藤田美術館 | 美術館大好き!大阪・兵庫・京都・奈良へのお出かけ日記

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大阪・兵庫・京都・奈良へのお出かけの日々をメモ。美術館・博物館や神社仏閣、舞台やクラシックにも興味あり。その他興味があることはなんでも。

Instagramの内容とほぼ同じです。

3ヶ月ぶりに藤田美術館へ。

古美術が好きなので、全部が展示替えになる3ヶ月に一回チェックしています。

(展示内容は1か月毎に1/3を入れ替え)


まずは隣接するお庭をぐるり。


旧藤田男爵邸の庭園が藤田邸跡公園になっていて、美術館に行かなくても自由に出入りできるようになっています。門が立派で素敵なのですが、今回写真を撮り忘れてしまいました💦


三月中旬はこんな感じでした。


ウェディングフォトを撮っている方も見かけました😊


お庭で癒されてから隣接する美術館へ。

今回は特に青磁の美しさに心惹かれ、好きであることを再確認しました

 

心に残ったものをメモ📝 解説は美術館の解説サイトより。

 

●青磁一閑人平水指


裏から見るのも楽しい


明時代、17世紀。縁から笠を被った人が覗きこんでいる。日本ではこういった意匠は世俗から離れた暇のある人が井戸を覗く姿とみなされ愛好された。

 

●高麗青磁平茶碗

高麗時代、12世紀。この美しい色は「翡色(ひしょく)」というそうです。

 

●砧青磁浮牡丹龍環耳花入

元時代、13-14世紀。砧(きぬた)青磁とは、南宋時代に龍泉窯周辺で焼かれた青磁で、その色が愛され日本では最上とされた。

 

●能装束長絹 藤熨斗桜草文


江戸時代、18世紀。青い絽の生地。長絹(ちょうけん)とは、前身頃と後身頃を縫い合わさず、羽織るようにして着る能特有の装束。舞を舞う女や、悲劇の主人公である平家の武将など優雅な雰囲気をもつ役に用いられるそうです。

 

●古代裂帖

白地蓮文辻が花染残闕 桃山時代、16世紀。「絞り染めの世界」展で気になっていた辻が花をタイミング良く見ることができました。

 

●雪村「中釈迦左右梅竹図」より中幅

室町時代、16世紀。流れるような筆致と釈迦のポーズが気品があって素敵。

 

●一遍上人像

南北朝時代、14世紀。一遍上人は鎌倉時代に活躍した、踊り念仏で知られる時宗の開祖。浅黒い肌、長い頭、ほりの深い顔立ちが一遍の肖像の特徴だそう。


美しいものを見れて勉強にもなって今回も満足。また三ヶ月後に来ます😊