神戸文学館 | 美術館大好き!大阪・兵庫・京都・奈良へのお出かけ日記

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#ぶらりお散歩・春日道

⛪️レトロ建築巡り

 

旧ハンター住宅の次は、王子公園内の神戸文学館へ。私の好きな教会建築です。

 


神戸文学館は、明治37(1904)に関西学院の礼拝堂として建てられ、1929年に学院が西宮市・上ヶ原に移転するまで使われていました。設計はM.ウィグノール。

神戸大空襲で大破しましたが修復され、図書館分館などとして使われた後に外観を原状に回復。現在は文学館として使用されています。



この建物は、大きなアーチ状の梁を組んで屋根を支えているのが特徴で、神戸市内最古の木造教会建築なのだそうです。



創建時、学院のあった原田村一帯は人家もあまりなく、現・王子神社(通称・原田神社)の神域の松林が広がることから「原田の森」と呼ばれていました。関西学院は神社と神域を囲むようにしてキャンパスを形成していたようです。

文学館で配布している「神戸文学館の風景」という資料や関西学院のHPを見ると、原っぱの中に突然現れる煉瓦の建物は、相当ハイカラで強い印象を与えたのだろうと想像できます。

 








文学館では、明治から現在にかけての神戸ゆかりの作家の紹介がされ、資料や愛用の品と一緒に紹介されています。神戸周辺の生まれとは知らなかった作家も多かったですし、一時的に滞在したり作中に描いたという作家の中には意外な人もたくさんいました。

#知らない作家も多かったです🙈

 

文学館を見た後は、向かいにある原田の森ギャラリーへ向かいました。

 

公式HP

http://www.kobebungakukan.jp/