が、渡航前に釜山の窯で作らせて日本に持ち込み、対馬藩に売った高麗茶碗のこと。


●「曜変天目茶碗」 国宝。南宋時代、12-13世紀。

やっぱりこれは外せないかな、と。形が端正で好み。控えめな照明でぎらつかず、美しかったです。


今回も美をたっぷりチャージ。また三ヶ月後に