🏝沖縄旅
#建物探訪
何回見ても素敵なOkiMuの建物をご紹介。
沖縄県立博物館・美術館は、老朽化した博物館の建て替えと美術館の新規開館を目的に2007年に開館しました。設計は石本建築事務所と二基建築設計室。
ゆるやかな曲線を描いて広々とした敷地に悠然と聳え立つ様は、現代の城(グスク)のよう。
なんとなくその様に思っていましたが、改めて調べてみると、沖縄のグスクをイメージして設計されたようです。美しい建物ですが、実は県の財政悪化の為、当初の予算の半分にまで削減された為に大幅な設計変更があり今の姿になったのだとか。当初の外壁は琉球石灰岩を使う予定でしたが叶わず、白セメントに琉球石灰岩を砕いたものを混ぜ、さらに表面を削ってラフな感じを出したそうです。こうした創意工夫のおかげで、こんな美しい建物を見ることができるのですね。
(「タイムズ住宅新聞ウェブマガジン」より)
入り口の反対側より。グスクっぽい曲線、白い壁、パンチングされたような穴、カッコいいです。パンチングがあるので、軽やかな雰囲気。
少し離れた場所から。まさにグスクの形。グレーっぽく見え、堅固なイメージ。
正面入り口。
グスクのように門をくぐって入る。くいっと上がった屋根が素敵✨
細かい穴が強い太陽光を遮ってくれる
建物の中、中央のホール。正面から入って左半分は博物館、右半分が美術館となっています。
美術館の屋外展示を2つ。
●ゴヤ・フリド・エドワルド「太陽と次のロマンス」
●能勢孝二郎「CONCRETE AND STEEL」
この彫刻好きです!沖縄各地に能勢さんのパブリックアートがあるみたい。見に行ってみたいです。
博物館の屋外展示、載せきれなかった💦 というわけで、常設展と併せて次の投稿に続きます。