山王美術館「横山大観・梅原龍三郎展」 | 美術館大好き!大阪・兵庫・京都・奈良へのお出かけ日記

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山王美術館のコレクションより、日本画家・横山大観と洋画家・梅原龍三郎の作品を紹介する展覧会です。



横山大観は何度か(山王美術館でも)回顧展を見たことがあったのですが、まとまった数の梅原龍三郎の作品を見たのは初めてです。

 

梅原龍三郎が渡欧した時に、自らルノワールを訪ねて教えを請い、交流が続いたというのを今回初めて知りました。常設展にルノワールの薔薇が描かれた絵があり、比べてみると、たしかに雰囲気が似ています。


●梅原龍三郎「牡丹黒天目壺」

●梅原龍三郎「牡丹」

●梅原龍三郎「薔薇図」

●梅原龍三郎「ブロンズと牡丹」


展示室には花瓶にいけた花の絵が何枚もあって、それがとても素敵でした。赤が抜群に可愛い。すっかり梅原龍三郎の花の絵のファンになってしまいました💕


●梅原龍三郎「軽井沢風景」

●梅原龍三郎「金櫻山」



横山大観の絵は、やはり富士山🗻が好き。


●横山大観「日本心神」

●横山大観「不二霊峰」


スタイリッシュな山頂の形と、それを生かす最低限の描写。品があり、美しいなぁと思います。靄に包まれた竹林の絵も美しいと思いました。


●横山大観「竹林」

常設展も充実。黒田清輝が6点、小磯良平が9点出ていて、ミニ企画展状態。黒田清輝の絵はぱらぱらとしか見たことがないから、もっとたくさん見てみたい。小磯良平の描く婦人像は、やはり気品にあふれていました。安井曾太郎の力強い絵も気になりました。

 

このところ、日本画の特別展が多くて、それを楽しんでいたのですが、久しぶりに見ると洋画もいいなぁ、と。山王美術館の次回展は印象派。楽しみです。

 

#心落ち着く美術館

#好きな絵が必ず見つかる💓

#火曜日・水曜日休館